チートなガチャ運でVRMMOで無双する!?~没入型MMO「ラスト・オンライン」

第五十〇話『キングガーゴイル』

エピソードの総文字数=1,173文字

「来たなー!!」
2017/06/02 23:19
格闘少女のサラが、スッと構えを取る。
2017/06/02 23:20
「D級英雄ランク戦」第三のチェックポイントのボス、『キングガーゴイル』が現れた。第一のチェックポイントに現れた、「ガーゴイル」に当然の如くデザインが似ている。
2017/06/02 23:20
「でかー!!」
2017/06/02 23:20
「大きいですね」
2017/06/02 23:20
「大きいな」
2017/06/02 23:20
全員の感想だった。
2017/06/02 23:21
第一のチェックポイントのボスだった「ガーゴイル」を一回り大きくした上、王様のような帽子を被っているのが「キングガーゴイル」の特徴だった。「ガーゴイル」とは違って、ゆったりと体を動かしている。その動作が攻撃力の高さを想像させ緊張感が高まった。
2017/06/02 23:21
「これは強そうだ」
2017/06/02 23:21
と、僕が言うやいなや、サラが飛び出した。高速で走りだし、ガーゴイルの頭上へジャンプする。まず、巨大なガーゴイルの胸辺りの高さに飛んだ。さらに、スキルを発動させる。サラの足元が光る。
2017/06/02 23:21
「『二重跳躍 - ダブルジャンプ』!!」
2017/06/02 23:21
サラは、その高さから、二段飛びのスキル、『二重跳躍 - ダブルジャンプ』を発生させ、さらに上空に飛び上がった。バランスを華麗にコントロールし、『ガーゴイル』の頭上を維持する。

『キングガーゴイル』の視線は、サラに追いついてはいない。そのまま、サラは、足を大きく掲げ、巨大なモンスター『キングガーゴイル』へかかと落としを放った。

「グググゴゴゴオオオオ」
キングガーゴイルの呻き声が響き渡る。綺麗に攻撃が決まった。サラは、一瞬の判断で、相手の死角に飛び、そのまま、攻撃したのだ。サラは、どんどん攻撃がうまくなっている。これは、身体能力と、素早い判断能力の両方がないとできないことだ。
2017/06/02 23:21
「よし、まずは一撃!」
2017/06/02 23:22
と、サラが笑い、『キングガーゴイル』に大きなダメージを与えた。さらに、次の攻撃の態勢に移っているサラ。とにかく判断が速い。
2017/06/02 23:22
「すごい、このまま、また、サラちゃんが倒しちゃうんじゃ」
2017/06/02 23:22
奈緒子がサラの攻撃に驚いている。第一チェックポイントの『ガーゴイル』を一撃で倒してしまったことを思い出しているのだろう。サラの速攻は驚くほど速い。まさしく速攻なのだ。
2017/06/02 23:22
「うん、ただ、キングという名前が気になるんだよね」
2017/06/02 23:22
「え?!?!」
2017/06/02 23:22
僕が、ぼそりとつぶやいた。それに驚く奈緒子。
僕には、ある予感が走っていた。キングというからには王様。王様は一人では王様ではないはずだ。それはつまり。そこまで考えた。そのとき。

僕の予感は現実に形を変えた。
2017/06/02 23:22
「キングガーゴイルは仲間を呼んだ!」CPUの音声でアナウンスされる。

そして、いままで何もなかった空間が光り出し、2体のガーゴイルが呼び出された。第一のチェックポイントのボスだった「ガーゴイル」がだ。

たった一体の『ガーゴイル』で、初心者三人の冒険者を全滅に追い込んでしまった。あの『ガーゴイル』が2体。しかも、当然『キングガーゴイル』も残っている。
2017/06/02 23:23
「うそ・・・でしょ・・!?」
2017/06/02 23:23
サラがそう言った。
2017/06/02 23:23

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