オンライン女性作家座談会 『小説を書いたことないけど作家デビューしたい!』

オンライン座談会 会場 Part4

エピソードの総文字数=11,965文字

>どんな人間でも、社会経験があって三十路過ぎればそれなりに語彙も増えて、小説のひとつも書けちゃうのではないかと思っています。

>読書を奨めるのは、促成栽培するのに一番お手軽でコストパフォーマンスが良いのが「読む」行為だからです。

>読書以外の複数のところから栄養をもらって書き手になった人間もいます。ご自分オリジナルの「楽しめる」「大好き」な栄養素を見つけてくださいね。

>脳は半分くらい自分じゃない。

2017/04/11 15:09

バファリンの半分が優しさでできているのなら私の脳の半分だって優しさでできていていいじゃないですか。
私が私にとても優しくて、いつも自分にご褒美をあげてばかりいるのは、そのせいでしょうか。

2017/04/11 15:11

>りうとさん

「自分が光になって作中の対象を照らす」
「音声化することで表出しやすくする」
「映像を想像する力・連想させる力」

このあたりも気になるので続けて説明お願いできますか?
そのうえで無茶ぶりしますが、昨日、絵の話をしてましたら突然レッサーパンダが出たので、文章で「こんな感じ」を出していただけると私が楽しい!!

2017/04/11 15:15

佐々木先生
>「文章でこんな感じ」を

承りました。用意してみます。

2017/04/11 16:05

脳と男女差とサンプリング。

クリックしたら飛べますかね。たけうちりうとさんのnoteのなかの短文です。
無料で読めるので大丈夫。

りうとさんの実体験による「暗闇の中で過ごすことで脳の誤作動」「その際の男女差についての体験」「視覚を失われたときに他の部分で補われるなにか」が書かれてます。

いま出ている話題に沿っていると思うので、りうとさんが私の無茶ぶりにつきあって、説明と、そのモデルになる文章を熟考してくれているあいだ、どうぞ読んでみてください。

「書くこと」「書く世界」ってこういうちょっとした気づきと、その気づいたものを「どう切り取って、文章にして提示するか」のカメラをどこに置いて、人に見せようとするかのセンスにかなり左右されると思ってます。

2017/04/11 16:29

はじめまして、たまるりと言います。

>脳は半分くらい自分じゃない。

って、なんだかふっと楽しい気持ちになりました。
そっかー楽しいをこっちから推してみてもいいなあ、と。

わたしは30代後半で独身なのですが、小説投稿を数年前に1度きりです。そのときに最終選考ふたつ前ぐらいまでいったのに気をよくし(笑)次の投稿短編が選外。受賞の方と作品を読んでこれは何かぜんぜんだめだーっと愕然としてるうちに、関節の疾患などもろもろ体調を崩して今。といった感じです。(現在は痛みの管理など、だいぶ効くようになりました)

座談会を追いかけながら、魔法のにおいをかぎにきたのかもしれないと感じていたりで。スランプと言っていいのか分かりませんが、書くことをやめていた何年かのあいだに、面白いなあと思えることが増え、またふくらみだした書きたさと尻込みにぐらぐらしながら、みなさまのやりとりに引き込まれています。

長くなってすみません。「どう切り取って、文章にして提示するか」そこちょうむずかしいやつだあ、と半ばうなっていたりなんですが(地の文からして視点がぶれやすくて……)カメラをどこに置くのか、このへんを練習できたりとかって、なにかありますでしょうか。

2017/04/11 19:31

tamaruri

>たまるりさん

痛いのは、つらいですね。お薬が合って痛みのコントロールできているのでしたら、なによりです。どうぞお身体大事になさってください。

視点……とカメラ。
自分の脳内で、自作を映像化して「このシーンを撮りたい」「この背景を見せてから、ゆっくりと手元に映って、そして人物をなめあげて人物外見描写」とすると、漠然と「固定カメラ」的に視点も、描写する情景も、シーンも、決まりやすいです。
ただし、脳内で映像にしないでとにかくずーっと文章だけ考えて小説を書く作家さんもいらっしゃるので、そのあたりはお好みで。

