【開催終了】第四回オンライン座談会【小説新人賞の受賞はホントに簡単!】

オンライン座談会 会場 Part2

エピソードの総文字数=14,920文字

お待たせしました、Part2会場を用意しました。

以降はこちらにてお願いいたします。
どうぞよろしくお願いします。

2017/03/17 10:30

> これは断言しますが、予選落ちをするような作品は、ほぼ間違いなくこの「履歴書チェック」をすると、書けなくて立ち往生します。

ありがとうございます。

> 履歴書を作ってみると、「主人公は長編をささえられるような人物ではなかった」とか、そんなことがわかってきますし。
> 「どこにも欠点がないけれどなんとなく面白くない」という場合に、点検するのにはいい方法で、万能なものではありません。

この点と絡めて考えると、「キャラクター性が弱い」ということになってくるのでしょうか。理屈上はきちんと成立している、日本語もしっかりしている、物語としてちゃんと読める。でも落ちるのはキャラクターが弱いからだ、みたいな。

2017/03/17 10:37

> また、小説の執筆は鬱病を誘発することがあるので、精神科や心療内科の受診歴を確認します。受診歴がある場合、鈴木の側では病状がわからないので、かかりつけの医師に「小説を書いていいかどうか」を確認してもらうことにしています。

ああ! これは岡田さんへの個別的対処というよりは、既にシステム化された一環だったんですね……。おれは、人からアドバイスを聞かれた時に(岡田さんに聞かれた時にも)もちろんこんな気遣いをするという概念がなかった……。

これは鈴木先生がアルコール依存症になっていた経験から得たものなのでしょうか。
それとも受講者に実際にトラブルが発生したとか?

2017/03/17 10:38

鈴木先生にお聞きしてみたいことは色々あるのですが、まず大きなところから。

たとえばぼくらが小説講座を開いてみるとしたら、どのような点に注意すればいいでしょうか。また、そもそも事業としては成立しないからやめておけとか、そういうアドバイスでも構いません。

つまり創作を教えるということを、事業として成立させることができるかどうか、今までのご経験からご意見をお伺いしてみたいです。

2017/03/17 10:37

よろしければ、小説講座を長らく運営されていた新木さんも、小説講座は事業になりえるのかどうか、ご見解などを教えてもらえればと……。

2017/03/17 10:41

> 1)受講生の作品はいじらない。
> 2)受講生がやりたいようにする。
> 3)受講生のやることにNOといわない。

この点について、もっと教えて頂けませんか。

というのは、おれも人にアドバイスをしてた時期があったんですが(創作相談/1時間3000円)、作品を読んで色々と助言をするんですけど、たいていは「相手が何をやりたいか・何を表現したいか」を聞いてから、「それを実現するためには何が必要か」というのを結構内容面まで踏み込んで色々提案してたんですね。

「やりたいことが**なら、それならこういう要素がいるんじゃないかな。だとしたら時代設定もこの方が良いかもね。となると、脇キャラにはこういうキャラを配置するといいかも。そこでこういう起伏があったりすると物語が盛り上がるよね」

みたいなことをバーッと言っちゃうんですけど、でも岡田さんも、おれのアドバイスしたのと全く違う作品を作ってきて、「あれ?」って思ったら、「あれって、架神先生の作った作品になってたし……」って言われて、おれ、結構、反省したんですよ。おれは相談者のやりたいことを最優先して、それの手助けをしてたつもりだったけど、ひょっとして創作意欲を奪いかねないことしちゃってたのかな、って。岡田さんがおれの意見を脇に置いて自分の作品を作ってくれて本当に良かった、ってホッとしたんです。

「人に教える」ということに関して、やっぱりまだ自分は未熟だなー、って。ゲームでも試行錯誤しながら攻略法を見つけるのが面白いように、小説もあんまりやりすぎちゃいけないんだろうなって。今後も人からアドバイスを求められることはきっとあると思うので、この点の温度感について詳しく教えて頂けませんでしょうか。

2017/03/17 10:38

>至道さん

復旧、なによりです。

2017/03/17 10:44

あとついでながら。

動画を撮影したり、ライブ配信などもされていますよね。ウェブでの知識がない方には、整えるまでにはなかなか大変な部分があると思います。それらについて、鈴木先生はどうやって対応しているのでしょうか。

小説創作の話題というより、事業全体のお話のようになってしまってすみません。創作論にも興味があるのですが、まずは大きな枠組みをお聞きできればと。

2017/03/17 10:46

>架神さん

>この点と絡めて考えると、「キャラクター性が弱い」ということになってくるのでしょうか。理屈上はきちんと成立している、日本語もしっかりしている、物語としてちゃんと読める。でも落ちるのはキャラクターが弱いからだ、みたいな。

