マジカルミュージック

孤独の戦士

エピソードの総文字数=1,300文字

    勝己はとてもとは言わないが、幸が薄い。

    だから、幸が薄くならないように空手を習い、黒帯までとった。

    しかし、勝己の幸の薄さは度を越えていた……。

    次にテナーサックスを始めた……。ソロを吹けば勝己の幸の薄さはおさまると……。

    しかし、幸の薄さは泣きそうなぐらいで……ソロなんて吹いたことはなかった。

    この間のオープンキャンパスだってそうだ。「故郷の空」でテナーサックスを吹いていたが、ソロは白川結愛が担当していた。

    勝己は、悔しい。ソロを吹く機会がないまま七年あまり……。目立てないなら……勝己の存在価値がないのかもしれない……。

2017/06/26 22:30
    勝己のパートナーは、白川結愛である。

    とても可愛らしい女の子だが、気が強く俺とウマがあわない。

    そして、白川結愛は俺から離れていったのだ。パートナー制度さえなければ、勝己は一人でのんびりと幸の薄さは気になっても普通に過ごせたのに……。

    白川結愛の存在は、勝己の運命さえ変えてしまったのだ……。

2017/06/26 22:39
    勝己は、白川結愛とどう関わればいいのだろうか?    白川結愛との関わりさえ解決すれば、勝己も楽になれるのになぁ……。

    この悩みは、勝己一人では解決できそうにない。勝己は、白川結愛をどう思っているのだろうか……。邪魔ではない……。ただ関わりかたが分からないだけなのかもしれない。 勝己は、人との関わりが苦手だから……。

2017/06/26 22:43
    そして、勝己はまた白川結愛と喧嘩した。勝己の名前を覚えてくれない、という事で……言い争いになった上に、どちらが正しいか白川圭に結果を求めた。

    しかし、白川圭は鈴鹿歌音の味方についた。中立の立場を利用するとか卑怯だぞ?

2017/06/26 22:49
結局、俺は幸が薄いままなのか……。幸が薄くなくなったら俺は、死ぬのかな?    まあ、そんなことはないだろうがな♪
2017/06/26 22:52
何、独り言言ってるの、勝己くん?
2017/06/26 23:24
げっ、明石昴!!    今の俺の話を聞いていたのか?
2017/06/26 23:25
嫌なほど聞こえてたよ。後、フルネームで呼ぶのやめてくれないかな?    何か他人行儀過ぎて嫌だなぁ……
2017/06/26 23:26
で、昴……何か用事か?
2017/06/26 23:27
里紗からうるさい、って苦情だけ預かってきただけ。里紗、今日体調悪いからあまり大きな声を出さないであげて欲しいんだけど……
2017/06/26 23:28
すまん……
2017/06/26 23:29
じゃあ……少しは黙っててよ。勝己くん、幸薄いのが勝己くんらしさなんだから……
2017/06/26 23:30
    勝己は、幸が薄いのが当然……。やっぱりそうなのかもしれないなぁ……。

    白川結愛は、完全に鈴鹿歌音の味方だ。

    しかし、勝己は鈴鹿歌音の事を信用していない。その共感覚とやらを引き出しているのだろうけど、俺の感覚とは異なるものだった……。

    だから、勝己は鈴鹿歌音の事は信用したくないし、声を聞きたくもない。味方についたパートナーの白川結愛の声もだ。

    鈴鹿歌音の味方についたやつは、全員勝己の敵だ。

2017/06/26 23:30
    勝己はここで大きな過ちを侵してしまった事をこの後後悔することになる。とても苦しい……。この気持ちはなんだというんだろうか……。

    それならこの先後悔してもいいよ、と勝己は思うのであった。

2017/06/26 23:34

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