至道先生がおっしゃってましたが

>ルートは複数あるのです。一つのはずがない。こうじゃなきゃいけない、なんてことはまったくないのです。

本当にそれなんですよ。
それぞれが自分に合った方法を見つけるのが一番で、今回の座談会で、複数の人間が「自分はこうやってます」というのが、読んでくださっている誰かのヒントになればいいなと思ってます。
とりあえずこの座談会は「共に呪文を詠唱する」形式で魔方陣をはってます……。自分の魔方陣を見つけてね。

あと、私のSNSの使い方の特徴で、私がなんでもずらずらーっと話すので、読んでる方達が私に話しかけるときに自分のことも話す必要あるかもと思ってくださるのか、丁寧に自己紹介してくださるの。それ、私はとても嬉しいし、おつらいことは「大変だねー。よくなるといいねー」って聞いてwebのこっち側で声援送りますが、どうしても皆さんが私に語らないとならないわけじゃないですからね?
必要な質問だけでも大丈夫ですよー。一応ここで、これ、一回伝えておこうと思ったので書いた。

2017/04/11 19:59

たまるりさん、はじめまして。

>「どう切り取って、文章にして提示するか」
切り取るということと、文章にすることを、まずは別々に考えてみてはどうでしょう。
投稿して選考に残られたご経験もあるということですので、まったくの初心者さんではないのですね。
楽しんで書くということが大事なので、そこは大切になさってください。
と前置きして、すこし詳しく書かせてくださいね。

切り取る前の、全体像を、わたしの場合は細かく設定します。
部屋なら部屋の広さ、向き、室内のレイアウト、家具、雰囲気、その部屋の住人の年収、境遇から置いておくことが可能な家具のレベルの調度品、住人の性格を示す片付き具合、ちらかり具合、ファッションの傾向、お気に入りの椅子などです。
参考資料もあるといいと思います。
また、本来ならあるべき家具がないとしたら、そこに至るまでのキャラクターの境遇、環境、精神状態も考慮して決めていきます。
シーンごとに、たとえば部屋ではない場所、オフィス、倉庫などなどの全体像を、思い描いてもいいですし、紙に書いてもいいです。参考になる場所、写真などもイメージ作りに効果があります。

公共施設、電車やバス、デパート、病院、空港などは、読むひとにも固有の映像(思い出し、連想)があるはずですので、説明なしでも共感してもらえそうな部分は不要です。
ただし、重要な場面を描くのでしたら、一度は自分の目で(写真、ビデオでもいいです)観ておきましょう
特別なディスプレイなどを描写したいときは、詳細を決めておきましょう。
ここまでは映画でいうところの、ロケーション選定、そして大道具小道具づくり、です。

その中で、「ここを描こう」と決めたら、とりあえず「一人称で眺める」をやってみましょう。
キャラクターの身長は何センチ? 世界はどのように見えますか。身長が十センチ違うと人生観が変わると言われています。その身長で、世界がどのようにみえるか検証しましょう。
それから、キャラクターをそこに連れてきます。立たせる、座らせる、転がすなど、場面を決めます。キャラクターの視線の高さ、位置、視界を邪魔するものとか、想像しつつ、場面描写です。
ここが映画的にはカメラテストです。

ただ、小説によっては、場面描写は、まったく不要なこともあります。というより、描いてはいけない場合があります。ですから「その描写が必要」なときは書き、そうでないときは書かない。
まれに、読者の心理を何かから逸らしておきたいとき、場面を描写します。
キャラクターがその環境にいて、どういう状態であるのか、どういう心理であるのか、台詞を言うとき、効果的かどうか、そこを判断して、「よし決まった」…というところだけ切り取ります。
同じく、ここが映画でいうと「編集」にあたります。

長くなりましたので、「文章にして提示」を分けます。

2017/04/11 20:01

ありがとうございます。自己紹介っているかも、いらんかも、…? なところに、すみません。投げ込みが重たい感じで飛び込んでしまいましたが、質問だけでしゅっと飛び込めますのは、なによりありがたく。
アイコンのあるなしも迷っていたのですが、ためしにえいやっとつけてみます。(質問者はないほうがよいのかなあと迷ってしまい)