若干違います。
予選落ちする場合、「キャラクターが弱い」というより「キャラクターについて考えていない」ですね。
ここまではぼくが教えられます。

「コンスタントに予選を通るけどその先がなかなか」という受講生が書いた登場人物の履歴書をチェックすると、「きちんと作られて空白もない。だけど長編をささえきれる個性ではない」というケースがある。
どうやったら個性と魅力がある主人公にできるかは著者の個性に属することなので、ここらへんになると「自分で考えなさい」ってやります。

2017/03/17 10:48

>架神さん

>これは鈴木先生がアルコール依存症になっていた経験から得たものなのでしょうか。

一時期、知人が毎年何人か自殺したり不審死をしていたんで。
「小説家に三日連絡がつかなかったら生死を疑え」ってのは鉄則だったりしますしね。


2017/03/17 10:56

>至道さん

>たとえばぼくらが小説講座を開いてみるとしたら、どのような点に注意すればいいでしょうか

受講料とテキスト以外から収益をあげようとしないこと、です。

2017/03/17 11:01

>至道さん

>つまり創作を教えるということを、事業として成立させることができるか

なんともいえません。

2017/03/17 11:03

> 若干違います。
> 予選落ちする場合、「キャラクターが弱い」というより「キャラクターについて考えていない」ですね。
> ここまではぼくが教えられます。
> 「コンスタントに予選を通るけどその先がなかなか」という受講生が書いた登場人物の履歴書をチェックすると、「きちんと作られて空白もない。だけど長編をささえきれる個性ではない」というケースがある。

なるほど……。

この辺は志望者の方にもすごく参考になりそうな知見ですね!

2017/03/17 11:32

> 一時期、知人が毎年何人か自殺したり不審死をしていたんで。
> 「小説家に三日連絡がつかなかったら生死を疑え」ってのは鉄則だったりしますしね。

至道先生も前に「作家は自殺者が多い」と言ってた気がしますが、鬱と執筆に相関関係があるのだとしたら、そうなのかもですね……。

確かに、書いてる時は「おれなんでこんなクソみたいなものしか書けないんだろう、死にたい」ってなるし……。(読み返したら「あっ、おもしれーじゃん。やっぱおれ天才!」ってなるけど)

2017/03/17 11:32

配信している動画が何時間くらいのものなのか、というのも教えて頂きたいです。


おれがやってるマンガ新連載研究会(https://lounge.dmm.com/detail/284/)は月一で半日がかりでやってるので、当然動画も七時間とかになっちゃって……。一応、二時間くらいに抑えた編集版も配信してるんですが、忙しい受講者はどのくらいの時間だと問題なく視聴できるのか、参考にしたいです!

2017/03/17 11:33

>架神先生

僕への創作相談でそこまで考えていただいていたんですね。
ありがとうございます!
大丈夫ですよ。まだ創作はできていませんが、意欲はありますので

2017/03/17 11:38

自殺についてなんですが、双極性障害って自殺率高いみたいですね。

僕は死にたいとは一度も思ったことないですが。
小説書くモチベーションと集中力がとにかくほしいです

2017/03/17 11:42

あ、いま鈴木輝一郎小説講座の受講生の受賞、正式発表されましたね。

大空なつきさんの『世界一クラブ』で、第5回角川つばさ文庫小説賞金賞。2016年度では4人目の受賞者です。秋に受賞作が刊行されるとのこと。
主催者発表のサイトは下記。

2017/03/17 11:59

>至道さん

>動画を撮影したり、ライブ配信などもされていますよね。ウェブでの知識がない方には、整えるまでにはなかなか大変な部分があると思います。それらについて、鈴木先生はどうやって対応しているのでしょうか。

知識は気合でなんとかなります。ぼくはこの本で自力でなんとかしました。

トムソン・カノープス の 映像制作ハンドブック―映像に係わるすべてのクリエイターの必読書 (玄光社MOOK)

問題は撮影・照明・音声機材を調達するコストのほうですね。

小説講座の事業化が難しい理由のひとつは、そうしたコストが意外とかさむ、ということがあります。

もっとも、自分で照明や編集をやってみると、映画などの見方もちがってくるので、自分の作品の取材だという割り切りはできます。

2017/03/17 12:07

>架神さん

>「やりたいことが**なら、それならこういう要素がいるんじゃないかな。だとしたら時代設定もこの方が良いかもね。となると、脇キャラにはこういうキャラを配置するといいかも。そこでこういう起伏があったりすると物語が盛り上がるよね」

