三題噺のお部屋

南雲あや

エピソードの総文字数=944文字

南雲あや
2017/12/20 18:44

nakumoaya

今日寒いなー なあ、なに食べたい?

2017/12/20 18:46

私が食べたいものなんて1つに決まってるでしょ? カリコリとして、歯ごたえが癖になって、お肌にも最高で、いくらでも食べられちゃうやつ!

2017/12/20 18:46

はいはい、ホルモンな

2017/12/20 18:46

そう、あたり♡

2017/12/20 18:46

お前の好物と言ったら決まってるし。あーー、でも今日は却下

2017/12/20 18:46

なんで!? ホルモンの気分なのにー!

2017/12/20 18:47

家で食えねえ

2017/12/20 18:47

焼肉屋は?

2017/12/20 18:47

俺はいいけど……せっかくかわいい服着てるのに、焼き肉の匂いついてもいいわけ? 買ったばかりじゃなかった?

2017/12/20 18:47

はっ、そうだった! でもでも……うーーーーーーーん、今日はやめとく!

2017/12/20 18:48

そうそう、偉い。じゃあ、何食べたい?

2017/12/20 18:48

選択肢は?

2017/12/20 18:48

そうだなあ……寒いから、鍋の気分かな俺は

2017/12/20 18:48

鍋か、じゃあね、じゃあ、もつ鍋!

2017/12/20 18:48

言うと思ったよ……この内臓大好き女子め

2017/12/20 18:49

あう♡なんか危ない響き♡

2017/12/20 18:49

じゃあ、スーパー行ってから俺んちで

2017/12/20 18:49

はーーい

2017/12/20 18:49

今年一番の寒さの中、帰宅した2人は身体が凍えていた。



女は一直線にこたつへと向かっていく。

2017/12/20 18:49

nakumoaya

おおおおおっ! さむさむうううううう! こたつこたつうううううう!! って、電源ついてないしっ!

2017/12/20 18:50

火事になるからつけて出るわけねーだろ、ほら、鍋の用意するからそのへん座ってろ

2017/12/20 18:50

はーーい

2017/12/20 18:50

普通、彼女が彼氏のために料理するものであるが、この2人は少し違っていて、女に包丁を握らせるとそれはもう危ない。対して、男の方は手先が器用で、わりと何でも出来てしまう傾向にあった。こうなる役割は必然といってもいい。



そして、女は好奇心が旺盛で、そのへんに座ってろと言われたにも関わらず、小物置き場を物色し始めた。それは、男が自慢の手先でちまちまと作っているアクセサリーや、自作した砂時計などが置かれている。



来るたびに新しいものが増えていて、常に飽きることはない。

2017/12/20 18:51

nakumoaya

これは……万華鏡?

2017/12/20 18:51

今日は万華鏡が増えていた。



手に取り、覗いてみる。



 



覗き込むと、カラフルなビーズたちが角度によって姿を変える。くるくると姿を変える鏡の世界。子供の頃以来の万華鏡に、わくわくがとまらなくなる。

2017/12/20 18:51

nakumoaya

きれー……

2017/12/20 18:51

思わずそう声にでてしまった。

2017/12/20 18:51

nakumoaya

ん?なんかいった?

2017/12/20 18:52

ううん、なんでも、お鍋早く食べたいなーって

2017/12/20 18:52

でも、このスペースを知っていることは秘密なのだ。だから今日もはぐらかす。

2017/12/20 18:52

nakumoaya

もうちょっとでできるから待ってろよ

2017/12/20 18:52

はーーーーい

2017/12/20 18:52

  • ツイート
  • ツイート
  • シェア
  • LINEで送る

ページトップへ