【開催終了】WEB小説を書籍化する方法 ~成功のためにやるべきこと~

オンライン座談会 会場 Part1

エピソードの総文字数=18,006文字

こんにちは、至道流星です。
本日の19時より、緊急で、特別座談会を開催する運びとなりました。ありがとうございます、皆さんに感謝です。

開催期間は3月13日19時~3月18日22時となります。

2017/03/13 15:39

まず、トークメーカーで開催される座談会は電子書籍化されています。

第一回座談会

第二回座談会

第三回座談会

小説業界のみならず、クリエイターを取り巻く多岐にわたる内容を取り扱っています。キンドル端末がなくとも、スマホで読むことが可能です。Kindle Unlimited会員の方なら無料です。
ぜひ手に取ってみてください。

2017/03/13 15:40

この特別座談会開催に先立ち、講談社BOX出身チームであり、トークメーカー座談会のいつものメンバーである、ぼく、架神恭介、泉和良の面々は、今回のパネリストの方々とじっくり議論する機会を持ちました。そこでお聞きした内容には、ぼくら講談社BOXチームは皆、大いにショックを受けました。一言で言うと、「自分たち既存作家は死んでいくんだなぁ」という感覚でしょうか。

非常に多岐にわたる視点があるのですが、たとえば分かりやすい点を一つ挙げると、既存作家が作品を一つ出すにあたっては、

(1)プロットやキャラクターを用意する
(2)編集者に了解をもらう
(3)出版社の企画会議を通す
(4)企画会議が通れば執筆開始
(5)改稿指示やゲラチェックなど
(6)販売、作品公開

という流れがあります。
このなかで、極めて重い部分が(3)です。次に(2)(5)も大変に感じる作家さんも多々いるでしょうか。
自分は比較的(2)(3)(5)に融通が利く版元さん(星海社さんとか)で書かせてもらっており、このあたりの負担は他の作家さんと比べてだいぶ楽ではありました。でも大半の版元さんは、やはりこの部分が重いです。(2)(3)だけでも最短でも1カ月は見なくてはなりませんし、2カ月や3カ月掛かるというケースもザラかもしれません。もっと待たされるケースだって珍しくもなんとも……。

2017/03/13 15:42

で、ですよ。
WEB作家の方々は、当たり前なんですが、

(1)プロットやキャラクターを用意する
(2)執筆開始、いきなり作品公開

という流れを取るわけです。
繰り返しですが当たり前ですよね。そして、ぼくら既存作家がやっと1作準備する間に、WEB作家の方々はもう10作とかの実験をしている状態なわけです。そして当たらないものはスッパリとやめて、当たる作品にどんどんシフトしていくことが可能です。

WEB作家の人たちとて、これほど多くの参入があれば、一定以上の文筆能力を有する人たちは多数いるわけです。
今回のパネリストの一人である新木さんなどは、もう25年にわたってプロ作家を続けてきた方です。新木さんはぼくと同じレーベルでも執筆していたこともありますし、ぼくとしても同業者として同じ分野で戦い、どこか戦友っぽい感覚があるくらいです。
他にも様々な理由からプロ作家だって多数混じりはじめ、シノギを削っている状況です。
そんななかで、既存作家が1作を四苦八苦して用意する間に、すぐ隣で10作の実験をされていたら、もうまるで敵いませんよ。

2017/03/13 15:49

もちろん我々既存作家は、編集さんの事情もわかります。仲の良い編集さんのために一肌脱いであげなくてはならないこともありますし、少なくない方々が出版社というシステムのなかで生きていかねばならないこととてわかります。見知った編集さんのためには、なんとかしてあげたいと思います。
ただですね、上述の出版社の流れ――(2)(3)(5)を経たからといって、別に作品が2倍売れるようになったり、3倍売れるようになったりは絶対にないです。前の座談会でも繰り返しのべてきたように、「作品は売れるから売れる」(※トートロジーです)のであって、神にだって理由はわからないんですよ。実験するしかないんです。

2017/03/13 15:53

"出版社というシステム"のなかで、その素早い実験を比較的やれてきた分野が、一時期の「ライトノベル」でした。それは皆さんもご承知の通り。
しかしこの"ライトノベルというシステム"すら、WEB小説の世界にいけば、もう比較にもなりません。

文学が(産業としては)死につつあることは、我々エンタメ小説の人間からとっても無縁ではなくて、次の自分たちなんです。そこで冒頭に書いたように、「自分たち既存作家は死んでいくんだなぁ」という感覚になっていくのです。
既存の出版人たちは、自分たちの食い扶持が掛かっていますから、ここに深く切り込むようなことは避け続け、WEB小説を販売上では頼りつつも、メインストリームからは排除し続けてきました。文学がラノベを小馬鹿にしていたように。アニメや漫画が小馬鹿にされた時代があったように。

