テキスト作品詳細

嘘つき曲馬団

61|ミステリー|完結|9話|16,579文字

レトロ, 大正, 探偵, サーカス, 考察系

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【やって来た】

【ジェントル曲馬団がやって来た】


――では、よろしいか。

演者の面々を御覧じよ。

馬術芸者の馬夫人とその夫、青毛馬のロッポン!
三ツ首道化のヒィ、フゥ、ミィ! 
軽業師のキャット兄弟、次郎と三郎!
当曲馬団随一の花形、ナイフ投げのツラヌキお巻!

そして、嗚呼! 哀れなり、謎に満ちた死を遂げしスマヰルお千代!
この幼い少女は、お巻の相棒。ナイフ投げの的だった!

――皆を率いる団長はこの私、ジェントル曲馬と申します。
――そこな坊っちゃま、初めまして。長い付き合いになるやもです。
――どうぞ、お見知りおきを。うっふっふ。



※【第柒幕】(だいしちまく)は欠番です


・こちらは電子書籍発行集団「竹の子書房」より2012年に刊行されたものの原文です。
 電子書籍版は実話怪談作家のねこや堂さまにより、
 旧漢字、旧仮名遣いの魔法をかけていただきました。
 装幀、表紙絵、挿画等大変凝った美しい作りです。
 無料でご覧いただけます。

もくじ

登場人物紹介

甍部滋比古(いらかべ しげひこ)

少年。甍部海運の長男。学校にも行かず悪所をうろつき、父親に反抗しているつもりだが、実際は街の顔役である父の七光と財布に助けられ、ぬるま湯の中でグレているだけの甘えん坊。

自分はものすごく頭がいいとうぬぼれている。

ジェントル曲馬(ジェントル きょくば)

金の巻き毛とカイゼル髭がトレードマーク。

流浪のサーカス、ジェントル曲馬団の団長。サーカスを名乗ってはいるものの、その出し物は大道芸と大差ない。

容姿物腰全てにおいて芝居がかった、胡散臭い人物。

小説情報

嘘つき曲馬団

黒実操  @kuromimigen

執筆状況
完結
エピソード
9話
種類
テキスト作品
ジャンル
ミステリー
タグ
レトロ, 大正, 探偵, サーカス, 考察系
総文字数
16,579文字
公開日
2018年08月06日 00:22
最終更新日
2018年08月13日 21:37
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作者プロフ

黒実操  @kuromimigen

黒実操(くろみみさお) 略称クロミミ

一次創作、オリジナル専門にお話を書いています。
怪奇だったり謎々だったりするお話や、
大正・昭和初期の日本を舞台にした不思議な話、変格探偵小説、
そして童話的な異国もののお話を書くのが好きです。

ツイッター @kuromimigen
電子書籍発行集団「竹の子書房」所属

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