それ、
where、who、what、when、howを架神さんが提供しているんで、架神さんの作品ですよ。相談者が自分で考えたのはwhyだけで(苦笑)

2017/03/17 12:15

ちと飯くって、それから自分の原稿に戻ります。

5時ぐらいにはアクセスできる予定です。

2017/03/17 12:20

>知識は気合でなんとかなります。


やはり作家歴が長い方は、新しいことに向き合う意欲が違いますね。
どこか岐阜の小さな業者にでもアウトソースしているのかなと考えていました。


>小説講座の事業化が難しい理由のひとつは、そうしたコストが意外とかさむ、ということがあります。

自分も創作相談をふいに受けたことは多いのですが、真摯に教えようと思い、その相手の意欲を確認しようと「月謝はどのくらいを考えてますか」と逆に聞くのですが(その程度のお金が欲しいわけではないのです)、経験上、誰一人として払おうとする人がいませんでした。

2017/03/17 13:24

>受講料とテキスト以外から収益をあげようとしないこと、です。
完全に興味本位の質問で恐縮ですが、こちらは「生徒から」という事でしょうか?
例えば受講内容を配信して動画サービスでの収益(会員制や広告収入など)を目当てにする方法なども形態してありえるのかなと思いまして。
架神先生のネーム講座などはそのような形に似ているのもあり、(それが事業として成功するかどうかは別として)少し気になり質問させて頂きました。

2017/03/17 13:42

takigutir

>至道先生も前に「作家は自殺者が多い」と言ってた気がしますが、鬱と執筆に相関関係があるのだとしたら、


鬱というより、小説家は、そこしか居場所がないと思い込んでしまっている人が多いように感じました。小説家として自尊心を維持できる場所にいるのに、今更コンビニでバイトもできず、かといって年齢やキャリアから社会のレールに戻ることもできず、「だったら死のう」という二者択一の判断をしがちな、破れかぶれのアウトサイダーが多いという印象です。たぶん鬱ではないと思うのですよね、思考の仕方が違う。

……思考の仕方と言えば……文筆業をやっているだけに、死というものを言語化して自分なりに整理して捉えられているから、普通の人ほど漠然とした恐怖を感じておらず、それなりに理路整然と考えて死という選択をするということもあろうかと思います。

2017/03/17 13:40

>鈴木さん
>講座を続けている理由


 お答えありがとうございます。
 なるほど。だいぶ納得できました。
 でもきっと語っていられない部分に、「愛」とか「情熱」とかが、たっぷりと隠れているんだろうなー、とか勝手に思いつつ。


 篠崎砂美とか中岡潤一郎とかが兄弟弟子関係です。羅門さんが師匠で。
 他にもう一人いたのですが生き残っていません。



>小説講座は事業になりうるか


>>よろしければ、小説講座を長らく運営されていた新木さんも、小説講座は事業になりえるのかどうか、ご見解などを教えてもらえればと……。


 うわあ、壇上に引っ張り上げられた。


 僕個人の場合には、事業でやることは不可能です。
 まず教えるからには、教える側と、教わる側とのあいだに、ダメな共依存が発生してしまわないように、まずこちらの側に、「いつでも相手が消えて構わない」という心づもりが必要です。
 鈴木さんが「一人分の2500円くらい失ったって痛くない」と言われている、それです。
 なので僕が教える場合には「無料」になります。


 以前、ノベライズ小説の神様である、30年来の親友の大作家が、オリジナルの作品を書きたいっていうので、「オリジナル小説の書きかた」を教えるために、まず、その親友と断絶する覚悟をしまして(笑)。30年来の親友を失う覚悟をしてから、教えはじました。
 僕の側に「この人との友情は絶対に失えない」という依存があると、必要なことを正しく行うことが不可能となるからです。


 話が脇道に逸れました。すこし戻します。


 作家志望者に教えるときの僕の基本方針ですが、まず「へし折り」にかかります。小説書かないで済むのであれば、その人は小説を書かなくていい幸せな人である、という信念のもとに、可及的速やかに最大出力で諦めさせる方向で淘汰しにかかります。
 なので、いつでも相手が逃げられるように、ネット上の匿名参加で、相手が逃げるためには、単に掲示板に寄りつかなくなるだけでOKという形にしてあります。
 それでも小説を書きつづけるような、小説に呪われている相手に対して、教える側のこちらとしては、教えるというよりも盗まれてやるためにプロの手の内を全部さらして、好きなノウハウを、好きなだけもっていけ、という感じでやっていました。
 教えることって、原則、不可能なので。「盗んでもらう」しかないと思うんですよね。