人物や話が映像で動いているタイプなので、

>ゆっくりと手元に映って、そして人物をなめあげて人物外見描写

……そうか、カメラで撮ってしまうぐへへ…! みたいな感じどうだろう…っ。と、はっとしました。

いったいどうやって書いていたのか分からない、となっているところなのですが、

>本来ならあるべき家具がないとしたら、そこに至るまでのキャラクターの境遇、環境、精神状態

>その身長で、世界がどのようにみえるか検証

ぼんやりとかすんでいた登場人物を掘り下げたり、世界を作ることに、具体的なとっかかりを感じ、どきどきしています。その魔方陣を使えるようになるには、と思うととたんに竦む脳みそに、ごちそうがあらわれたぞ、と言いたいような。

ありがとうございます。

2017/04/11 20:20

「文章にして提示」

文章執筆の方法から入りますね。
1 とにかく書きたい文章は書けるだけ書き、あとで削って整理する。
2 詳しいあらすじ程度の分量でラストまで骨組みを書いて、あとで文章を足して膨らませる。
3 書きたいシーンから書く。難しいシーンやややこしいエピソードはあとで書いて、最後に連結して整える。
4 一日に「これこれのページ数を書こう」という目安を、少なめに設定し、書きすぎない。少量を丁寧に書き進めていく。
などなどの方法があります。
わたしは乱書きでして、長年、3のタイプでした。他作家さんの話を聞くと、わりと最初のページから書いて、最後まで丁寧に追っていく、4かな、というかたが多かったように思います。
削るのは惜しいという書き手は1を選んではいけないです。
書きたいシーンを書いてしまうと満足して、その他が書けないという書き手は、当然、3はいけません。
これは書き方のスタイルで、提示、はまたちょっと別ですね。

文章には、「読んだひとがストーリーの中に入ってきてくれる」いわば訪問型と
「ストーリーのほうから読者の心に入っていく」飛び込み型
「読者がずっと客観的な立場にいる」傍観型…などなど、固有の個性があります(他にもあると思う!)。
どの型であっても器用に使い分ける作家さんもいますが、固定の型でないとうまく表現できないという書き手もいます。
型を越境すると、(たぶん)書きにくいことになります。なので、基本、自分はどんな描き方かなとご自分に尋ねてみてください。
自分の書きかたの型(「型」というのは言葉が違うかもしれない)、書いていて気持ちのいい作法というのでしょうか。知っておくといいかもしれません。
たまるりさんの文章がどれにあてはまるのか、今のわたしにはわかりません。ですが、なんとなく、丁寧に、少しずつ、書いている文章に愛着を持って、書いてらっしゃる、そんな気がします。


投稿〜入選〜受賞、デビューとなると、また違うテクがきっと必要で、それは至道先生が以前になさった座談会で、参加なさった作家さんが詳しく情熱的にお話なさっていますので、ご興味がおありでしたら、そちらを読んでみてください。

2017/04/11 20:38

たまるりさん、ユーフォルビアでしょうか、アイコン。

2017/04/11 21:17

>たまるりさん

こんにちは!

>書くことをやめていた何年かのあいだに、面白いなあと思えることが増え、またふくらみだした書きたさと尻込み

面白さを伝えたいなあという気持ちが復活してきたのですね。ぜひ、体調と相談しながら書いていってください。たまるりさんの文章にはよい具合にくだけた親しみやすさがあると思います。

>人物や話が映像で動いているタイプ

とのことで、ご自身の内にある動画をノベライズすることに慣れていけば、それは最強ではないですか!
より面白く、適切な詳細さで伝えるための「見せ方」を練習するとしたら、例えばですが…

●男がひと気のない部屋で、テーブルの上の皿に載った林檎を手づかみで齧る。そのまま食べ進み、残った芯をゴミ箱に投げ捨てた。

みたいな短いシーンを、男視点/林檎視点/部屋に仕掛けられた防犯カメラの視点(ロング)/林檎に巣食っていた虫の視点(アップ)/その部屋にいる幽霊の視点
など、視点(カメラ)を変えて書いてみるというのはいかがでしょう。

いかがでしょう…というか、
たまるりさんのご質問から、もし私が学生に練習してもらうとしたら、こんな課題を出すかなという一例でした。
そのシーンのストーリーのなかでの役割や出したい緊張度によって、色んなカメラで切り取れる技術があるといいですよね。

2017/04/11 21:37

>たけうち先生
公園で撮ってから、名前が分かっておりませんでした。ユーフォルビア…!確かめたら、そちらでした。ありがとうございます。UPされている植物写真すてきで、いつも見とれていたり。花や草もたまらないです。

2017/04/11 21:34

チヒロさん、普段は学生さんに対してやっていることをここで披露……素敵。

>切り取る前の、全体像を、わたしの場合は細かく設定します。

キャラクターと背景その他細かく設定するのですね。やっぱりキャラが大事なんだな!!