ドッグイヤー、マウスイヤーと言われるように、時代が移り変わる展開はますます早くなる一方です。
とにかく、今回の座談会を通してWEB小説業界に深く切り込めることは、ぼくとしても大変嬉しく思えます。自分自身もクリエイターの一人として、新しい文化を吸収していきたいですし、学ばせてもらいたいとも思います。
ぼくにもWEB小説の作法を教えてください。皆さんも、パネリストの方々からぜひ良い部分をたくさん吸収させてもらいましょう。

2017/03/13 15:57

すごくユルい感じの、流れ的なものを書いておきます。この通りにはいきませんし、いちおう目安程度ということで。

★自己紹介
(1日目)

★WEB小説を書き始めたキッカケ
(1日目)

★WEB小説で成功する方法
(1~4日目くらい:メインの話題)

★WEB小説のテクニック・ノウハウ
(1~4日目くらい:メインの話題)

★WEB小説業界を取り巻く状況
(4日目くらい)

★なろうブームが終わるタイミングはいつか?
(5日目くらい)

★「小説家になろう」「カクヨム」などのポジション
(5日目くらい:もし話せるならということで……)

★小説の未来
(最後のほうで)

この流れは暫定的なもので、実際には臨機応変に変わります。
そんな感じでお願いします!

2017/03/13 16:01

19時です!
特別座談会、よろしくお願いいたします。

今回のパネリストの方々に、簡単に自己紹介などしてもらってよろしいでしょうか?

2017/03/13 19:01

皆様はじめまして、三木なずなです。
ラノベでデビューした後、小説家になろうで投稿を始めて、未発表タイトル含めてなろうで9シリーズ書籍化しております。
よろしくお願いいたします。

2017/03/13 19:06

新木伸です。ラノベ作家やってます。前から至道さんとは知り合いで、トークメーカー出版? の電子書籍などで、この座談会のことを知って、面白そうだなー、とか思って見ていたら、至道さんから出演依頼を受けまして。「業界サバイバル」と「WEB小説で成功する方法」と、二つの話題なら、わりと第一人者なんじゃないかと思って、お邪魔しにきましたー。

2017/03/13 19:05

今回はよろしくお願いします。

新木さんや三木さんは、元々プロ作家でしたよね。それがWEBに切り替えて成功していて意表をつかれました。三木さんなどは小説家になろうのトップ3じゃないですか。その成果には驚きますが、WEBのほうに切り替えたキッカケというのは何だったのでしょうか?

2017/03/13 19:08

本日はよろしくお願いします。

なろう作家Kです。
なろう経由で書籍化しプロになった作家です。現在では四社様から六シリーズを展開させていただいております。

2017/03/13 19:05

三木なずな先生、新木先生、K先生、先日は一席ご一緒させて頂きありがとうございました。

非常に面白いお話をたくさんお聞かせ頂いたので、今日の座談会も楽しみにしていました。
至道先生から「ちょっと挨拶がてら顔出してね」と言われましたので、恐縮ですが、ご挨拶に来ました。

また幾つか皆さんにご質問などもさせて下さい。

2017/03/13 19:11

なろう作家Kさんは、お二人と違って、なろうからデビューでしたよね。いかに、なろう作家Kさんが大成功している大物か伝えられないのが勿体ないです。

出版社じゃなく、WEBを通して作品を発表することにしたキッカケというのは何かありましたか?

2017/03/13 19:10

恐縮です。
いきなりTOP3と言われてもなんの事なのかわからない人がいると思いますのでまず説明させて頂きますと。
小説家になろうトップページから「ユーザーを検索する」があって、そこで「総合得点の高い順」でソートした時の第三位です。
言いかえますと公式には存在しませんが「作家累計ランキング」の第三位です。

2017/03/13 19:11

せっかくなので、よろしければ架神さんからも、こちらの皆さんからお話を聞いた衝撃などを、簡単でいいのでお伝えしてもらってもいいでしょうか?

ぼくは冒頭に要点だけ書こうとしたら結構長くなってしまいましたので、架神さんからもよろしければと思います。

2017/03/13 19:13

三木さん解説ありがとうございます。ぼくの言葉足らずですみません。


あれだけの激戦区のなかで、よく累計でそこまでいきましたよね。既存のプロでも難しいですよ。ただただ感心するばかりです。

2017/03/13 19:15

WEBに切り替えたのは、7割が当時「なろうしか売れないんだよね」と言われたのと、3割くらいが「プロット書きたくない、小説だけ書きたい」という性格だからです(苦笑)。

プロット書かなくても小説書いて出版が出来るパラダイスがあると聞いてやってきました(笑)。

2017/03/13 19:16

>>shidouさん
動機についてですが
まず、私の場合はもともとプロになるためになろうに投稿したわけではありません
たくさんの人に読んでもらいたい。感想が欲しいという思いがありました。
そのため、もっとも読者と感想をもらえる機会が多いなろうというサイトに投稿を開始しました
一話投稿するたびに、10~20も感想をもらえるのはなろうにしかない魅力です

