【開催終了】WEB小説を書籍化する方法 ~成功のためにやるべきこと~

オンライン座談会 会場 Part4

エピソードの総文字数=9,089文字

早くもPart4です。

今までの座談会ではありえないくらい早い流れです。初日なのに、びっくりするほど早いです。
今回の座談会は、多くの出版人にとってきっと重大なお話なので、ご興味がある方は遠慮なくご参加ください。プロや編集者も歓迎ですよ。

2017/03/14 02:06

重要な鉄則なので、更新されたらまとめ直します。座談会に終わりには、完璧な鉄則としてまとめられるとベストです。


■異世界で活躍!
現代人か、または異世界人か、どちらでもアリ。
異世界の定義は、「現実」とルールの異なる世界。報われなさすぎる現実から遠ざかるための世界と考えればOK。

■人生リスタート! (強くてニューゲーム)

■タイトルとあらすじが、WEB小説の根源であり、実は最短の「企画書」!

■2000~5000文字のエピソードに必ずお約束(キモチいいこと!)を入れる!

■WEB小説は精神的ポルノである、読者を心行くまで満足させよ!

■描写なんていらない! 少ない情報量でシンプルな説明をすれば万全!

■今の流行、人気ジャンルで勝負!

■毎日更新!

■ポイントを取るため読者にサービスし続ける。地の果てまでもサービス精神を!

■叩かれても気にするな!

2017/03/14 02:12

>stop_kukkoroさん
>>タイトルとあらすじがまさしく企画書であり、全てであるとのことですが、ではその企画書がユーザの目に留まるためにどのような工夫をされているでしょうか。


 「新着」からどうやって日間ランキングに這い上がるのか、これのことを「ブートストラップ」って呼んでいますけど。
 これについては、僕はじつは未経験でして……。


 すでに商業作家であったために、「なろうで連載しました」と、TWITTERで告知しただけで、日間300位以内に入れました。俗に言う「日間入り」というやつです。


 ある作品が、いちど、2~3万ポイントになったあとは、新連載をはじめるときに、その作品のほうで宣伝告知を行うと、前述した「5%くらいは見に来てくれる」で、充分に、日間入りを果たせるようになります。
 一度、高ポイント作品を持った後は、連載を絶やさずにいるかぎり、新シリーズ立ち上げで「新着」から抜け出すための苦労はしなくて済みます。


 ……が、まず「新着」から「日間」に入るための話ですよね。
 以下のような有効な方法が考えられます。


・新着リストに長時間露出する。
 自動更新に任せていると、毎時正分に掲載されます。手動でやれば、混雑する00分を外せるので、流れてゆくまでの時間を多く稼げます。
 また同様に、日間入りするまでは、更新回数を増やします。1日に数回更新すれば、それだけ「新着」に見えている時間が増えます。
 また時間は「なるべく多くの人が見ている時間」です。なにか作品を投稿しているなら、人数はすくなとも、作品に付属する解析ページで、訪問者の訪れる時間、曜日、などはわかるはず。


・投稿時間を考える
 ランキングシステムの特性から、7時、12時、19時、の直後が、集計サイクルで最も有利となります。ライバルも多いですが。


・スコッパーさんに期待する
 なろうには、スコッパーさんという、「埋もれた良作」を掘り出して、日の目を見させることを生きがいにする優しい人たちがいます。
 その人たちに見つけてもらいやすくする工夫をします。
 ここちょっと詳しくないのですが、タグで人気&定番タグをつけるとか、タイトルとあらすじを工夫するのは、他とも共通する工夫ですね。


・固定ファンを作る
 ちょっと、これまで僕の言ってきていることと矛盾しますが。日間300位に入るか入らないか、という領域では、これまで連載してきた作品を読んでくれている人の応援も重要です。
 日間300位に入るには、連続する24時間内に、40~60ポイント必要です。
 つまり、ブクマ30人か、ブクマ+評価10点合計12点で、5人など。
 これまで読んでくれていて、新シリーズにまで見に来てくれた人なら、ご祝儀で評価をつけてくれることがあるかも?