>自身の内にある動画をノベライズすることに慣れていけば、それは最強ではないですか!

「書けない」となった方は、小説を書くというよりは「自分の脳内にあるなにかをノベライズする」みたいに意識を切り替えるのもありかもしれないですね。

私たち、座談会で同じことをくり返し、手をかえ、品をかえ伝え続けてる気がします。
「キャラクターとか背景とか考えると、書きやすいこと多いよ」ということ。
そのうえで、小説を書くのは自己表現のひとつですが、自己表現をゴールにしてしまうと、自分しか満たされない。
「自己表現をスタートとして」そこから「他者」に向かって語ることを意識できるようになったら小説世界が少し広がります。

昨日の私が提示した「わかる・伝わる」の公式についてですが、あれは別な言い方をすると
・自分が書くもののユーザーを固定して考える。
・そのユーザーに適したお話作りとキャラ作りをする。
・そうすると相手に基本的に伝わりやすい。
ということでもあります。

少年漫画を読むであろうユーザーに向かってキャラを作るのか、三十代女性に向かってキャラとストーリーを作るのかで、変わってくる。その「変わってくる」を自分がどれだけ意識するか。
という語り口でも伝わらないときは、また、違う説明の仕方を考える!

「書いて、見せたい」がひとつにつながってるのだとしたら「見せたい相手は、誰!?」も想定してみると、書きやすいこともありますよ?

2017/04/11 21:47

光になって作中の対象を照らす


台詞ひとつから世界を広げる例)のひとつで、拙文あげてみます。
紙の本でしたら、効果を発揮できると思います(自分ではわからない)

これは透過光です。登場人物の視点ですが、「観ているひと」「観られているひと」「場面全体」に光を当てます。
書きたかった台詞は
「セイハナイ」
という一行です。この台詞を書こうと思って、書き始めた話でした。別仕立てでいきますね。

2017/04/11 21:45



もう訊くのはやめようかなと賛が思ったとき斐草がゆっくりと立ち上がった。
「実家も家族も親もないです。姓名の名はあるけど姓はない」
「は?」

 セイハナイ。

 意味がわからない。少ししてから漢字が浮かんだ。
 斐草は賛を見つめ、ふと微笑んだ。庭に射し入る秋の陽よりも美しく透き通った笑みだった。傾き始めた太陽が木立の隙間を抜けて庭に不可思議な模様を描いている。夕暮れまではまだ時間があるのに、影は黄昏色に染まっていた。風は木々を揺らし梢をかすめ、葉を吹き落として通り過ぎる。
 斐草の立ち姿は逆光にさらされて消えそうに儚い。風に揺れて音もなく散り結ぶ木洩れ陽の輪と同じ淡さだった。
「……だから俺は、生きているけれど生きていると認められていない……生きてるひとが持っているはずのいろいろなものを俺は持ってないんです。ただ命だけが、ある」
 聞かなければ良かった。と賛は思った。そしてそう思う自分を嫌悪した。



2017/04/11 22:23

登場人物のひとりの、「生存」のふたしかさと、登場人物ふたりの関係の希薄さを、透過光の描写で代用です。
このシーンと対比させて、ストーリーの中盤に「絵画の色彩の淡く柔らかな光の描写」を、後半に「真夜中の無光、ただし真実が見える」シーンを入れました。
「セイハナイ」の台詞ひとつが書きたくて文庫一冊ぶん書きました。という告白。

2017/04/11 22:26
2017/04/11 22:37

riutot

はじめまして、柏てんと申します

恥ずかしながら、何冊か本を出させていただいております
最初からずっと座談会を追っていたのですが
とても興味深い内容ばかりで
我慢しきれず出てきてしまいました
不躾を承知で、質問させてください
先生方は沢山の著作を出してらっしゃいますが
拝見するとその内容は様々な知識に裏打されていると感じます
実際こういう内容のものを書くと決まった時に
どのように情報収集をなさいますか?
現在世の中の情報の多さに途方に暮れています
是非教えていただければ幸いです
よろしくお願いいたします