 エサを食わない動物に無理矢理エサを食わせる方法なんて、存在せず――。その動物がみずからエサを食いたくなったときに、たくさん食えるように、師匠は、大量に盛り付けておくことぐらいしかできない。


 事業としてやらないのは、僕個人の場合、事業でやった場合には、おそらく、生徒がいなくなっては困る、という形態になると思うのです。
 そうすると、もはやそれは「教える」という行為にはならないと考えます。
 絶対、目的が歪む。
 逃げて行かれないために生かさず殺さず囲い込む、になってしまうかと。


 ……と、これはあくまでも、僕個人の話なわけですが。


 僕個人のケースでなくて、一般的になら、すでに存在する専門学校ビジネスのような形態なら可能ではないかと。


 ただあれは――、


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(専門学校のラノベ学科の強烈な批判になるので、自主規制。書いたけど書き込みしてません)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


 大雑把にマイルドにまとめますと、収益は上げられるし事業としても成立するが、実態としては「教える」という方面ではなく、「安心や夢や売る」という方面に偏らざるを得ず、かかげた看板と違う趣旨にするしかないんじゃないかなと。

2017/03/17 14:32

失礼します。

> 篠崎砂美とか中岡潤一郎とかが兄弟弟子関係です。羅門さんが師匠で。
> 他にもう一人いたのですが生き残っていません。

今もなお作家に「師弟関係」がある、と言うのが、言われるまで思いもよらなかったのでこの辺の事情について、興味本位ですがお伺いしても良いでしょうか?

ほら、漫画家だとアシスタントは必要でしょうが、小説は編集との磨り合わせを除いたら作品はあくまで一人の手でしか加工されないもの…だと思っていたので。
小説家同士の「師弟」というのはどういう世界なのでしょうか。
デビューした、あるいは生き残られる作家の多くに師弟関係は存在するものなのですか?

2017/03/17 17:18

siril_nagi

いま戻ってきました。

7時には合気道の稽古に出るので、それまでの間。
合気道は趣味ですが、趣味の時間をきちんと確保しないと人間が壊れるので(実感)

2017/03/17 17:55

>新木さん


おおむねぼくも同意見です。

もし小説の執筆を事業として起こすのであれば、絵画や俳句などのように、
「趣味として小説を書く」
方向にして、サロン的に楽しまなければ難しいのではなかろうかと思いますね。
いまのところ、「趣味で小説を楽しみましょう」講座というのはきわめてマーケットが小さいので、そちらの市場を開拓する手もあるんでしょうが。

2017/03/17 18:01

>至道さん

>やはり作家歴が長い方は、新しいことに向き合う意欲が違いますね。

これは順序が逆です。
新木さんもそうですが、常に新しいことや面白いことを探してまわっているので、結果的に生き残れる、ということです。

2017/03/17 18:06

>架神さん

>配信している動画が何時間くらいのものなのか、というのも教えて頂きたいです。

収録はおおむね午後1時45分から午後5時半までです。
業務連絡&講義(ゲスト講師の新刊インタビューが多いかな?)、講評1、講評2、講評3の4パートに分けています。

もちろんこんな長時間を休憩なしでやるのは無謀なので、パートの間にしっかり休憩をとり、できるだけ馬鹿話をするようにしています。
オンエア時には馬鹿話部分をカットするので、1パートは1時間以内に納めるようにします。

2017/03/17 18:08

>架神さん


講座の配信動画の視聴状況はかなり精密にモニターできます。

講義部分はよく観られているのですが、講評部分の視聴数がやや低めなところが難しい。「他山の石」として、他の受講生の講評を聴くのは、とても重要なんですが。

2017/03/17 18:13

takigutirさん


>>受講料とテキスト以外から収益をあげようとしないこと、です。
>完全に興味本位の質問で恐縮ですが、こちらは「生徒から」という事でしょうか?

はい。
受講生を相手にエージェントをやってマージンをとったり、ア○ウェイやったりする誘惑に負けて本業にさしつかえ、本業で消えていった同業者を何人もみてきたので。

>例えば受講内容を配信して動画サービスでの収益(会員制や広告収入など)を目当てにする方法なども形態してありえるのかなと思いまして。

「受講内容を配信して動画サービスでの収益」それはそのものずばり鈴木輝一郎小説講座の受講料ですがな。

広告収入は、一般公開動画にはおまけでつけている程度で、収益は宛になりません。YouTuberって凄いっすね。

2017/03/17 18:18

>siril_nagiさん
>今もなお作家に「師弟関係」がある、と言うのが、言われるまで思いもよらなかったのでこの辺の事情について、興味本位ですがお伺いしても良いでしょうか?