2017/03/13 19:16

至道さん、煽りかた、上手いなぁ、と思いました。「自分たち既存作家は死んでいくんだなぁ」とか、ショッキングなキーワード放り込むんだから(笑)

2017/03/13 19:18

>「なろうしか売れないんだよね」


自分も昔「WEBのやつしかもう売れないよね~」と苦笑いで編集さんから言われたことは多々です。今ではもう、誰も言葉にすらしませんね。当たり前な感じになってしまいましたので……。

2017/03/13 19:20

たしかに僕なんかは「適者生存」をかけて、既存のプロだったところから、WEB小説業界に飛びこんだわけですが。適者生存というのは、「強いものと優れたものが生き残るのではなく、変化して適応したものだけが生き残るのだ」というアレです。アニメ化作家で、WEB小説業界に飛びこんだのは、このまえ調べてみたんだけども、たぶん、僕が初じゃないかと。

2017/03/13 19:19

>私の場合はもともとプロになるためになろうに投稿したわけではありません


では出版社からいきなり声がかかったことが、デビューのキッカケですか? その時点で、かなりの上位に来ていたんですよね。

プロを目指して小説投稿サイトに投稿している割合ってどのくらいなものなんでしょうね?

2017/03/13 19:22

>煽りかた


これ素直な気持ちでしたよ。自分たちの時代が終わっていくことを、自分の視点で見ているというのは、どこか客観的に捉えてしまっていて、不思議な気持ちです。さもありなんとか、そういう捉え方をしていますね。

ぼくとか新木さんとかも、やっぱラノベでやってきて、古い文学の方面を押し出してきてしまったという側面があると思うのですね。すぐに次が来てしまったなという感覚です。

もちろん押さえておかねばならないのは、なろうバブルも想像以上に早く弾けるタイミングが来ると思いますし、まさに新木さんが指摘するように、適者生存をどこに掛けていくかというのは、常日頃から考えておかねばならないことだと思います。

2017/03/13 19:24

>>プロを目指して小説投稿サイトに投稿している割合ってどのくらいなものなんでしょうね?

声がかかったのは高ポイントでしたからね。一作目が運よく高ポイントがとれて出版社に声をかけていただきました
それは時代によって変化していますね
自分が始めたころは書籍化が珍しいことでした。書籍を目指して小説家になろうに投稿していた人の割合は少ないです
ですが、最近はなろうの書籍化作品が活躍し、刊行点数的にはむしろそちらが主流になりつつあります
それにより、今なろうを始める人たちは体感ではほとんど書籍化を目指しています

2017/03/13 19:24

>プロを目指して小説投稿サイトに投稿している割合ってどのくらいなものなんでしょうね?

質問の意図とは少し違いますが、わたしが接した作家の方々はほとんどが「投稿してみた、書籍化すればラッキー」とおっしゃってたので、プロになるのを狙ってーーというのは意外に少ないような感じを受けました。

2017/03/13 19:22

おれが衝撃を受けたのは、数字が明確に目の前に出てくる世界の熾烈さですね。

一話書くたびに成果が数字として現れて、数字が累積していくことで出版に繋がるという明快さ、そして厳しさ。

おれたちも当然、部数などの数字はあるものの、担当も正確なところは教えてくれないし、数字的なものに関してはなんだかぼんやりしてるんですよね。

「増刷のお知らせないなぁ。売れなかったのかなあ……」
「あ、増刷きた。売れてるんだな、これ」

みたいな。非常に曖昧で、ある意味、すごく呑気な世界。
それに比べれば、一話ごとの評価が数字で跳ね返ってくるなろう世界は荒れ狂う大海の如し。
なろう作家の方々は、裸一貫で船を漕ぎ出していって、銛で大魚を突き刺してはガハハハハ!と笑いながら帰港する、そんなイメージです。

2017/03/13 19:23

>プロ志向
割合でいうと、よくわからないですねー。どこに対しての割合なのかっていう話もあるし。
全投稿者に対してなのか。それとも日間5位くらいに上がってくるような人に対する割合なのか。とか。

2017/03/13 19:25

>数字が明確に目の前に出てくる世界の熾烈さですね。

熾烈さもさることながら、なろうの数字は公平なのが特徴だと思います。
1ユーザーが1作品につけられるポイントは最大で12、しかも複雑な計算式無し。
競争は激しいながらも公正かつ明快、これがなろうのランキングシステムの特徴だと思います。

2017/03/13 19:29

新木さんを特に尊敬するのは、既存作家として長くやってきたものがあったのに、どちらかと言えば低く見られていたWEB小説のほうに飛び込んだことですね。

実際のところ既存作家は嫌がるじゃないですか、自分が採点されてしまうこととか、素人の方々と肩を並べて、まったく評価されないこととか。その心理的ハードルは高いんですよね、ちょっと売れた人ほど。

