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これらの掌篇は死者のための小説、かもしれません。 もともとお話、というものは、死者の鎮魂のために語られるものだったのかなぁ、などと思うことしばしば。あくまでも個人の偏屈な考えにすぎませんが。 なので亡くなった方にこそ、聴かせてあげたい怪談とか、童話があると勝手に思っているのです。 というわけで、読み切りの掌篇集を編むことにしました。少しづつ、無理しないペースでみずからの魂が納得できることのみを探究します。 それぞれのエピソードを、金羊毛をもとめて出帆するアルゴ号のクルーにたとえました。『掌篇の小さな函』とでもすべきタイトルを、敢えて奇を衒い、『アルゴナウタイ』としました。乗組員たち(各エピソード)の、短くもささやかな冒険をお愉しみください。 そしてこれらは、作者個人の独善的な妄想、中二病的な実験小説、エッセイめいた夢語りにすぎません。 --が、あなた様(この世にいない人ふくむ)のこころを少しでも潤す、神秘のネクタル(nectar)たらんことを祈り、筆をすすめることに致します。 では、黄昏の国にむけ、わが心のイアソンとともにアルゴ号を出発させましょう。 ※各エピソードごとに、それぞれ読み切りの独立したお話となっています。 ※イラストはすべて『イラストAC』からお借りしています。

45|ファンタジー|連載中|3話|5,652文字

2018年01月07日 11:23 更新

ホラー, 掌篇, 幽霊, 日常, SF, 実験小説, エッセイ, 幻想, 怪奇, やや実話

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