ロリ☆アリス~最強VS最弱オワタ式幼女転生~

最弱無敗の和装幼女^^

エピソードの総文字数=2,241文字

「………あの、アリスさん?今度は頭にスケボーがぶっ刺さってますけど大丈夫ですか?」
「ああ、これ?さっきのバグの余波みたいなものだから気にしないでね。いつもの事だし。」
「………人体にスケートボードが突き刺さるなんてSK○TE3の中だけですよ。まあ、別に流血してる訳でもないしアリスさんが大丈夫って言うなら大丈夫でしょう。」
「さてさて、死怨ちゃん。『ちょうど目の前にはお茶会用セット一式があるし』ここいらでお茶でもしながら本題に入ろうじゃないか」
アリスさんが『』内の台詞を言い終えると、その言葉の通りに紅茶や洋菓子を載せたテーブルが現れた。
「………今のがその【設定】の力ですか!?凄いです!尊敬します!!」
「そうだよ~。今みたいに言葉にするだけじゃなくて「こういう設定にしよう」って考えるだけでも発動できるから便利だね。


ささ、死怨ちゃんも椅子に座って一緒にお茶しよ♪」

「………は、はい!それではお言葉に甘えて頂きます( -人- )」
テーブルの上の紅茶を啜り洋菓子をかじってみるとやっぱり本物でしかも、これまた美味だった。
「………美味しいです!これが神様が作った洋菓子(’-’*)♪」
「喜んでもらえてよかった。死怨ちゃんって如何にも和風って感じだから洋菓子が口に合うか心配だったんだよね。」
確かに今のワタシの衣装は上の「きゃらふと」の挿絵のように和服を身を包んでいて、洋菓子に囲まれたこの状況ではとても場違いな服装だ。
あれ?そういえば今のワタシって、なんで和服なんて着てるんだろうか?


何故か全く思い出せない。

「………あの、本題に入るついでに一つ気掛かりな点があるのですが」
「気掛かりな点?ワタシに出来る事なら相談に乗るから言ってみて!」
「………ワタシって今から小説や漫画みたいに異世界転生するんですよね?」
「そうだね。ワタシが管理する世界で新たな人生を謳歌してもらうつもりだけど………」
「………それが、何故転生する事になったのか全く覚えてなくて………


………ワタシには、ここに来る前の記憶………生前の記憶が無いのです。」

「生前の記憶が無い?それは確かに気掛かりだね。でもさっきの会話を見るにエブリ○タやSKAT○3の知識はあるみたいだけど?」
「………そこなんですよ!何故か自分の名前と娯楽や戦闘に関する知識と技術だけが頭の中に残っていて、それ以外は何も覚えていないのです!」
「こりゃまた随分とご都合主義な記憶喪失だこと^^」
確かに知識は無事に残っているけど思い出だけが消える類いの記憶喪失もアニメやラノベでよく見られる。
「そうだ!ちょっと今の死怨ちゃんの状態を調べてみるから『調査が終わるまで動かないでね。』」
「………は、はい!………んっ」
言われた通りに動かずにいると、アリスさんがワタシのおでこに手を置いて………
「はい、もういいよ。大体分かったけども何処から説明してあげようか?」
「そうだねぇ、まずは記憶喪失の原因だけど単刀直入に言うと「ここに来たときに新しく習得した能力に記憶を喰われた」とでもいったところかな。」
「………能力に記憶を喰われたって?記憶を代償にするほどヤバい能力だったのですか?」
「記憶だけじゃないんだよね。まあ、それを今から直接脳内に送るよ」
名前:梅原 死怨(シオン)



ステータス


HP1


攻撃力1


防御力1


最弱の転生者

1ダメージしか与えられない



ネームスキル:《死怨》

強さ(?)と引き換えに手に入れた最弱無敗の権能。

ありとあらゆる攻撃方法や特殊能力を熟知しており、それら全てを回避する術を知っているだけでなく実際に回避するだけの技能も持ち合わせる。

打撃や射撃や魔法は勿論、ダンゲロスの魔人やエブ○スタの転生者特有の特殊能力、環境によるダメージだけでなく俗に言う必中系の攻撃や特殊能力そのものを無効化させる類いのものだろうと関係なく逃れる事が出来るという、まさに最弱らしく逃げおおせる事だけに特化した無敗の極致。

対戦相手の手の内の把握だけでなく、あらゆる危機を回避する事を目的とした能力でもあるせいか、回避する為の速さや技能も健在である。

攻撃や回避、反応や思考や移動などの戦闘におけるあらゆる動作の速度が実質的に最高のものに達しており、アメコミ並のインフレ力を誇るエブリ○タ産の転生者の中でも「これ以上の速さは表現不可能」という名実もあるらしい。

しかし、この能力単品では攻撃性能が皆無だったりする(?)上に、獲得するとHPと攻撃力と防御力が1という俗に言うオワタ式状態になるので注意が必要。

「………ポカーーン」
「あれ?死怨ちゃん大丈夫?」
「………なんですか!?この一目見ただけで放心する程ツッコミ所満載のふざけた能力は!!?」
「要約すると『これ以上無い程に弱くなる代わりに、どんな攻撃にも能力にも当たらなくなる無敗の能力』って事だね。」
「………つまり今のワタシは某骸骨型モンスターみたいな状態って解釈でよいのでしょうか?」
「そういうことになるよ。しかも【ネームスキル】だよ。」
「………【ネームスキル】って何です?」
「そういえば説明がまだだったっけ?【ネームスキル】というのは所持者の名前と同名の固有能力のことで、その能力は持ち主そのものを体現した力って訳さ。」
「………なるほど、つまり「名は体を現す」ってことですね。」
「因みにワタシの【ネームスキル】はさっき見せたヤツで名前は《夢姫(アリス)》だよ!」
「………アリスさんの名前って漢字にするとキラキラネーム感が半端無いです。」

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