2017/03/13 19:27

こんばんは。泉和良です。

新木さん、三木さん、Kさん、先日はありがとうございました。
至道さん、架神さん、お疲れ様です。

私も、至道さんにご挨拶にとおっしゃって頂いておりましたので来てみました。
頭数が多くなると大変なので、私は静かに見守りつつ、勉強させて頂きます。

2017/03/13 19:27

>時代が終わる
時代なんて十年おきぐらいに、毎回、終わってるんで、僕は「ああまた終わるのかー」的な感じなんですが。30年前にも大絶滅があって、ラノベがジュブナイルを駆逐しましたし。

2017/03/13 19:30

あ。「ポイント」について説明しないと。
三木さんが言った「最大で12ポイント」っていうのは、本当に最大の話で。現実には「1ユーザー2ポイント」と考えるべきです。ID持ってる会員の人が、ある作品をブックマークすると、その作品に2ポイントがつきます。さらに「評価」をすると最大で+10されます。……が、評価はほとんどの人がしません。何万ポイントも入っている作品のポイント内訳を調べると、ブクマによるポイントが8~9割。評価のポイントが1~2割でしかないんで……。ぶっちゃけ、評価のほうは無視しても誤差です。誤差。
よって極論しちゃえば、なろうのポイントは、「すべてブクマによる」としていい。

2017/03/13 19:33

たぶん、ちょっと前になろうで書き始めた人は、まさに三木さんが仰ったように
>投稿してみた、書籍化すればラッキー
こんな感じだったんでしょうね。

でもバブルが大きくなってきて、なろう作家Kさんがご指摘したように
>今なろうを始める人たちは体感ではほとんど書籍化を目指しています
今はこんな感じに推移してきているのだと思えます。

この流れを見ると、本当に相場の世界と一緒だなと、つくづく人間社会の業を感じてしまいます。
だからバブルは弾けますよ、必ず。ここまで新規参入がきてしまえば、1929の世界恐慌前にパン屋も靴屋も株を買ったのと一緒です。
でも、そのタイミングが読めると億万長者になれますし、次にどういう手を打っておくべきかは、まだ誰にもわかりませんね。
今のうちに色々チャレンジして、飛び込み、手を打っておくべきなんだろうなと感じます。

2017/03/13 19:32

泉さんももしよろしければ、衝撃を受けた感想など、簡単でいいのでお伝えしてもらえますとありがたいです。ぼくら色々びっくりしたと思うので……。

2017/03/13 19:37

>三木先生

> なろうの数字は公平なのが特徴だと思います。

これはすごく思います。
おれは一発で新人賞取れたからいいけど、周りを見てみても、「エッ、なんでそのレベルで一次落ちなの……??」みたいなの良くあるし、新人賞システムはなんか不思議というか、あんまり公平感がないですよね。

おれも、もし一次落ちしてたら、「全然わかんねー!」ってなってたと思うし、出す賞次第ではそうなってもおかしくなかったし。

2017/03/13 19:35

>>数字が明確に目の前に出てくる世界の熾烈さですね

むしろ作者にとって優しい環境だと思いますよ
一話(五千文字)かくごとに反応が返ってくる。反応だけじゃなくてアクセス数やお気に入り登録数でその五千文字が良かったか悪いかがわかります
正当なジャッジと励ましをもらえるなんて環境はほかにないです
小説の賞とかだと十万文字書き上げるまで誰も見てくれないですし、リアクションがでるのが一年後とかざらで数人しか読んでもらえないですからね
作家の力を押し上げる仕組みがweb小説にはあります
プロだって、同じようなものです。書き上げている間の孤独は数字が見える世界よりずっと辛い

2017/03/13 19:30

>本当に最大の話で。現実には「1ユーザー2ポイント」と考えるべきです。

これについても一つ補足しますと、新規の人気作のポイントの内訳はおよそ「80%~85%くらいがブックマーク分」で、大半のユーザーは残りの10ポイントを使わないでいます。

2017/03/13 19:37

> ブクマによるポイントが8~9割。評価のポイントが1~2割でしかないんで……。


この辺の話も前に聞いててすごく面白かったです。
なんていうか、明確で公平なことで、一種のゲームルールが存在している感じが。

あと、「なろうでは異世界じゃないと"絶対"受けない」もガツンと衝撃を受けました。

2017/03/13 19:38

>WEB小説は低く見られている
そう見ている人は多いかもしれませんが、僕はまるで真逆で。WEBのほうが高くて厳しい、と考えています。野球界でいうなら、あちらがメジャー球界で大リーグ。
書籍のほうのラノベ業界のアクティブユーザー数は、僕は個人的に100万人くらいであろう、と、見繕っているのですが……。たとえばWEB小説のなかで最大手の「小説家になろう」とかだと、会員数だけでそろそろ100万人。会員IDを取らずに閲覧だけしているユーザーは、その何倍もいるでしょうから、たぶん、数百万人。もうユーザー数からして、あちらのほうが大きい。

