三題噺のお部屋

鈴鹿歌音

エピソードの総文字数=597文字

作者:鈴鹿歌音
2017/12/28 14:27

clanon213

    とある一級河川にかかる橋の上で私は、ごましおのかかったおにぎりを頬張っていた。母の手作りのおにぎりは優しくて温かい味がする。

    しかし、私の気分はなかなか晴れなかった。

    何故なら彼氏と喧嘩をして逃げてきて、複雑な気分だったからだ。

2017/12/28 14:28

clanon213

敦くんなんて嫌い……。私のこと愛してるって言ってくれなかった……
2017/12/28 14:30
    私の近くをガラケーを操作しながらおじいちゃんが通過していった。

    あの人も幸せそうだった。

    私もあれぐらい幸せになりたいのに…….。

2017/12/28 14:31

clanon213

    その時だった。

    愛する人の声が聞こえる。

    私の心は浮き足立つ。彼の声が好き。彼の全てが好き。彼が私の後ろに立ち止まり、私を抱き締めた。

2017/12/28 14:33

clanon213

ごめん……やっぱり俺は智香がいないと駄目みたいだ
2017/12/28 14:35
どうして敦くんは、あの時愛してる、って言ってくれなかったの?
2017/12/28 14:36
あんな人前だと俺も恥ずかしいんだ。だけど智香の事は誰よりも分かっているし、愛しているよ
2017/12/28 14:37
ありがとう、敦くん。私も敦くんの事大好き♥️
2017/12/28 14:38
    そう言って私は敦くんの頬にキスを落とした。恥ずかしがる敦くんもいいけど私は敦くんの全てが好きなのだから。
2017/12/28 14:39

clanon213

智香、何かさっき食べた?
2017/12/28 14:40
ごましおのおにぎりを食べたよ
2017/12/28 14:41
良いなぁ。俺にも分けてくれる?
2017/12/28 14:41
良いよ。続きは私の家でね♪
2017/12/28 14:41
    私たちは歩く。この先の未来に向かって。ごましおのおにぎりが私たちを繋いでくれているのだから。
2017/12/28 14:42

clanon213

終わり
2017/12/28 14:43

clanon213

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