>日間入ってから


 日間300位に入ったあとは、ぶっちゃけ、タイトルとあらすじの魅力がすべてです。
 次の目標は100位とか50位とか20位になりますが。
 伸び悩みするようなら、そのタイトルとあらすじは、だめだ、ということなので……。
 タイトル変更や、あらすじ変更もします。諦めるまでに、最低、2~3回はやります。
 それも日間にいるうちに。


>日間表紙入りしてから


 日間5位から上を「表紙」と呼びます。
 ここに入ったら、とにかく、死ぬ気で毎日更新です。



>落ちちゃったら


 300位あたりなら、いちど落ちちゃっても、また入ってくることもあるんですが。
 日間20位やら、5位やらに一度入ったあとで、落ちていってしまったあとは、もう二度と戻ってきません。
 その作品……というか、実際には、ブクマする人のほとんどは、読まずに「タイトル」と「あらすじ」と「もくじ」だけでブクマします。
 つまり作品として「面白かった」かどうかではなく、あくまで「企画」として「おもしろそうに感じたか?」のほうで判断されるわけですが……。
 その「企画」がだめだった、ということです。


 あくまで書籍化を「至上目標」とするなら、だめだった作品は、早めに閉じます。
 再び日間に戻ってくることを期待して書き続けていても、無駄です。新しく次のをはじめましょう。
 閉じかたには何通りかありますが、速やかに最小話数で完結させるなり、あまり綺麗なやりかたはではないですが、そのまま中断してほっぽり出してもいいんじゃないかと。

2017/03/14 02:34

>「新着」から日間へ


 新着から日間への入り方については、実際の経験者の、お二人に、パース。

2017/03/14 02:34

いいかげん。今日は落ちます。22605文字、書きましたわー。


今日はスケジュール数時間あけてましたから、こんなペースですが。

明日からは執筆の合間なので、スローダウン。

2017/03/14 02:35

>鉄則
>至道さん


 「いっぺん落ちたら諦めろ」を入れておいてください。

 日間表紙(5位)から落ちたあとには、週間表紙、月間表紙、とあって、実際には1ヶ月間、つづくわけですが。
 どこのランキングも、いっぺん落ちてから舞い戻る、なんていうことは、絶対と言っていいほど起きない。
 でもそれを期待しちゃって、もう書籍化しない作品に労力を注いでしまう人が、かなりな高確率で存在しますので。


 月間表紙から落ちたあたりで、だいたい、ポイントのピークが確定します。
 書籍化ラインとか、ピークの曲線の読み方なんかもあるんですが。それはまたこんど。


 ちなみにこの「落ちたら戻ってこない」という法則。ラノベの売り上げの推移と同じなんですけどね。「最初の数日で売れなきゃ、あとから売れるとかアリエナイ」とか。「いっぺんPOSランキングから消えたら、二度と戻ってこない」とか。

2017/03/14 02:37

>新着から日間へ


前提として、そのタイトルとあらすじが「日間ランキングにのるポテンシャルがある」ということ。
それを踏まえた上で、24時間のうちに連続更新するがおそらく唯一の正攻法ではないかと思います。

なのうのランキング更新は早朝6時頃、正午12時頃、夕方18時頃の一日三回です。そこでそれぞれ「過去24時間に増加したポイント」を集計してランキングを並べます。

新着は数分おきに更新されます、一回の更新だと数分しか新着に出てきませんが、極端な話20回更新すれば1時間近く新着に出続けます。ですので、
ポイントをまとめたい24時間のうちに複数回更新する

その上で更に細かい事をいえば、それぞれの時間の40分~50分あたりがもっとも新着の残留時間が長くなります(なる可能性があります、が正しいのかもしれません)。
というのもなろうの予約投稿システム上、予約は00分ぴったりにまとめて更新されます。当然そこでまとめて作品が新着に殺到するので、押し出されない為に00分より少し先に手動更新する層がいます。
その層の少し前が更新数の薄いところ、40分~50分あたりがもっとも新着に残る時間が長くなります。(ただし誤差レベル)

まとめます
・24時間内に複数回更新
・更新する時間は毎時の40~50分が最適

ただしこれはあくまで小技で、実際に「人気の出るタイトルとあらすじ」が揃っていれば、こんなことをしなくても1回の更新で24時間のうちに必要ポイントをもらえるし、ちょっと足りなくても24時間のうちに3~4回の予約更新でたります。
厳しいことをいえばそれ以上の更新でぎりぎり日間に乗るようなタイトルとあらすじでは登っていく途中のどこかで失速します。

結局の所タイトルとあらすじ、それで日間ランキングの全てが決まると言っても過言ではありません。

2017/03/14 02:52

>「新着」からのブートストラップ方法 補足


スコッパーさんが見るのは、つまり具体的には、ここなので。
http://yomou.syosetu.com/search.php?word=&order=new&genre=&type=r&time=