2017/03/13 19:15

>新人賞システムはなんか不思議


これは本当にそう。下読みの方々にも、編集さんにも、誰にも何もわかんないですよね。文章力が一定以上あるという判断と、あとは幾つかのポイントを押さえたものを選び出すしかないです。

2017/03/13 19:39

>K先生

> むしろ作者にとって優しい環境だと思いますよ
> 一話(五千文字)かくごとに反応が返ってくる。

そ、それを「優しい環境」と思える人は一握りなのでは……。
おれは週刊漫画連載で似たような状況でしたけど、キツさしかなかったっすよ……。

2017/03/13 19:41

異世界ではないと絶対に受けない

それは、微妙に間違っています
異世界でないと相当に不利な戦いになるだけですね
事実、なろうの累計ランキング二位は舞台が現代社会ですし。累計にも何本かあります
ただ、全体でみれば上位陣の1%未満なので。圧倒的な力量がない限り覆すのが難しいが正しい認識かと

2017/03/13 19:42

>正当なジャッジと励ましをもらえるなんて環境はほかにないです


これはたぶん、なろう作家Kさんが「実力者」だったためではないかと思います。

実際には9割以上の投稿者が、完全無反応ではないかと思えます。まったくアクセスも動かず、誰にも注目されず、というところでやっている人が大半ではないでしょうか。

2017/03/13 19:44

>WEB小説のレベル
読者だけでも大差がついていますけど。作者数のほうでも大きな差があるのではないかと。毎年毎年、ラノベ業界全体で、新人賞には多くの長編が送られてきていますけど。大手で1000本。中堅レーベルで400ぐらいでしょうか。業界全体だと毎年、2000~3000くらいかと。すくなくともこれ以上、数倍の本数が、WEB小説には投下されているわけで……。単純に、裾野が広ければ、レベルが高くなってくる、という図式で、ラノベ業界の新人賞よりも、WEB小説のほうが激戦区なわけです。

2017/03/13 19:42

>下読みの方々にも、編集さんにも、誰にも何もわかんないですよね。

というより「集合知」かどうかの話ですね。
日本で一番売れてる少年ジャンプでさえ、その編集部がGOをだしたものが確実人気とれるとは限りませんけど、アンケートとれてるものは大抵本になっても売れますね。
それと同じで、数人の作家や出版社の方が判断したものが、なろうのアンケートシステムという数十万人が判断したものよりも精度が低くなってしまう。という事なのかと思います。

2017/03/13 19:43

>>cagamiさん

わからないまま走り続けるほうが辛いですよ
一番最悪なものは駄目なものを市場に出す(書籍化)ですので
駄目とわかれば、切り捨てて次に行くという判断もできます
粗悪品をはねのけられるのもなろうの魅力だと思っています。自分の場合は、低ポイント作品の場合はオファーが来ても断っています。低品質で売れる確率が低い作品にかかわる時間がもったいないので

2017/03/13 19:44

>>shidou

感想もアクセスもない作品だと判別するのに役に立つんです
最初に手にとってもらえる。アクセスしてブクマして感想を言ってもらえるかは、作品のパッケージ力(訴求する力があるタイトルとあらすじ)
そこが駄目な作品は失敗作なので、それがない駄目企画とわかれば、作者としてはかなり有益な情報化と

2017/03/13 19:48

>数倍の本数が、WEB小説には投下されている


だから本当は、純粋な数字のうえでは、既存の流れとWEB小説の関係は逆転しているはずなんですよね。
でも今はまだ、既存もWEBも、「出版社」「取次」という窓口を通しているので、なんとか出版社の形態が保たれているだけのように思えます。別の相応しいマネタイズのルートが見えれば、タクシー業界がウーバーに駆逐されるみたいに、一気に流れが定まるはず。

2017/03/13 19:50

>自分の場合は、低ポイント作品の場合はオファーが来ても断っています。低品質で売れる確率が低い作品にかかわる時間がもっていないので


なろう作家Kさんのこうした割り切りの力は、素直に尊敬します。これだけでも衝撃を受ける業界関係者はいるのではないでしょうか。昔ながらの作家ほど、なかなかデジタルな割きりができないんですよね。

2017/03/13 19:55

>ジャッジの話
小説賞は、一次選考は、下読みの方、たった一人によるジャッジですからねえ……。その人の感性によって、「つまらん」「くだらん」とジャッジされたなら、そこで落とされるわけで。
WEB小説だと、エンドユーザー(実際に本を読む人)が直接ジャッジしてくれますし。一人じゃなくて、何十人、何百人、何千人、何万人ですし。