はい。

>小説家同士の「師弟」というのはどういう世界なのでしょうか。
>デビューした、あるいは生き残られる作家の多くに師弟関係は存在するものなのですか?

デビューしちゃったら「同業者」ですねえ。「気楽に相談せえよ」とはつたえてます。
小説家の業界は他の業界同様、業界固有の商習慣があるんですが、新人賞でデビューすると、商習慣を学ばないまま入ってきて、商習慣の違いを理解しないまま誤解を生じて潰れるケースをたくさんみてきたんで、手はさしのべます。

デビューしたあとは、ぼくよりも他のプロの同業者の意見を聞いたほうが世界が広がるんで、推理作家協会や文芸家協会などの同業者団体への入会のお手伝いをしたりとかね。

2017/03/17 18:31

パート1の
鈴木輝一郎小説講座は作品講評はこうしています
という話

2)受講生がやりたいようにする。

の話をしようとしましたが時間。合気道の稽古に行ってくるでござる。

2017/03/17 18:51

鈴木先生、丁寧なご回答ありがとうございます。

内容もですが、やはりお人柄が感じられて温かい気持ちになります。

先生にとっては技術継承という形での師弟関係はデビューまでで、あとは世話をする、目をかけてやるといった間柄のイメージでしょうか。

> 小説家の業界は他の業界同様、業界固有の商習慣があるんですが、新人賞でデビューすると、商習慣を学ばないまま入ってきて、商習慣の違いを理解しないまま誤解を生じて潰れるケースをたくさんみてきたんで、手はさしのべます。

一方で、編集者との相性といった問題の他にデビュー後はこう言ったこともあるのですね…。非常に興味深い話が聞けた気がします。

改めて、ありがとうございました。

2017/03/17 20:01

siril_nagi

とても興味深く拝見しております、ありがとうございます!……で、ですが、し、新人賞、の、お話……も、もう少し……聞きた………(がふっ)

2017/03/17 20:17

stop_kukkoro

>できるだけ教えない、受講生が自分で考える、というやりかた

>1)受講生の作品はいじらない。
>2)受講生がやりたいようにする。
>3)受講生のやることにNOといわない。

>「受講生に教えると受講生は育たない」

非常に勉強になります。
受講生の自主性を重んじて、教えるというより導くような育成、こんな講義空間であれば、安心してのびのびと書けそうですね。

私なんかは、誰かを目の前にしたら、書くこと自体が怖くなるタイプですが、そんな私でも、やり続けられるという安心感を得られそうです。

もしかしたら、できるだけ教えずに育てるって、小説講義だけに限らず、他のいくつかの分野にも言えるようなことかも。

2017/03/17 20:14

>siril_nagiさん


>>今もなお作家に「師弟関係」がある、と言うのが、言われるまで思いもよらなかったのでこの辺の事情について、興味本位ですがお伺いしても良いでしょうか?

 今ではなくて30年前の話ですよ。
 教わっていたのは最初の2~3年のあいだで、プロデビューしてからは年に1、2回、顔を合わせたり、たまにメールをかわしたりする程度で。


 漫画家とアシスタントとの関係とはぜんぜん違うと思います。
 小説は一人で書くものです。創作過程のどこかを分担したりはしません。

2017/03/17 20:33

stop_kukkoroさんが聞いてみたい話が、新人賞のどういう部分の話なのか教えて下さると多分いいと思います。


その関連になるやもしれませんが、鈴木先生の講義からデビューされる方達の、共通点のようなものってあったりするんでしょうか。
すでに、キャラの履歴書チェックを通るような作品が1つの指標になっていることや、作品を書き上げることが重要であることを教えて頂きましたが、それ以外で、例えば、書き方や、スタイル、作品内容などで、こういう人がデビューしてるなーみたいな、何かしら共通点や傾向のようなものがあれば、教えて頂きたいです。

2017/03/17 20:33

新木先生も、ご回答ありがとうございました。

やはり「教える」「教わる」関係はデビュー前までのものなのですね。

> 漫画家とアシスタントとの関係とはぜんぜん違うと思います。
> 小説は一人で書くものです。創作過程のどこかを分担したりはしません。

ですよね。なのでデビュー前の方と作家の方の繋がりがどう生まれるのかなあと不思議に思ったのです。
そうした新人育成のための講座を開いてる先生を探してきて、門を叩く感じだったのでしょうか。

2017/03/17 20:49

siril_nagi

具体的な質問も出さず口を挟んですみませんでした……(反省)

このトークの触れ込みにあった、
>下読みや編集者が見るポイントというのは昔から変わらず、基本が決まっているからです。
という点について、皆さまのご経験というか、感触というか、そういったものがあればお聞かせ願いたいです。

