チートなガチャ運でVRMMOで無双する!?~没入型MMO「ラスト・オンライン」

第百七話『騎乗 - ライディング』

エピソードの総文字数=1,203文字

顔で手を振りながら
2017/06/14 11:08
「ごきげんよう皆さん」
2017/06/14 11:08
と通り過ぎていく奈緒子。
貴族のような振る舞いの奈緒子を気にしつつも
やっと乗れた僕は、エスメラルダの歩をゆっくりと進める。

すでに魔法使いの少女、奈緒子とは一周の差が付いている。サラはまだスタート地点にいる、というか暴れていたので、むしろマイナスくらいの位置にいる。

少年は、サラがシルバーではなくシャルロッテと呼ぶようになったことによって、気を許したのか、乗り方を教えにいったようだ。

馬と、反対方向を向いて、あぶみに足をかけ、くるっと回転して乗るのが見えた。サラも基本を習得したようだ。最初、彼女は自分の超人的な身体能力を活かして、ジャンプして乗っていた。
2017/06/14 11:08
「はい、ゆっくり、進んでください!」
2017/06/14 11:08
と、少年に基本を習うサラ。
少年がゆっくり、シャルロッテを引きながら進む。
そして、途中から手を離す少年。
2017/06/14 11:09
「こんな感じ?」
2017/06/14 11:09
とゆっくりシャルロッテの歩を進めるサラ。
一定のタイミングでサラの頭も上下する。
2017/06/14 11:09
「あ、かなりいいですね、その感じで慌てずゆっくり進んでください」
2017/06/14 11:09
と、少年が丁寧に伝える。慌てるとまた落ちてしまうのだろう、自分の行動がめちゃくちゃ速いサラにとっては、大変だろうな、と思いながら見ていた。
2017/06/14 11:09
「よっ!よっ!よっ!」
2017/06/14 11:10
と、馬の歩みに合わせて声を出すサラ。コツを掴んできたようだ。やはり、運動神経が半端ない。なんでもすぐ出来るようになってしまう。

出来てしまえば楽しそうだ。
2017/06/14 11:10
「どうだー、ジュン!!すごいだろー!!」
2017/06/14 11:10
と笑っている。
2017/06/14 11:10
「ちゃんと前向いてください」
2017/06/14 11:10
と少年に怒られるサラ。
2017/06/14 11:10
「す、すいません・・・」
2017/06/14 11:10
と謝るサラ。
いつものサラらしくなってきた。

僕もゆっくりと、エスメラルダの歩を進める。やっと、奈緒子と並走する。
2017/06/14 11:10
「あ、ジュンさんかなり上手になりましたね!」
2017/06/14 11:10
と笑顔で言う。そう、すでに二周差はついているけど。
2017/06/14 11:10
「先に行っちゃいますね」
2017/06/14 11:11
と、奈緒子は行ってしまった。
並走できたのはわずか数秒というところだった。
そして、奈緒子は 10周まわってゴールした。

僕とサラは、五十歩百歩というところで、ゆっくりと、トラックを回っている。最初の頃のように、あっちにいったり、こっちにいったり、落ちたり、ということはなくなっていた。

そう、かなり上達していたのだ。
2017/06/14 11:11
「到着到着!」
2017/06/14 11:11
と奈緒子がゴールで出迎えてくれた。
可愛らしく、胸の位置で小さく拍手をしている。
2017/06/14 11:11
「おふたりとも、初めてなのに凄いです!!」
2017/06/14 11:11
と奈緒子は笑顔でそう言った。
2017/06/14 11:11
「うん、ほんとに大変だったぁ」
2017/06/14 11:11
たしかに、こんなに苦戦しているサラを見るのは初めてかもしれない。

ついに僕らは「騎乗 - ライディング」のレベル1を身につけた。
2017/06/14 11:11
「これからは、レベル1の乗り物なら、乗ることが出来ます。例えば馬とかゾウとかです!」
2017/06/14 11:11
「やったぁ!!」
2017/06/14 11:12
サラが心の底から喜んだ。
2017/06/14 11:12
「ゾウ!?」
2017/06/14 11:12
僕と奈緒子が驚く。
2017/06/14 11:12
「どんどんレベル上げて竜に乗ろう!」
2017/06/14 11:12
サラが初志を思い出し微笑んだ。
2017/06/14 11:12

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