2017/03/13 19:56

作品を書き始めても、無反応なら、それを止めて次の作品にパパッと移るという割り切りが、なかなか出来ないものなんですよね。これはたぶん、プロだけじゃなくて、多くの投稿者の方々にも言えること。


これって突き詰めてしまうと、みんな同じコンテンツやタイトルを作りはじめ、みんな同じ方向に集約されてしまう頂点が迫ってきているように思うので、そのときにどうなるかはじっくり観察しておきたいです。すでにその流れになりかけているような気がします。今年か来年がそのピークではないでしょうか。

2017/03/13 20:00

>実際には9割以上の投稿者が、完全無反応ではないかと思えます。

気になって今調べました(笑)
今の時点で投稿作品数が461,070、未評価作品が265,803。
作品では57%くらいがほとんど反応されてないようです。

2017/03/13 19:57

こんばんは。pakupakuと申します。
私はラノベ作家志望として、なろうやカクヨムではなく、
新人賞だけに挑戦しているのですが、その理由を以下に書いてみます。

・新人賞よりWEB小説の方が狭き門なのではないか?
・WEB小説は極端にジャンルが制限されるのではないか?
・WEB小説は当たっても次を出させてもらえないのではないか?
・WEB小説は新人賞よりも時間と労力がかかるのではないか?

これらの理由からデビュー手段としてWEB小説を敬遠しています。
この認識は合っているのでしょうか。
ご意見が頂ければと思います。

2017/03/13 20:04

pakupaku

もしかしたら語ってはいけない部分もあるのかもしれないので、そのときはご指摘ください。


ショックを受けた点は色々あるのですが、そのなかでもWEB小説やラノベの購買層の平均年齢が38歳だというのは意外でした。
実際、ぼくの平均読者層もPOSを見せてもらったときは40代だったんですね。たしかに自分の年齢層は上だと言われていたので、そのときはスッと腹に落ちたのですが、実は全体的に高齢化が進んでいたというのは、あまり多くの方が意識していない点かもしれません。

2017/03/13 20:04

>>だから本当は、純粋な数字のうえでは、既存の流れとWEB小説の関係は逆転しているはずなんですよね。
 いや。じつはここ。すでに逆転しています。何年もまえからずっと大ヒットで売れ続けている作品は、やはりすごく売れているので、そこに埋もれて目立っていないんですが……。
 ここ2~3年で始まった新規のシリーズに限って言えば、企画を通してスタートする既存のラノベは8割がたが爆死(3巻が出ない)で、WEB小説から書籍化されたものは、まったく逆で、3巻も出ない率は1割。8~9割は3巻を超えて5巻くらいまでは出る、優良な売れ行きのシリーズです。黒字化してる、とも言う。

2017/03/13 19:58

>>同じコンテンツやタイトル

ここも疑問が。なろうで勝てる作品ってかなり変化して来ているんですよ
勝てる作品が集中する現象はあります、飽きられるとすぐにランキング上位には登れなくなる
その次を読者が求めるわけなんですね。そうなると、下からすごい勢いであがってくる
これが欲しかった! って感じで信じられない勢いで来るんですよ。で化け物がいったい現れたら、それの改良版が次々出てくる
その流行の移り変わりが異常にはやい。体感ですが二か月もすれば流れがまったく変わっている
だから、飽きられないで読者が増え続ける
なろうの最大の強みは、その流行の流れではないかと思っています
固定化するほど、同じ内容が上に上がり続けることはまずありえません

2017/03/13 20:03

>そのときにどうなるかはじっくり観察しておきたいです。

わたしは割と楽観視しておりまして。
というのも先ほども説明したように、なろうの人気作品というのは数万人がアンケートで評価したものであります。なろうのランキングが現在の形である以上、一つのジャンルが先鋭化して読者から見限られても、ランキングは自然と読者が読みたいものに変わっていくのではないか、と予測しております。

2017/03/13 20:05

>57%


完全に未評価がそれくらいあるとすると、新着に入ったときに一瞬評価が付く大量の作品もあるでしょうから、やはりかなりの数が誰にも見向きもされていないのかなと感じます。
このなかで上位に残るためには何が必要なんですかね?
色々な重要なポイントがあると思うのですが、「さあ書き始めよう」として、いったいまず何を押さえておくべきでしょうか。

2017/03/13 20:06

その実例として、かつてのなろうの代名詞である異世界転生はランキングで上位にあがることがなくなりました

半分はランキングの仕組みを変えたことですが、それ以上に読者が飽きた
だから、今では異世界転生はリスキーな選択肢。なろうの代名詞がですよ?
それぐらいにいろいろと移り変わっています

2017/03/13 20:09

>pakupaku
 デメリットを列挙している時点で、もう、「結論」を先に決めてしまわれているのではないですか?
 おなじように、新人賞のデメリットを列挙することもできますし。WEB小説のメリットを列挙することもできますし。ただそれを列挙して並べてみたとしても、pakupakuを説得することはできないように思うんですけど。どうでしょう?