2017/04/11 22:46

kashiwa_ten

古民家を探して見学し、写真を撮ってイメージを創りました。

光の作用はひとの心理のはたらきに近いです。
透過、反射、屈折、偏光、吸収。
光と映像にかかわる仕事の経験から学びました。

2017/04/11 22:44

柏てん様

こんばんは。はじめまして。

>実際こういう内容のものを書くと決まった時に
どのように情報収集を

資料はおおむね本から、です。
ネットではときどき誤情報に会うので、ネット調べのときは裏をとります。
DVDがあればそれも観ます。
行ける場所であれば、取材に行きます。
古刹のお坊さん、とても親切でした。
作中に小型機を出したときは小型機のパイロットを探して乗せてもらって話を聞き、ヘリコプターシーンのためにヘリに乗り、です。
最近はドローンを買いました。操縦がへたくそなので直線しか飛ばせられませんが。
経験できるものは経験。
読めるものは読み、観ることができるものは観ます。
楽器は買って試します。家にギターやドラムやキーボード楽器がごろごろしていた時期もありました。
なので、しばしば持ち出しの赤字となります〜
BMWは買わなかったです。自制心。

取材は楽しい上に、調べるとあれもこれも書きたくなるしで、取材負けすることがあるので、気をつけています。
わたしは1000個調べたら三つ使うという自己基準です。

2017/04/11 22:49

>柏てんさん

いらっしゃいませ。お久しぶりです。
情報収集。
私、書籍が好きなので本を読みます。あと「これを書く」と決まったときに、わからないなと思った箇所に関しては担当編集さんを頼ることが多いです。資料を探すのは私より担当さんのほうが巧みなので。
あとは見にいけるものは、実際に見にいきます。
りうとさん、チヒロさんはどうなのかな?

これに関しては至道さんにもぜひぜひ伺いたい。個人的な興味なんですが。
私、「衛星を借りたことがある」という方を他に知らないので、至道さんの情報収集は「現実に知ってる」「シュラバくぐってる」の他に、なにかさらにあるのかな……と。



2017/04/11 22:57

>1000個調べたら三つ使う

私も調べたり、見にいったり、体験したりしても、使えるものは少ないんですが、あー、「書きたいけど、書けない」という方たちは、りうとさんの真似を素直にしようとは「まだ」しないでくださいねと補足しておきますね。

2017/04/11 23:07

至道先生のお話を聞きたいです〜

2017/04/11 23:09

いや、むしろしたほうがいいのかな。りうとさんの真似。経験値上げですもんね。
行動力がある方は、必要に応じて、小型機に乗ったりドローン買ったりもしてみてください。でも、これを読んで「そうか! 自分に足りないのは経験と取材力」と思って、体験して書けるかどうかは、また違う話のような気がします。
一回試してみて「違うな」と思ったら、違う方法を試してみてね。

2017/04/11 23:15

三十年くらい前に、ドイツに行ったんです。写真撮りまくりでした。自分の写ってるのなんて二枚かそこらです。建物、史跡遺跡、お城、川、街、商店、パトカー、鳥(!)イルミネーション、祭、衣装、町並み。

フィルム20本ほどでした。帰国後、友達の漫画家十人ほどに披露し、そののちものすごい枚数、焼き増しして配りました。皆、「ドイツ? すてき」なんて言いません。
「資料、資料、宝の山だー! くれー、全部くれー」でした〜
皆、生写真に飢えてたらしいよ。

2017/04/11 23:14

佐々木先生、お久しぶりです

いつぞやはご迷惑をおかけしました
至道先生も、乱入したりしないと断言したのにこの有様で申し訳ないです

たけうち先生の小型機は、ボディーガードシリーズの時でしょうか?
あとがきでイギリスの貴族の方のところにまで訪問していると読んだ覚えがあるので
なかなか真似をするのは難しそうです
金銭的な余裕ができた時には、きっと……!
お二人の解答、とても勉強になります
無料で先生方にこんな質問をできてしまっていいのかと今、震えているところです

2017/04/11 23:12

kashiwa_ten

皆さんのお話を楽しく拝見していたのですが、皆さんとてもお優しくて、女性的で(当たり前ですが……)、自分みたいな野蛮な人間が発言していいのかどうか、正直結構悩ましいところです(笑

なんだか参加していて申し訳なく思うほど……!

