作品詳細

ペイガニズムの倫理と資本主義の精神 ――浪人ですが東インド会社に就職しました――

448|ファンタジー|連載中|38話|176,261文字

ファンタジー, 歴史, 魔女, 奴隷, ダークファンタジー, 帆船, ややグロ, 東インド会社, 宗教, 17世紀, キリスト教思想, 聖書ラノベ新人賞

異端、狂人、奴隷、罪人。人買い、盗人、魔女、狂信者。
この世にはびこるあらゆるクズが、極東の海に跋扈する。

ここは金と欲望の街、混沌の都「マスリパトナム」。
名誉と財産、生贄とスパイスを求めて、魔女団《カヴン》を乗せた船は征く。


【あらすじ】
どんなクズでも「神様は見ている――」。
いつかバチカン公会議が辿り着く「見る神」の表象に、日本人奴隷の侍が挑む物語。

主人公・伊織介は、日本人奴隷の一人。宣教師に騙され、奴隷としてオランダに売却された少年である。剣奴として海戦に駆り出された伊織介は、戦いの最中に魔女ル=ウと出会い、命を救われる。以来、伊織介は魔女の下僕として付き従うことになってしまった。

ル=ウは、混沌の都マスリパトナムで魔女団《カヴン》を営む商売人であった。伊織介は自身の身分を買い戻し、キリスト教の勉強をするために渋々ル=ウの商売に協力することに。
そんな折、大口の仕事がル=ウの元に舞い込む。依頼主は東インド会社。その内容は、とある「アイルランド人の神父」を追え、というものだった。ところがこの神父、歪んだ救世主願望を持つ叛逆者。強大な艦隊を味方につけた神父に、伊織介たちは僅かな戦力で挑むことになる。

レビュー一覧

満を持してのラスボス

この作品は聖書ラノベ新人賞の応募期間の初期から連載されていた作品です。 レビューで他の作品を挙げることを謝罪しなければなりませんが、神楽坂らせんさんの『もしも敬虔な女子高生が〈神は死んだ〉のニーチェ作『ツァラトゥストラ』を読んだなら』と勢いが拮抗するほどの人気作でした。 実際、テキスト作品ランキングで長期にわたって上位をキープしていました。 第四章の書き終えた段階で一ヶ月ほど、間が空き、いわゆるエタったのかと不安になっていました。 しかしついに第五章に入りラスボス(と思われる)である神父 ... 続きを見る

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