「この本はどうして売れなかったのか」探偵団

探偵団の推理 [コラボエリア]

エピソードの総文字数=2,813文字

探偵団としてコラボ参加する方はこちらに書き込みをどうぞ! 素の自分で書いてもいいし、キャラに語らせてもいいわよ!
私たちもお邪魔させてもらうこともあるかも!
男の素人感想ですが、

コンテンツ毎の簡単な紹介が欲しいなと思いました。

しゃりおっとさん、いらっしゃいませ~! 早速の参加ありがとう! なるほど、各ショートショートのタイトルだけでは中味まではよくわからないので、今一歩購入に踏み出せないと言うことかしらね!
ほむ子ちゃんは本を読まないし買わないので、こうやって探偵団のみんなから「本を読む人や買う人の気持ち」を勉強してるンダネ!
①「催眠ごっこ」と受ける印象が違う点としては、「具体性が伝わってこない」でしょうか。

どういうものか、もっと言えば誰向け(何が好きな人向けの話なのか)がわかりづらくなっているかとは思いました。


具体的に言いますと、以下冒頭4文。

ちょっとエッチでハイセンスな大人のセクシー・ショートショート11篇。
おとぎ話、ラブコメ、サスペンス、ライトノベル、ラブレターなど。「性と愛」を巡る様々な題材に、笑って、泣いて、
感動して、ほのぼのとして……鏡のように読者の心を映し出す、不思議で愛しい珠玉の短編集。
――これらの作品はあなたの想像力を以て完成される。


ここから読者に伝わってくる具体的な情報は、

「セクシー」「短編集」

だけです。他の語句がなくても、読者が受ける印象はほぼ変わりません。

厳しいことを直球で言いますが、この説明文は何も言っていないのに等しい単語(「ハイセンス・想像力」)や、同義の語句(「ショートショート・短編集」「ちょっとエッチ・セクシー」)などで埋められています。

説明文は商品の貴重なアピールスペースなので、勿体無い使い方だと感じました。

一方の催眠ごっこは、そのへんが良く出来ていたのではないか……という仮説です。



②また、オムニバス形式の短編集というコンセプトが弱いとは思います。


電子書籍購入においてはクレジットカード決済で手軽なので、同一価格帯(まあ千円以下ぐらい)であれば値段や文量で購入を決定する人はまずいないと思います。

よって企画としてオムニバス形式短編集を出すのだとしても、(文量が少なくなってもいいので、)一つのジャンルに沿った短編集という形が良いのではないでしょうか。

重要なのは「これを読むことで、どのような快感情(エロにかぎらず)をもたらすのか」という点だとは思います。

現代の娯楽においては、お金よりも時間をどう奪い合うかですので、「時間を使いたいと思うぐらい個人に刺さるもの」が重要ですし、また電子書籍という膨大且つ宣伝力が低い市場で戦うならなおさら、「特定ジャンルを求める飢えた読者が、どうしても欲しくて探し出すもの」が必要だとは思います。

検索ワード的な話にもなりますが、そのように「具体的な何かを求める、誰かのための作品」というコンセプトが必要になるのではないでしょうか。

見た目で何の本かわかりません。

小説で検索していれば、もしかしたら小説なのだろう……と推察してくれればいい方です。


電書はサムネが命です。そしてサムネとタイトルで釣れなければ終了です。

表紙からなんとなくセクシャルな雰囲気は伝わってきますが、分かるのはそれだけです。細かい字はサムネ状態ではまず読まれないし、読めても謎過ぎてさっぱり内容がわかりません。むしろ、何かの謎解きクイズなのかもしれない、とターゲットに敬遠されると思います。

タイトルからもほとんど情報が得られません。

女性向けであることのみわかります。この時点で商品ページを開いて内容を確認するに至らないと思います。

で、商品ページの細かい文字、商品情報を読んで、はじめてこの書籍が短編集であることが判明します。しかし、最初に「女性向け、セクシャルな短編集」であることが伝わらなければ内容を確認されることもありません。

というわけで、この本は、売れたらおかしいという判断になります。

内容については読んでいません。

滝口流先生、いらっしゃいませ~! なるほど、具体性、そして電子書籍という商品(市場)の特性を考えた際の、そもそものコンセプトの弱さですね!

決裁が手軽なので、値段よりも「得られるもの」をユーザーは重視しているのではないかという視点……私は本を買わないから気が付かなかったわ!
「具体的な何かを求める、誰かのための作品」というコンセプト……これは、とても攻めた姿勢のように感じますが、それがより求められる市場ということですね。
あと、推理のことではないけど、「比較的売れてるほうとも比べてみる」というのは、とても合理的なアプローチですね。せっかく二冊あるんだもの!
東雲飛鶴様、いらっしゃいませ~! なるほど、「電書はサムネが命」そして、タイトルからも情報が得られていないのではないか、と。
確かに、表紙やタイトルに「短編集」って入れちゃってもいいよね~!
少々心配になったのでもう一言。

ターゲットは広げすぎないほうがいい気がします。

理由はめんつゆと同じです。

万能和風調味液として使えるけど、なんでもといわれると迷った挙げ句買ってくれません。

用途が多い=わかりにくさに繋がります。

中身が同じでも用途毎にパッケージを変えてあげる方が結果的に消費者に親切ということもままありますよね。(実際は不親切なんですが)


まあそういう話で。

なるほど、早まっちゃ駄目よ、黒名さん!(笑) よくよく考えてね!
ターゲットについてじっくり考えてみるズラよ!
解説を書かせていただいたももはです。

あまり自信はないのですが、思ったことがあったのでちょっと……。

私はこの作品の、もやもやとしたぼんやりエッチな不思議テイストが以前から好きで、だからこそ解説も大喜びでさせていただきました。

でも、自分が普段「今日はぼんやりエッチな作品を読んでもやもやしたいわ〜」などと考えながら作品を探すことは絶対にありません!

あくまでも、これまでの他の作品などを読んで黒名さんという作家さんへの信頼があったから読もうと思ったのだし、楽しめた訳で……そうじゃなければ手に取っていないのだと思います。

そう考えると、もともと販売するのには難しく、もっと工夫が要る作品だったのだなあと改めて感じます。

作品紹介で内容を分かるようにするのは大切なことだと思いますが、こういう作品は何か別のアプローチが必要なのかなと思いました。それが何かと言われると困るのですが……。

あとは推理お願いします!

ももはさん、いらっしゃいませ~! この本の解説を書いていらっしゃる方ですね。

なるほど、作者をよく知らなければ手に取ろうとは思わない作品……そういうものを商品化するにはひと工夫もふた工夫も要るのかもしれませんね。
別のアプローチ……どんなのがあり得るんだろうにゃ!

  • ツイート
  • ツイート
  • シェア
  • LINEで送る

ページトップへ