やっぱり女性は女性だなぁ~としみじみ感じました。
あと、男性系の座談会と、女性系の座談会は分けるべきだなとも実感しましたね。パネリストの方々の特性のみならず、ユーザーさんの印象もやっぱり違います。書く分野が違うだけでなく、創作に向き合う気持ちもどことなく違っているように感じます。

それはともかく、ぼくの情報収集に関することを少し書きますと……

2017/04/11 23:18

資料は、「欲しいな」と思ってると、向こうから「来る」ことあるし、ご縁も感じるね。

ふだん会わないような友達にたまたま会って、雑談してみると、「おお、それ、じつはいま、すごく知りたい」っていうことを専門にしてるひとが見つかったりする…
新幹線の技術開発のことや、マンションの建築現場のこと、沈埋函敷設のトンネルのことなどは、ありがたい偶然、やはり人脈でした。
時間が許せば、見学会や講演会、勉強会のようなものにちょこちょこ参加して、ひろーく浅くトローリングしてみたいです。

2017/04/11 23:20

 至道先生


えっと、カガミ先生の座談会にお伺いしても大丈夫でしょうか? 

というかカガミ先生はこちらにはおいでにならないでしょうか…

2017/04/11 23:29

ぼくの取材や情報収集は本当にまったく誰の参考になりませんよ(笑
全員に対して、無意味にしかならない話であると思います。そのお目汚しをご承知の上でですが、お話をお受けしたので少しお書きしますと……

小説家になって、取材っぽい作業をしたことというのはたった2度限りですね。それも、自分の意志での取材という感じじゃなかったです。自分は基本的に一切の取材や情報収集が不要な書き手だと考えています。

正確に、過去の2度の取材内容を振り返ってみますと……

羽月莉音の帝国シリーズというリアル世界革命モノを書いていたときに、1巻原稿は完成していたんですが、その1巻でメイド喫茶やコスプレの描写があったんですね。それで編集さんが「メイド喫茶に取材に行きましょう」と仰ったので、それに同行させて頂いて、メイド喫茶やコスプレでなかなか有名な女性社長さんとお話をさせて頂いたことが一度。これは編集さんが行きたかったのではないかという疑惑はあるのですが、ただ優秀な編集さんだったので、良い思い出です。
2回目は、羽月莉音の帝国8巻の原稿執筆の際に、今までにない形の証券取引所を設立する記述があったのですね。それ自体は書いていたのですが、内容が内容だけに、編集さんが「確認に行こう」と仰って、日本の証券取引所のシステム面や制度面の設計に携わった有名なキーマンの方に一度面会させて頂きました。それで、ぼくの証券取引所周りの記述を念のためチェックして頂いて、OKを頂いたということがありました。これは編集さんというより、そこの編集長さんが、ぼくの記述を疑ったっぽいです。編集長はぼくの履歴など一切知りませんし、編集さんもまぁ知りませんし、疑われるのも仕方ないのですが、ここの編集長さんには何度か記述内容を疑われつつ原稿調整に四苦八苦した思い出があります。

その二回限りです。
他にも、政治モノ、経済モノ、金融モノ、色々書いてきましたが、基本的には別に何か取材や情報収集をしなくても幾らでも書けるタイプだと思っております。
そもそもですが、ぼくがビジネス書のゴーストをやっていたということは、そういうことなんですよね。ある程度のレベルのビジネス書のゴーストというのは、名前を出す著者さんと同レベルでの経験や知識を共有しているので、だからこそゴーストを担当できるわけなので、もともと備わっていた経験や知識だけを使っています。
まだまだ色々書けますが、やりたいことは山ほどあるので、それが書きたいかどうかだけの問題です。

2017/04/11 23:35

>衛星を借りたことがある

衛星のことはどこかに書きましたっけね?
昔、ネット創生期のころ、今みたいにネットの帯域が十分じゃなかったのですよ。テレホーダイとか流行ってたころです。
そのころ、相対的に衛星回線は安かったので(それでも月1000万とかいうレベルですが)、その当時の会社で借りさせて頂いていたというだけです。放送事業にも関わらせて頂いた時期もございます。

すごく込み入った内容になってくるので、このことにはあまり突っ込まないで頂いたほうが宜しいかと思います。でも誤解ないようにしてもらいたいのは、自分を大きく見せようとしているわけではなくて、そんなことは逆にまったくしたくないので、普通に全部裏取りできる事実だということだけ記載しておきます。