2017/03/13 20:07

>ここ2~3年で始まった新規のシリーズに限って言えば、企画を通してスタートする既存のラノベは8割がたが爆死(3巻が出ない)で、WEB小説から書籍化されたものは、まったく逆で、3巻も出ない率は1割。


そもそも論ですが、この状況で出版社はなぜ「新規のシリーズを立ち上げ、企画を通してスタートしている」んでしょうか?
小学生じみた素朴な疑問ですが、なぜなんでしょうね?

2017/03/13 20:10

>異世界転生はランキングで上位にあがることがなくなりました


関係者からは、まだ普通に異世界という声が聞かれるんですが、いま主流は別の分野に移行しているんでしょうか?
とすれば、どんなジャンルです?

2017/03/13 20:14

WEB小説が画一的、という意見には、僕はかなり懐疑的なんですよねー。
伝統ラノベ……おおっと失礼(笑)。いわゆる企画を通して書き下ろすラノベでは、「主人公は少年でなければならない」という縛りがありまして。
これはかなり巨大な制約だと思うわけです。
しかるに、WEB小説のほうでは「転生して人生をリスタートさせること」という縛りがあるだけで、あとホント、なんにも決まり事がありません。転生先が蜘蛛だっていい。スライムだっていい。
なので、少年縛りのラノベにチャレンジするくらいなら、転生縛りのWEB小説にチャレンジしていたって、べつに、かまわないじゃないかと。

2017/03/13 20:12

あ、そろそろ本題にはいってきた(笑)
>>上位に残るためには何が必要なんですかね?

2017/03/13 20:17

>この状況で出版社はなぜ「新規のシリーズを企画を通してスタートしている」んでしょうか?


あくまでわたしの想像ですが、WEB小説の書籍化は編集さん、ひいては出版社にとって「やりがいがない」のかもしれません。
うれる可能性の高いものを本にまとめて出すという作業になりがちですし、なにより「一緒に作品を作る」という達成感が限りなく0になります。
また、少し古い話ですと、「WEB小説は今売れてもどうせケータイ小説の様にすぐに廃れる」という気持ちも少なからずあったかと。

2017/03/13 20:16

>>pakupakuさん
・新人賞よりWEB小説の方が狭き門なのではないか?
webが狭いもんかどうかの問いに関しては、新人賞デビュー作家の数とwebデビュー作家去年一年の数を調べてみてください
webのほうが圧倒的に多いです

・WEB小説は極端にジャンルが制限されるのではないか?
WEB小説(なろう)はファンタジーな世界で書いとけばなんでもいいです
ライトノベルで言えば、主人公が高校生ぐらいに緩いしばり。あとは、流行の問題。

・WEB小説は当たっても次を出させてもらえないのではないか?
WEBで人気がとれる作品を取れば出せます
また、WEB作家じゃない場合、無条件に次が出せると考えているのならそれは甘えです

・WEB小説は新人賞よりも時間と労力がかかるのではないか?
労力を厭うのであれば、小説家に向いていないと思います。
時間については、少なくとも書籍化する場合についてはほとんどの場合、賞に応募して出版するまでの間よりずっと短い

2017/03/13 20:17

>転生して人生をリスタートさせること


これですよね、核心は。
強くてニューゲームをするのがWEB小説のお約束なのではないかと。

2017/03/13 20:17

>関係者からは、まだ普通に異世界という声が聞かれるんですが、いま主流は別の分野に移行しているんでしょうか?

>とすれば、どんなジャンルです?

厳密に言えば、いまは転移転生ではなく、いわゆる現地ものが人気です。
なので異世界は異世界で間違いではないですが、主人公は最初から現地人、の異世界ものにうつってきています。

2017/03/13 20:18

地球人が異世界にいって大活躍ではなく

異世界人がそのまま成り上がる
いわゆる昔でいう普通のファンタジーが今の主流です

2017/03/13 20:20

>編集さん、ひいては出版社にとって「やりがいがない

これは間違いなく一つの事実の側面なのだろうなと思うところなのですが、これも素朴な疑問として、出版社は今後もこのままのスタイルを続けていくんですかね~?
そんなことが経営的にいつまでできるのかなぁと。講談社とかなら出版業がどうなろうと続けられるというのはあると思うのですが、それってビジネスじゃないような気がします。

いやぁ、どうなるのかなぁ……。他人事みたいですが……。

2017/03/13 20:19

>新木さん
私が新人賞の優先という結論を出しているのは、これらの仮定からです。
しかしこの仮定は私のただの推測でしかありません。
間違っているのであれば考えが変わるかもしれません。
ですので、正しいかどうかをお伺いしたいのです。
面倒でなければ、新人賞のデメリットとWEB小説のメリットもお聞きしたいです。

2017/03/13 20:17

pakupaku

なるほど、三木さんと、なろう作家Kさんの言葉は違いますけど、核は同じようなものでしょうかね。


異世界人が、異世界で活躍するということですね?

