チートなガチャ運でVRMMOで無双する!?~没入型MMO「ラスト・オンライン」

第百三十六話『半透明のモンスター』

エピソードの総文字数=1,230文字

「ぎゃ~~~!!!!でた〜〜〜〜!!」
2017/08/11 17:42
珊瑚以上に大きな声で、サラが叫んで走りだした。
2017/08/11 17:42
「あははは、全然大丈夫じゃないじゃん!」
2017/08/11 17:42
と僕は、サラを見て笑った。
こんなとこなんじゃないかな、と密かに思っていたのは内緒だ。

さて、思ってたより大変なクエストになりそうだ。
2017/08/11 18:34
「さっきまでの自信はなんだったの?」
2017/08/11 18:34
と、僕が笑いながらサラに聞く。
2017/08/11 18:34
「だって、現実の世界にはお化けなんかいないし!全然怖くないって思ってたんだよ!!」
2017/08/11 18:34
とサラが言う。
2017/08/11 18:35
確かにそう言われればそうだ。
実際の世界にはお化けなんかいない。
と言うと特定の層のマニアには怒られそうだけど・・・。
2017/08/11 18:35
「でも、実際出てきたら、めちゃくちゃ怖かった!!」
2017/08/11 18:35
とサラが続けて説明した。
2017/08/11 18:35
「なるほど、それは確かにありえるね。VRはホラーと相性いいしね。」
2017/08/11 18:35
「そうなんですか?確かに、すごく怖いですね!」
2017/08/11 18:35
と魔法使いの美少女奈緒子が聞く。
2017/08/11 18:35
「うん、ヘッドマウントディスプレイで視界は閉じられてるし、ヘッドフォンで聴覚も独占されてる、さらに『バーチャルウォーカー』なら触覚まで独占してる。これは確かに相性がいいよね」
2017/08/11 18:35
「確かに!そういうことだったんですね!」
2017/08/11 18:36
と奈緒子が相槌を打つ。
2017/08/11 18:36
「あとは温度とかコントロールできるともっと怖くできるかもしれないね。マニアな人だったら、クーラーと連動するような改造してるかも」
2017/08/11 18:36
と僕が言う。

ゲームは昔からいろいろな改造をしている人がいて、格闘ゲームと電気マッサージ器を連動させて、ダメージを受けると、実際にビリビリする、というような改造をしている人がいるのだ。
2017/08/11 18:36
「あー!それは怖そうですね!」
2017/08/11 18:36
と奈緒子が言う。

お化けが怖くなくても、暗くて、寒くて、大きな音がしたら誰だって怖い。
2017/08/11 18:36
「それはそうとして、ちょっと、サラを助けよう!」
2017/08/11 18:36
と僕が言って剣を構える。

SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」だ。この最強の剣には最強のスキル『疾風』が付いている。
2017/08/11 18:36
「サラと珊瑚!少し下がって!」
2017/08/11 18:37
と僕が叫ぶ。

その声を聞いて、サラと珊瑚が後ろに跳びはねる。
2017/08/11 18:37
「怖がっててもちゃんと動けるみたいだね、良かった」
2017/08/11 18:37
と言いながらスキルを発動させる。

キイイイィィィン、と「 神の剣 -デュランダル 」に光が集まる。
2017/08/11 18:37
「『疾風』!!!!!!」
2017/08/11 18:37
僕がそう叫びながら、斬撃を繰り出した。
光の斬撃が空気を伝って、半透明なモンスターに向かっていった。
2017/08/11 18:37
「あ、当たりましたね!!」
2017/08/11 18:37
と奈緒子が言う。
2017/08/11 18:37
「いや・・・」
2017/08/11 18:38
と僕が言う。
そう、そのことを予測して、剣を繰り出していたのだ。

光の斬撃は、その半透明のモンスターを『すり抜けた』!!

そして、『疾風』はその後ろにある岩を破壊したが、反透明のモンスターは無傷だった。
2017/08/11 18:38
「そんな!!」
2017/08/11 18:38
と奈緒子が言う。

そう、そのモンスターは、『最強の斬撃』つまり当たったものには、必ずカウントストップの「99,999」のダメージを与えていた、SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」の『疾風』をすり抜けたのだ。
2017/08/11 18:38
「これは手ごわそうだね!」
2017/08/11 18:38
と僕は笑った。
2017/08/11 18:39

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