2017/04/11 23:46

>たけうちさん
でしたら、架神さんにはお声掛けしてみます。メールしてみますね。
逆に、明日から架神さんも参加しての座談会があるので、ぜんぜん遠慮なく顔を出して頂いて大丈夫ですよ。

2017/04/11 23:50

>至道さん

「羽月莉音の帝国」の一巻目をいま読んでいてその作者紹介(?)に「衛星を借りたり」と書いてあったので「なんで借りるのだろう」となりました。
取材は二回しかしてないんですね。蓄積と自分のなかの引き出しだけで書ける世界がたくさんあるのがうらやましいです!!

2017/04/11 23:53

>至道先生

ありがとうございます。明日からの座談会も楽しみにしています。

2017/04/11 23:59

自分の知らないところで、いきなり指名されている架神先生……。

2017/04/11 23:59

羽月莉音の帝国シリーズは、今だから書けますが、1巻と2巻は編集さんの手がだいぶ入りました。当時はラブコメという王道鉄板の公式がラノベにあって、それが絶対だったので、調整があったわけです。

自分としては納得し難いのですが、それでも編集さんが優秀な方であることはぼくも重々理解しておりまして(たぶん今まで一緒に仕事をしてきた編集さんのなかでもトップクラスに優秀でした)、ほとんどビジネス書のようなものを、無理やりラノベにした感もあって、その間にはさまれて編集さんはだいぶ苦労され、落としどころとしてやや妥協があったということはありましたね。
そのときの編集さんには正直めちゃめちゃ感謝していますが、業界全体としては、色々な事情もまたあるという一側面ですね。

Part1でも触れたと思いますが、自分の作品は基本的に全部ビジネス書です。読み手の方は、ラノベやラブコメの色とかそういうのが付いているので、なかなか見えづらいのですが、ぼくのほうはビジネス書として書いています。
実は自分の過去作のなかで、ビジネス書として書いていないのはたった一作だけで、富士見さん(KADOKAWA)から出させてもらった
これだけですね。

2017/04/12 00:01

お付き合いのある編集さんには、何度かビジネス書として出してくれとお願いしたこともありましたね。でも編集部が違うと、そういうお話は通りませんね。それにたぶん、小説のほうが格が高いみたいな出版界のなかの微妙な兼ね合いもあって、小説は小説だという出し方になってしまってました。

いま振り返ると、ラノベの女の子を使ったビジネス書の体裁を取ったほうが売れたんじゃないかなという気もしますけれども、まぁ出したいものは出したし、別にいいかなという気もしています。

2017/04/12 00:08

「大日本サムライガール」に出てくる、工場の女の子だ!

2017/04/12 00:10

自分で上の自分の書き込みを流し読みしてみたら、「なんて無意味な内容なんだ!」と思わず絶句しました(笑

これ絶対に何の役にも立ちませんよね。本当に申し訳ない……乾いた笑いしか出てこないっすよ(笑

2017/04/12 00:23

>至道さん

無意味とされるようなところや、あるいはガラクタとされるようなものから「なんかいいもの」を取りだして磨くのが好きな私にとっては、とても意味がありました。ありがとうございます。
というあたりが女性的っことですね。まあ私は女性なので。笑

2017/04/12 00:25

あえてプラスに捉えるとすれば、ぼくみたいな異分子ですら小説家になれているので、皆さんも自分の立ち位置というのをしっかり見定めることができたら、ちゃんと小説家として活動していけますよ。この感覚は、なかなか分かってもらうのは難しいとは思いつつ、冷静に自分の強み弱み立ち位置や持ち分なんかを見定めてもらえれば、向かうべき先が明るいものになるのではないでしょうか。

2017/04/12 00:42

(お話の流れを中断してしまう形になってしまい恐縮なのですが、お礼だけ投稿させて下さい、すみません)


佐々木先生
昨日の朝に質問させていただいたDoujimaです。ご回答、ありがとうございました。

2017/04/12 07:12

Doujima

くり返します。

それぞれが自分に合った方法を見つけるのが一番です。

他の方のお話を聞けば聞くだけそういう結論になりますね。

2017/04/12 08:30

次の会場に移動お願いいたします。

2017/04/12 08:35

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