また、キャラの設定はしっかりしていても「長編をささえきれる個性ではない」ことがある点について、掘り下げたご意見などがありましたらば。

私は10~15万字くらいの長編であれば完結まで書くことはできるのですが、ときに、主人公のキャラが弱くてストーリーが頓挫する、という壁にぶつかることがあります。執筆を始めてそうなることもありますが、それ以前のプロット段階で「ああ、これ駄目だなぁ……」とお蔵入りすることもしばしばありまして。
「息切れしない個性」についてのご見解をうかがいたいです。

2017/03/17 21:09

stop_kukkoro

siril_nagiさん

>作家志望者と作家の関係


 僕と師匠とは、なにしろ30年前なので、「パソコン通信」というインターネットの前身の、世界につながっていない閉じたローカルーサイトの中にある、とある掲示板でした。
 小説を書きたい人が、作品を発表して、お互いに指摘しあったり感想を言い合ったりする、切磋琢磨する場所の、管理人というか世話役というか、すでに唯一プロだった人(羅門さん)がまとめ役のリーダーをやっていまして、そこに書いた作品をあげて、参加して、いろいろと技術を盗ませてもらいました。


 なにしろHPもブログも投稿サイトもないような時代でしたので。
 「作品をネットで発表する」ということをするためにも、まずそういう場所に行かないとなりませんでした。


 教えている人って、けっこういるもんなんですけど。


 インターネット上に来る者拒まずで門戸を開いている人は、そんなにいないかもしれませんが……。
 たとえば専門学校などで教えている作家さんは多いですよ。


 学校で学べばプロにしてもらえる、と思って通うのはナンセンスだと書いていますが……。
 この人、と思った作家さんが講師をやっている学校に入って、せっせと書いて見せて批評をもらって、実力を認めてもらい、弟子関係を構築するために通う、というのは、アリかもしれません。


 基本的に、すべての作家は、元は作家志望者だったはずなので……。
 ちゃんと小説を書いている人であれば、基本的に、皆、優しいはずですけど。


 至道さんあたりが毒を吐いていますけど。「小説を書きもしていないで教えろ(つまりデビューさせろ)」だとか、「俺のこの頭の中にある名作をあんたがかわりに書いてくれ」みたいに寄ってくる人には、忍耐力を試されるハメになりますが。


 「作家になりたいだけの人」は、たいていの作家は毛嫌いします。でも「小説を書きたい人」であれば応援すると思います。
 もー、カンタンに判別つくんですよね。小説を書いてるか。どれだけ書いているか。で、あっけなく判別できる。

2017/03/17 21:24

>「小説を書きたい人」であれば応援する


自分もこういう取り組みをしているくらいなので、創作を大切に考えているし、プロの創作者も、これから創作者になりたい人も、心から応援してあげたいと思っています。だから自分なりに出来ることはやってきたし、厳しいことを伝えることも優しさだと考えて、なるべく率直に近いところで語ってきたつもりです。
でも自分が辟易しているのは、「楽して作家になりたい」「誰かがいつか引き上げてくれる」と願っているだけの人が意外といたことです。
ガッツがある人、実行力のある人は真摯に応援していきたいです。月謝を払おうとする意志があった人が一人もいないとも書きましたが、払う意志が確認できた人なら無償でデビューまで応援していたと思います。残念な気持ちが強かった分だけ、ちょっと毒っぽくなってしまったことを反省しております。皆さま申し訳ありませんでした。

2017/03/17 21:48

>stop_kukkoroさん
>とても興味深く拝見しております、ありがとうございます!……で、ですが、し、新人賞、の、お話……も、もう少し……聞きた………(がふっ)

はい。いまのままだと鈴木輝一郎小説講座の解説ばかりですよね。
新人賞のどんな話がいい? もともとは「新人賞の受賞は意外とちょろい」って予定だったんですが。

2017/03/17 21:58

>泉さん
>その関連になるやもしれませんが、鈴木先生の講義からデビューされる方達の、共通点のようなものってあったりするんでしょうか。

>こういう人がデビューしてるなーみたいな、何かしら共通点や傾向のようなものがあれば、教えて頂きたいです。

あります。
1)計画的に書く
2)雑談が成り立つ

というところ。

2)については、作品講評で受講生とやりとりしているところを観ると(受講生しか観られませんが)、デビューできそうな人とそうでない人は、残酷なほどはっきりとわかります。

2017/03/17 22:03

>stop_kukkoroさん
>>下読みや編集者が見るポイントというのは昔から変わらず、基本が決まっているからです。
>という点について、皆さまのご経験というか、感触というか、そういったものがあればお聞かせ願いたいです。