やはり肝心なのは、「タイトル」と「あらすじ」になりますね。
タイトルは「テイクがわかりやすいもの」で。あらすじは「可能な限り短いもの」であること。


長いあらすじは、もうそれだけで、ほぼアウト。
長い=「わからない」=おもしろそうに思えない、で、クリックしてもらえない。
3~4行程度の長さで、「どんなふうにキモチよくなれる話なのか」の効用書きが、簡潔に書かれていれば、クリックしてもらえる確率があがります。


あと、タグのほうは、タグ検索からたどり着くスコッパーさんもいるので、こちらも重要。
これは「登録の多いタグ」が鉄則。
誰も付けていないようなタグをつけるのは、まったくの無駄。
内容に照らし合わせて、詐称にならない程度に、その作品が「そういう要素も含む」のであれば、皆のよく用いる「人気タグ」をつけるべし。



>三木さんの講座


 おっと。その道のプロの書き込みが入った。(笑)


 ようするに、まとめると。


 「日間」で1位を取れるようなポテンシャルのある「企画」=「タイトルとあらすじ」であれば、「新着」で埋もれたままなんてことは起きない。

 ――ということで。

2017/03/14 03:27

スコッパーさんなり、読者さんなりの目を、信頼しよう。ということですね。


いいものは上がる。よくないものは上がらない。

上がらなかったのなら、それはよくないもの。


――ということで。


前のほうの話題で、僕の言った「ジャッジが一人でなくて大勢」というのは、ここの信頼度に関わってきます。

一人の人がジャッジするのだと、良いものであっても捨てられることが起きうるけど。

ジャッジが大勢で行われていれば、その結果の信頼値は上がると。

2017/03/14 03:28

takigutirさん
1.毎日更新する際、投稿時間は気を付けていますか?
今は気にしてません、というのも日間ランキングに残っている作品だと、更新タイミングによるアクセス・ポイントの変動はランキング効果の前では誤差レベルだと考えているからです。

ただし乗っていない作品、連載開始直後の作品は気にします。
具体的には「類似ジャンルの完結した人気作」を参考にします。(ユーザーの母数が多く、かつ更新による揺らぎがないため)
例えば「無職転生」と類似ジャンルを書いたら無職転生のアクセス解析をみて、目標ユーザーの多いところを狙って更新します。

2.描写の簡潔化は特に推敲していますか?
してません、文章なんて熟読されないと考えてますので。
文章をよくするよりも、一つでも多く「キモチイイエピソードを量産する」事を心がけています。

3.失敗した作品を出し続けた場合、作者として飽きられるようなことはありますか?
ないと思います。
これからちょくちょく理由を話していくことになりますが、少なくとも日間を読んでいる読者層は「むしろ作家名なんて見てもいない」という実感があるためです。

4.全体を通したカタルシスというのは考えてから書き始めますか? それともライブ感を重視しているのでしょうか?
考えてません、完全にライブ感重視です。
WEB連載では読者が毎日ちょこちょこ読むので、書き方としては「通常のドラえもん」。
書籍になった時にだけまとめて読む事になるので書き下ろしに「大長編ドラえもん」をつけてカタルシスを届ける様にしてます。

5.小説サイトユーザー(固定ファンや他の作者)との交流というのは意識していますか?
作者間の情報交換はしてます。
一方でわたしの場合――これはもうバレバレなので言いますが、なろうの自作の感想欄を一度もみたことがありません。
うたれ弱いので最初から見ないようにしてるからです。なのでファンの方との交流はありません。

6.新しいタイトルを発表する時、作品のセールスポイントとして意識することは何かありますか?
面白くみえる、かつ内容と乖離しないタイトル。

2017/03/14 03:35

>いいものは上がる。よくないものは上がらない。

>上がらなかったのなら、それはよくないもの。


「いいもの/悪いもの」という言い方をすると言葉尻をとらえられて不毛な論争が起きる気がしますので。

わたしは「大多数の読者に求められてるもの/求められてないもの」と思うようにしてます。

2017/03/14 03:39

>>「いいもの/悪いもの」


これがエロマンガであれば、「エロい/エロくない」で、価値基準はシンプルなんだけど。


それはそうと、「面白い」という言葉を用いると、どうも議論が不正確になる気がしてきていて……。
小説をさして言うところの「面白い」って、かなり大雑把なニュアンスで。ギャルが好ましい性質すべてに「カワイー」と言っちゃうような広さがあるんですよね。


