黄昏のクレイドリア

1-4

エピソードの総文字数=299文字

…………。
うッ…………
カノンが指差した方角の茂みへ足を運ぶと、
伏せたまま動かない男の姿があった。
む、本当にもう一人、

仲間がいたのですな!

えぇ。近くにクロスボウも

転がっていました。

一味の合図に合わせて、

狙撃による撹乱を狙っていたのでしょう。

おぉ、恐ろしや……

そのクロスボウから、

僅かに魔力を感じ取れますな……。

もしかしたら、風の加護を受けた

アーティファクトだったかもしれませぬ。


ヘルフとお嬢さんに

怪我が無くて、何よりでしたぞ。

…………。
何か悩み事ですかな?
いえ、なにも。
ただ――――

”常勝の女神”と呼ばれた

かつての人物もまた、

あれだけの手並みの

持ち主だったのだろうかと……

ふと、そう思っただけです。

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