ぼくは下読みも編集者の経験もないのでわかりません。

2017/03/17 22:11

こんばんは。
新人賞の話となると、

>1)書く
>2)最後まで書き上げる
>3)受賞するまで応募し続ける。

のうち、3の段階まで達した人たちを想定したお話になるのでしょうか。

2017/03/17 22:15

trissd

> 新木先生

興味本位の質問に、再びここまで詳しくお話ししてくださって本当にありがとうございます。
専門学校はともかくとして、きちんとした目を持った方に講評してもらえる場を探しに行く、という方法は、本気の人間であればかなり真剣に検討すべき事柄だと思えた時点で、有意義なお話であったと思います。
素人考えだと、やはり同じ素人である友人に見てもらう、くらいをするのが精々で、そこで上手くいかなかったらプロの門を叩く、というのは色んな面で抵抗が大きかったところはありますので…。

2017/03/17 22:00

siril_nagi

>「一枚も書いたことがありませんが、小説家になれますか?」
という質問も、
「これから書けばいい」
と答えてますし、じっさい、それでデビューするから(微笑)

やる気のある奴は言われる前から書いてる、という一般認識とは異なるアプローチであり、それでいて受賞までの流れが見えているということが興味深いです。

2017/03/17 22:53

trissd

>stop_kukkoroさん
>また、キャラの設定はしっかりしていても「長編をささえきれる個性ではない」ことがある点について、掘り下げたご意見などがありましたらば。

>「息切れしない個性」についてのご見解をうかがいたいです。

これは人によって答えが違います。
stop_kukkoroさんが読んだ小説のなかで、魅力を感じた登場人物がいたら、その人物の履歴書をつくってみることをお勧めします。

2017/03/17 22:51

>trissdさん

>のうち、3の段階まで達した人たちを想定したお話になるのでしょうか。

いえいえ。
「なぜ書こうとしても書けないのか」という話からでもOKですよ(^^)

2017/03/17 23:00

>新木さん

>至道さんあたりが毒を吐いていますけど。「小説を書きもしていないで教えろ(つまりデビューさせろ)」だとか、「俺のこの頭の中にある名作をあんたがかわりに書いてくれ」みたいに寄ってくる人には、忍耐力を試されるハメになりますが。

こういう人、よく聞くんですが、ぼくのところには来ないですねえ(^_^;) 手ぐすねひいて待ってるんですが。

2017/03/17 23:06

>鈴木先生
ありがとうございます。
そして小説講座ではいつも(?)お世話になっております。

「書けない問題」をどう質問しようか考え中です。

2017/03/17 23:15

trissd

>trissdさん
>「書けない問題」をどう質問しようか考え中です。

シンプルに、「書けないんです}でいいんじゃない?

2017/03/17 23:22

>鈴木先生

>シンプルに、「書けないんです」でいいんじゃない?

あ、そうですね。
質問がさらっと書けていないあたりになんか問題の類似性を感じますが。
ともあれそれで。

「書けないんです」

(追記補足)
えーと、状況として、

・次の応募先は決めている。(4/30締切)
・現在の原稿は真っ白。
・くもんの中学文法は済ませている。
・意味不明の言語(ひらがな)で、原稿用紙350枚を埋めたことはある。

ですね。

2017/03/17 23:27

trissd

>鈴木先生

嗚呼、すみません。
質問について考えてたら、自分の欲が見えてきて自己解決してしまいました。
「自分ルールの作業順番で作品に着手したがってるくせに、予想される消費体力にびびって原稿に向き合うことから逃げてた」です。

2017/03/17 23:47

trissd

>trissdさん

>「書けないんです」

>・次の応募先は決めている。(4/30締切)
>・現在の原稿は真っ白。
>・くもんの中学文法は済ませている。
>・意味不明の言語(ひらがな)で、原稿用紙350枚を埋めたことはある。

いちばんありがちな理由としては、
「書けないという理由をつくって、自分の実力を確認したくない」
というところでしょう。

書けなければ、書く必要はありません。
trissdさんが書かなくても、誰も困りませんから。

2017/03/17 23:41

鈴木輝一郎小説講座は作品講評はこうしています
という話

2)受講生がやりたいようにする

の続き。

「自分がどうなりたいか」は、必ず確認するように心がけています。
もちろん、「作家と呼ばれたいだけ」でもいいし「生活のためにイッパツ当てたい」でもいい。うちはどんな動機でもウェルカムです。

どんな動機だろうが、「たくさん読んでたくさん書く」ってのはかわりませんしね。

わりと困るのが、
「どんな作品が書きたいか、わからない」
「どうなりたいか、わからない」
ってことかな?