ちなみに英語で言うと明確になって……。
小説をさして「面白い」というときの意味は、だいたい「exciting(エキサイティング)」の意味。カタルシスがどれだけ大きいかのほう。
たまに「interesting(インタレスティング)」の意味で使われることもある。これは興味深いって意味合いのほう。


しかし、実用品であるWEB小説の価値ってのは、カタルシスの大きさなどにはなくて、「使えるか/使えないか」にあるわけで――。
そうすると、これは英語で言うなら「useful(ユースフル)」のほう。


そんなわけで、修正。


使えるものは上がる。使えないものは上がらない。

上がらなかったのなら、それは使えないもの。

2017/03/14 05:32

>三木先生
御回答ありがとうございます。
>類似ジャンルのユーザーを狙う >読者は文章や作者を気にしない
>面白く見える、内容と剥離しない

経験に裏打ちされた回答で、大変参考になります。
>長編ドラえもん
週刊漫画のように単行本化を前提とした連載作品というよりは、短編連作のようなイメージなんですね。書籍化後に読むことが多いのでそのあたりの感覚はとても新鮮でした。

2017/03/14 09:08

takigutir

>新木先生

> >>3.失敗した作品を出し続けた場合、作者として飽きられるようなことはありますか?
> 最初に断言しますが。
> WEB小説業界は「残機無限」の世界てす。
> ですから、何回死んでも、まったくなにひとつ悪影響などありません。(キッパリ)

> WEB小説の読者のほとんど大多数は「作家の個体識別なんてしていない」という想定でいます。そもそも、誰が書いているのか、なんて、気にもしていない。

これは魅力的に思える反面、恐ろしい世界でもあるなと思いますね……。
前に至道先生が「文芸はアイドル、ラノベは職人」と言われてましたが、文芸だと作家自体に人気が付くので、次の作品でもある程度下駄をはかせてもらえる感じがあるのですが。
残機無限ということは、言い換えれば毎回レベル1からスタートの不思議のダンジョン形式ということですよね。お、おそろしい。

あ、自分のプレイヤースキルだけは成長していってるのも、不思議のダンジョンだ……。

2017/03/14 09:56

>至道先生

> ご指摘通り「誤差」の範囲内のような気もしないこともないですし、いますべての作家がますます「作家買い」の可能性は小さくなっているように思えます。

アーリーアダプターという点では「作家買い」はまだ活きていると思います。そこから口コミなりなんなり広まっていくと思うので。第三回座談会にも出てきた「起爆剤」として作家買いは重要だと思います。

2017/03/14 09:57

>新木先生


> 既存の手垢まみれの慣れ親しんだ要素が「2」に対して、見たことのない新奇な要素が「1」の比率であった場合に、人は「オリジナリティ」を感じるというものです。

素晴らしい知恵をありがとうございます!
これと似たようなことをおれも前々から思っていて、編集者ともたまに話したりしてたんですが(「王道、鉄板の、予想できる展開を、ほんのちょっと外した時が一番おもしろい」)、新木先生のようなキャリアのある方に言語化して頂けると、「やっぱりそうなのか!」となりました。

> 新奇性は減らして減らして、極限まで減らし抜いて、ようやく「1」の比率になる感じ。

肝に銘じます。おれも減らさないと……。

2017/03/14 09:57

> 僕の作家としての夢は、可及的速やかに、生涯年収4億円ほどを稼ぎきって、引退し、毎日毎日、「小説」を書いてゆくことです。

おれもほぼ同じです……。
友人の作家も似たような事を言ってるし、結構みんな同じことを腹の中に抱えてるんですね……。

おれは基本的には自分第一の作家なのですが(その結果、通用しなくなりプロとして食えなくなっても一向に構わない)、とはいえ、やはりプロとしてやっている以上はいくらか読者のことも出版社のことも考えねばならないし、その辺、まるっと無視して気軽にやりてえなあ、という思いはやっぱり持っています。
Kindleがそういう可能性を示してくれれば良かったんですが、まだちょっと早かった。

2017/03/14 09:58

>natsuki0710さん
おれはpakupakuさんの言いたいことには結構親近感を覚えてまして。
「よくぞ新木先生に噛み付いてくれた!」という感じです(笑)
新木先生からも実際素晴らしい回答をいくつも得られていますし。

