マジカルミュージック

思いよ、届け!!

エピソードの総文字数=1,356文字

茨木くん、食事持ってきたで♪    ちゃんと食べなアカンで♪
2017/06/26 13:41
    しかし、夕陽の返事はない。寝ているのだろうか……。

    しばらくして、夕陽の返事が返ってくる。

2017/06/26 13:43
何……美羽さん……。俺に……何のよう……?    俺は、……美羽さんに用事は……ないはず……
2017/06/26 13:44
用事ならあるよ♪    茨木くん、ずっとご飯食べてへんやん……。だから、ご飯作って持ってきてん♪
2017/06/26 13:44
いら……ない。俺の事は……ほっておいて……
2017/06/26 13:46
ほっておけんよ!!    あたしは、茨木くんを助けたいんよ!!    だから、食べてほしいんよ!!    あたしは、茨木くんには生きてほしいんよ!!
2017/06/26 13:46
師匠のいない……世界なんて……いらない。俺は、……師匠がいない世界なんて……滅びてしまったら……いい
2017/06/26 13:48
そんなん言ったらアカン!!    あたしは、この世界を愛してるんよ!!    だから、茨木くんも岡林理世さんの為に生きやなアカンで!!
2017/06/26 14:02
理世さんの事……何も……知らないくせに……知ったような口を聞くな!!
2017/06/26 14:05
    普段大きな声を出さない夕陽が、大きな声で取り乱したので美羽は、驚きを隠せない。

    夕陽は、目元を赤く腫らして涙ぐんでいる。

    美羽は、夕陽が心配で仕方がない。どうしたんや、と美羽は思う……。どうしてこんな心配になるんやろうか……。

2017/06/26 14:07
そんな事言ったらアカンよ……。だって、岡林理世さんが助けてくれた命なんや!!


2017/06/26 14:12
でも……理世さんはいない……。俺は……
2017/06/26 14:18
でも……あたしがおるよ?    あたしたち、友達でしょ?    何でも聞くから……今の気持ちを話してぇや。何でも聞くで……
2017/06/26 14:24
俺は……理世さんが、大好きだった……。でも……愛する人は……もういない……。俺の音を……聞いてくれる人は……いない……
2017/06/26 14:41
知っとるよ!!    あたしは、知ってたよ!!    理世さんはいないけど他に聞いてくれる人はいるやん!!    あたしも茨木くんの音を聞いとるよ!!    優しい音色……。周りを纏めてくれる管制官を勤めるかのような強さ……。羨ましいねん!!    あたしが持っていない音色と感性を持っとる!!    だから、聞いてくれない人はいないはずや!!
2017/06/26 14:43
嘘だ……
2017/06/26 14:47
嘘やない!!    あたしが聞いてあげるから……!!
2017/06/26 14:47
もう……俺の事を……忘れないで……。理世さんはいないけど……俺は……前に進む……。ありがとう……美羽さん……
2017/06/26 14:49
とりあえず、ご飯食べようか。悠くんが卵雑炊作ってくれたんよ!!    味はどうか分からんけど食べてやぁ♪
2017/06/26 14:50
うん……
2017/06/26 14:51
    夕陽は、卵雑炊を口に頬張った。

    そのあと、少しずつ食べていき、全部完食した。

2017/06/26 14:57
御馳走様……でした……。おいしかった……です……
2017/06/26 15:10
お礼なら悠くんに言ってや。そろそろあたしも夕陽くんと呼んでも良いかな?
2017/06/26 15:10
別に……構わない……。俺の事は……適当に呼んでも……いい……
2017/06/26 15:12
じゃあ、夕陽くん。明日から学校行こうよ♪
2017/06/26 15:13
……分かった……。明日から……学校へ……行くから……。心配かけて……ごめん……。もう……だいぶ……マシになった……
2017/06/26 15:14
明日、迎えにくるからな♪    覚悟しいや♪
2017/06/26 15:16
……覚悟しとく……
2017/06/26 15:16
    ようやく、夕陽の心に光がさしはじめるが、まだ大海原は大荒れだった。

    乱れた心を救うのは、美羽しかいない……。

    美羽が、夕陽を救うんやと……。

2017/06/26 15:17

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