【ユーザー企画】最高のプロローグ選手権

マグロ3号

エピソードの総文字数=464文字

俺は紙一重で斬撃を避けた。思ったより動けている。

thirdmaguro

『一文字』
迫る必中技。斜め後ろに空を飛び、足先をかすらせる。この浮遊感も久々だ。

thirdmaguro

でた屁理屈回避!
うん、悪くない。『逃げる』
矢のように飛ぶ。『ターン制』の圏外に出て魔力の弾幕を撃ち込むが……。

thirdmaguro

しゃらくさいのよ!
飛び込んできた。Lv100最強装備が相手じゃ牽制にもならないか。

thirdmaguro

『ボム』
『微塵切り』
押し負け、墜落。近くで危なげない着地音がした。

thirdmaguro

(相変わらずだ、『RPG』の身体能力は)

通常と異なる法則の集合体、『異世界』。


それを内包し操る俺たちは、ゲーマーと呼ばれる。

thirdmaguro

体力8割切ってないわよ。ホントにソロリーグA級に戻れるの?
まだリハビリだ。首洗って待ってろ
そ。……もうちょっとやる?
『STG』は残機制だぜ?
ゲーマーとは最強を目指す生き物だ。

thirdmaguro

……『鏑矢突き』
真由美はちらりと俺の左目を見て、そして踏み込む。

thirdmaguro

俺は今、左目が見えない。

thirdmaguro

一年前、あらゆる防御を無視する真由美の『無明無銘剣』は俺の残機さえ貫通して実体に傷をつけた。

thirdmaguro

故に。俺は必ず、いつか真由美を倒さなければならないのだ。

thirdmaguro

絶対に。

thirdmaguro

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