マジカルミュージック

音楽の女神のセレナーデ②

エピソードの総文字数=1,659文字

    歌音たちの演奏は、観客をも魅了した。心を閉ざしていた観客たちの心を開くように……。紡ぎ出されるメロディーとリズムは、確かに観客の心に響いていた。

    しかしだ。歌音は、納得していなかった。

    音楽の女神と言われている歌音が作り出しているには、ちっぽけすぎて……と思っている。まだまだ改善は必要なようだ。

    このまま、世界から音楽がなくなってしまったら……と思うと歌音は、何のために生きているのか意味を失ってしまう気がした。


2017/07/29 14:40
皆さん、お疲れさまでした。お客様も納得してくれてよかったです
2017/07/29 19:12
皆、お疲れ様。鈴鹿さんもよく頑張ったわね。今日は、皆で宴をしましょうか♪
2017/07/29 19:13
たまにはいいですね。まだまだ僕たちには、他人との交流が足りていないので、この機会に他の人を知る事ができますね
2017/07/29 19:14
賛成です♪    あたしももっと皆のこと知りたいわ♪
2017/07/29 19:15
    歌音たちは楽器を片付けた後、いつも使用している教室の机を移動させ、皆が座れるようにレジャーシートを敷いていった。
2017/07/29 19:16
    一成と亜里沙が買い出しに行っている間に歌音は、里紗に声をかけられた。里紗は不満そうな表情を浮かべ、歌音を見上げていた。里紗は、松葉杖をつきながら歌音を長椅子へと移動を施した。

    歌音は、長椅子に座ると里紗は困ったように話を始めた。

2017/07/29 19:18
私は、歌音さんに物申したいことがたくさんあるんですけど……
2017/07/29 19:23
いきなりどうしたの?    里紗が私に話しかけてくるなんて……
2017/07/29 19:24
私、歌音さんの音楽についていけないです。昴くんも言ってました。だから、他の人たちも歌音さんの作り出す音楽世界を認めたくないって……。認めている人たちは、きっとあなたに助けられて歌音さんの音楽世界に共感したのは分かります。しかし、私には辛すぎます
2017/07/29 19:25
ちょっと待って!!    どういうこと?!
2017/07/29 19:29
そのままの意味です。あなたには、これ以上は行動させないために私は、あなたの作り出す音楽世界を批判します!!
2017/07/29 20:29
批判してもいいわよ、里紗。あなたは、結局は私を認めざるをえなくなるんだから……
2017/07/29 20:30
何を根拠に言っているのですか?!    私に勝負を挑む前に、朝比奈くんと松原さん・國山くんたち数名を認めさせてください。私は、歌音さんがどのようにして残りの人たちを納得させるか見物させていただきます。歌音さんは、どのようにして私と昴くんを認めさせるのかを……


2017/07/29 20:32
分かったわ。私は、決して屈しないわ。里紗を必ず認めさせる音楽を作り上げるわ。私も色々と学んだから、攻略の仕方ぐらい分かってきているわ
2017/07/29 20:38
私は、少し高みの見物をさせてもらいますわ。それじゃあ、もうすぐ始まるけど私は帰ります。無駄な時間は付き合いたくないので……
2017/07/29 20:40
    里紗は立ち上がり、教室を出ていった。

    松葉杖をつきながら、教室の外を歩く里紗は、

2017/07/29 20:43
私は、誰にも勝てない。負け犬の音楽は、いらない。私がいない方が、皆楽しめるわ
2017/07/29 20:44
それは、間違ってるよ
2017/07/29 20:46
昴くん
2017/07/29 20:46
里紗は、一体誰と勝負してるの?    俺には、理解できないんだけど?
2017/07/29 20:47
昴くんには関係ありません。昴くんも歌音さんの作り出す音楽世界に納得してないのも分かります
2017/07/29 20:47
俺は、周りに合わせてるだけ……。でも、最近歌音さんの味方が増えてきている。だから、そろそろ強がって歌音さんに刃向かうのも潮時だと思う
2017/07/29 20:48
まだです。朝比奈くんと松原さんや國山くんたち数名が妨害してくれると思います。私はまだ諦めきれないです。必ず弟に勝って、家族を認めさせる。私は、昔みたいな生活を望んでいるの。そうならないなら、私は死んだ方が楽なのかもしれないわ……
2017/07/29 20:50
里紗。やっぱり歌音さんに……
2017/07/29 20:52
やめて!!!!
2017/07/29 20:53
    里紗の否定に、昴は何も答えを返すことが出来ない。

    里紗は、滅多に声を発しないが、昴もこんなにも大きくと凛としている里紗の声を聞いたのは初めてだった。

    昴はそのまま里紗の背中を見送る。

    何も出来ない昴は、

2017/07/29 20:53
歌音さん……俺たちを助けて……。里紗を解放してあげて欲しい……
2017/07/29 20:56
    昴は複雑な気持ちだが、歌音の助けを借りたいと思ってしまったのであった。
2017/07/29 20:57

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