んで、これはモチベーションの問題だとも思うんですよね。
「書きたいこと」という強い感情抜きに、「読者を楽しませる」といった理由で、創作という大仕事をできるのか、という疑問ではないかと思います。
そして、「読者を楽しませる」ために幾つものルールを自分に課していくと、「書きたいこと」が薄れていき、最初の感情が失われてしまうのではないかと。
これを恐れているプロはたくさんいると思いますし、おれもそうです。

ただ、これは実際どこかで折り合いを見つけられる問題だとも思うし、新木先生らほど職人的に徹しなくても、例えばおれのような「自分第一」主義の作家であっても、やっぱり折り合いを付けていかなければならないと思います。おれはいま絶賛努力中。新木先生のお話もめちゃくちゃ参考になってる。

なお、僭越ながら自説を少しだけ述べておきますと、おれは「作家とは見世物小屋の珍獣であるべき」と思ってまして。これは新木先生の職人的志向とは全く別で、作家はナチュラルボーンキチガイであれば良くて、日がな一日キチガってたら、「あ、キチガイがいる。面白い」と思った編集者によって檻に入れられて見世物にされて、餌を与えられる。飽きられたら捨てられて野生のキチガイに戻る。そういう存在であるべきだと「基本的には」思ってます。「一生野生のキチガイでも悔いはない」と割り切っちまえばpakupakuさんも一生キチガイでいられますよ、ヘッヘッヘ。

2017/03/14 09:58

>三木先生

> まとめます
> ・24時間内に複数回更新
> ・更新する時間は毎時の40~50分が最適

こういう各論めちゃくちゃおもしろいです。
この技術をおれが実際になろうで使うかどうかは別として、みなさんの研鑽と実験の歴史が垣間見える!

2017/03/14 09:59

>cagamiさん

ご返信ありがとうございます!

「書きたいこと」という強い感情抜きに「読者を楽しませる」ことができるのか、という疑問はごもっともであると思います。理屈面でも感情面でも、その疑問はわかります。
それを踏まえたうえで、「書きたいこと」と「読者を楽しませる」ことがどうして自明な対立構造みたいになるのか、ということがこちらからしますとまずふしぎでして。
私の個人的実感になってしまうかもしれないのですが、「書きたいこと」などは山のようにあるのですから、そのなかから状況に応じて「読者を楽しませる」というものを選べばよいと思うのです。あるいは、「書きたいもの」を「読者を楽しませる」ようにカスタマイズやパッケージングすればいい話かと思うのですが。カスタマイズやパッケージング程度では「書きたいこと」や「作家性」はうしなわれないと思いますので……。
これこそ、もしかしたら新木さんの受け売りかもしれないのですが!

個人的モチベーションと商業性がしばしば二項対立として語られることがふしぎですので、どのような思考プロセスでそのようになっているのかが気になります。
そういった理屈や感情が「わからない」のではなく、そういった二項対立が自明であるかのように語られることに対する疑問です。

「ナチュラルボーンキチガイ」ですか、楽しい表現ですね!
私自身は「変」というかたちそのものにはあまり価値を見出せないのですが、こちらでもお話に上がっていました作家性は呪いというお話でしたら、ほんとうにその通りだと思います。

2017/03/14 10:23

>natsuki0710さん


> 「書きたいもの」を「読者を楽しませる」ようにカスタマイズやパッケージングすればいい話かと思うのですが

まさに問題はそこでして、そのカスタマイズやパッケージングの過程で初期衝動が失われる恐ろしさとの折り合いだと思うのです。しかし、そうは言ってもナチュラルボーンキチガイを目指すおれですら、その点はどうしても折り合いを付けねばならなくて、むしろそこに巧みに折り合いを付けるのが作家としての成長なのではないかと思ってます。

その意味で、新木先生たちとは根源ではスタンスが違っていても、逆に言えば違うのは根源だけで、そのちょっと上のレイヤーからは同じであり、ゆえにすごく参考になっているのです。

> カスタマイズやパッケージング程度では「書きたいこと」や「作家性」はうしなわれないと思いますので……。

で、もしこれが達成できているのだとしたら、natsuki0710さんは既に結構なレベルに達しているのではないかと思います。うらやまちい。

2017/03/14 10:44

Part4もそろそろといったところなので、Part5会場を用意しました。

こちら〆て、Part5のほうで続きをお願いします。

2017/03/14 11:08

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