2017/03/17 23:51

>鈴木先生
アドバイスありがとうございます。

>いちばんありがちな理由としては、
「書けないという理由をつくって、自分の実力を確認したくない」
というところでしょう。

刺さる。自己解決したつもりになったのも、これを覆い隠すためではないかと思ったり。

2017/03/17 23:53

trissd

>trissdさん

いま、受講生簿を確認し、どなたか判明しました。

疑問や質問があるのなら、ここでごちゃごちゃ書いてないで鈴木に直接相談しなさい。
そのための鈴木輝一郎小説講座です。

2017/03/18 00:04

>鈴木先生
失礼しました。控えます。

>座談会先生方
流れと勢いで場を乱してしまい申し訳ありません。

2017/03/18 00:25

trissd

ってことで、とりあえず寝ます。

おやすみなさい。

2017/03/18 00:25

初めまして。arigatou8といいます。小説家志望者です。
鈴木輝一郎さんに質問させて下さい。

私は鈴木さんの『何がなんでも新人賞獲らせます!』を購入して、参考にしながら登場人物の履歴書を作りました。でも、何の役に立つのか、よくわかりませんでした。
 ただ、作品を書いたときに、履歴書で年齢やトラウマなどが決まっていたので、ストーリーに反映することができました。
 質問なのですが、履歴書を作る作業は、作りながら、ストーリーや登場人物のキャラを立たせるところなどを逐一、確定させていく、そういう作業なのでしょうか? 
 もしそうなら、履歴書を作る作業も楽しくなるのかなと思います。
宜しければ、履歴書を作る意味など教えて下さい。
失礼致します。

2017/03/18 02:29

arigatou8

>arigatou8さん

>登場人物の履歴書を作りました。でも、何の役に立つのか、よくわかりませんでした。

まず第一に、作品の奥行きを作ってゆく役に立つ、ということです。

>作品を書いたときに、履歴書で年齢やトラウマなどが決まっていたので、ストーリーに反映することができました。

ここですでに、ひとつ役立ちましたね。

登場人物は、ストーリーにしたがって変化するところと変化しないところがあります。
学歴・職歴・年齢・氏名・資格など、履歴書の欄に記入するところは、ストーリーが進んでも変化しないことがわかりますか?
キャラクターがぶれないための準備、ということがあります。

小説は、その人物のそれまでの人生にとって、もっとも大きな転換点である必要があります。
「それまでの人生のなかでもっとも大きな転換点」であるためには、「それまでの人生」を、著者が把握しておく必要があります。

「あっと驚く展開」とは、誰が「あっと驚くのか」というと、読者や著者ではなく、主人公(または視点者)が「あっと驚く」ものです。
そのためには「あっと驚かないのはどういう状態なのか」を把握しよう、ってことです。

2017/03/18 09:46

>arigatou8さん

>履歴書を作る作業は、作りながら、ストーリーや登場人物のキャラを立たせるところなどを逐一、確定させていく、そういう作業なのでしょうか? 

1)書き上げたあとに原稿のチェックをしてみる場合
書いて投稿して、予選にかすりもしないとき、予選落ちをした作品で登場人物の履歴書を作ってみましょう。きちんと埋められているでしょうか。空欄が目立つことに気づくとおもいます。

2)執筆前につくる場合
登場人物の日常がわかれば、その人物をストーリーのなかに放り込んでどう反応するかがわかります。
バディ物の作品にするのであれば、二人の主人公の対照点を洗い出して、葛藤を作ることに役立ちます。
また、登場人物の履歴、行動範囲がわかると、取材する先やつくりこむ舞台装置などが明らかになり、取材を効率よくすすめられる、ということです。

2017/03/18 09:50

>arigatou8さん
>履歴書を作る作業も楽しくなるのかなと思います。

楽しくないと思うのなら、やらないのもひとつの方法です。
とても大切なことですが、『複式履歴書法』は新人賞を受賞するために劇的な効果がある技法ですが、万能のものではありません。
必要を感じないのならば、それはいまのarigatou8さんには必要なものではない、ということも考えられるので、無理をすることはなかろうとおもいます。

2017/03/18 09:50

鈴木さん、回答ありがとうございました。

履歴書の重要性がわかりました。
もう一度、自分を省みて、複式履歴書法に取り組んでみます。
ありがとうございました。

2017/03/18 10:29

arigatou8

ちょうど良い頃合いなので、Part3会場を用意しました。

こちら〆まして、移動のほうをお願いいたします。

2017/03/18 10:58

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