2017/03/13 20:24

>>異世界人が異世界で活躍する

その通りです
ロードオブザリングとかロードス戦記とかと同じですね。ノリは随分と違いますが

2017/03/13 20:26

もっといえば

異世界人が、異世界で強くてニューゲーム
なのだと思います(笑)

2017/03/13 20:26

>>出版社はなぜ「新規のシリーズを立ち上げ、企画を通してスタートしている」んでしょうか?
あ、これ答えちゃうと、いろいろ問題がでるんですが……。(笑)
って、三木さん、答えてるし(笑)。こういうのは流れ弾に当たって戦死してもかまわない老兵に任せてくれてもいいのよ?
僕の推測でよければ、「編集さんの仕事としてやり甲斐がない」からではないかと……。もうすでにそこに原稿があって、本にして出すだけで、そこそこ売れちゃうことがわかっているものを、右から左に流すだけの仕事は、つまらない。パッケージ付けるだけになりますし。
2~3年くらい前だと、WEB小説が下に見られていた、ということもあったかもしれません。実際、新興のWEB小説専門レーベル以外で、既存のラノベレーベルがWEB小説をはじめた経緯には、「担当作家の少ない立場の弱い新人編集さん」というケースが絡んできてまして……。担当している作家さんが、書かない、企画出さない、企画が企画会議で通らない。……なんていう状態から、なんとか本を出版しなくてはならないために、WEB小説に積極的にオファーかけていった。そしたら大成功しちゃった。……なんてことがあったわけで。
でもいま現在では、そんな下に見るようなことはなく、「WEBのは普通に売れる」と認識されてます。それでも手を出さないのは、やはり、三木さんの言う「ともに創作してゆくやり甲斐」やら、僕のいう別の意味の「仕事としてのやり甲斐」にあるんじゃないかなと。

2017/03/13 20:18

異世界人が、

異世界で活躍する、
強くてニューゲームのお話

なんですね!
なるほど~!

もう現代舞台とか現代人とかだと、ぶっちゃけた話、主人公を取り巻く状況が自分と違いすぎて、もう感情移入できなくなってしまった時代なんでしょうかね。夢を見れないというか、現実が見えてしまっているというか。

2017/03/13 20:28

単純に飽きたのかと

基本異世界転生は、地球の知識と技術でSUGEEEするのでギャップの出し方とか、驚くポイントとか、最初の展開とかが同じになりやすいので
飽きたら次が来た。転生した日本人っていう縛りがないから、今まで以上に自由にできる。そんな感じかと。ある程度時間が経ったら、異世界転生の味が恋しくなってまたランキングにあがってくると思います
流行の流れは、ループするので。服とかといっしょですね

2017/03/13 20:30

>強くてニューゲーム
まさにそんなキーワードをタイトルにした作品を、僕、出してますけど……(笑)
僕は、WEB小説を「リスタート小説」として捉えています。
いま、現実があまりにブラックでアレすぎるので……。失敗しないリスタートさせるには、まず現実から離れて異世界に行って、さらにチートの一つ二つも持たない限り、無理! ……っていうのが、この時代に生きる読者の集合虫生きなんじゃないでしょうか?
 だからべつに本質的には異世界でなくてもいいわけです。人生リスタートさえできれば。
 ただ「異世界」っていうのが、あまりにリスタートに相応しい舞台なので、それを超える他の「なにか」が見つからないかぎり、異世界はマスト要件じゃないかと思っています。

2017/03/13 20:06

>「ともに創作してゆくやり甲斐」やら、僕のいう別の意味の「仕事としてのやり甲斐」にあるんじゃないかなと。


ぼくもあまりヤバいところに突っ込みたくはないのですが、この辺がなくなってしまうと、編集の仕事が現実問題として無くなるという可能性はあるんでしょうね。
もしかしたら、本当は、すでに「無い」のかもしれない。もちろん全部が全部じゃなくて、装丁を整えたり、文章を調整したり、イラストを発注したり……本を出すために必要な作業なら膨大にあるはずです。
でも高学歴の編集が編集として振る舞えるような側面が、本当は無くなりかけてしまっているのかもしれない。

2017/03/13 20:30

>リスタート小説
「転生/転移」は、なろうのランキングシステムで不遇ポジションに置かれたこともありまして、現地人転生や、現地人リスタートが、現在のランキングの主流です。
それでも「リスタート」で括れてしまうところは、変わっていないかと。

2017/03/13 20:33

僕たち作家も、「これ作ったら売れるんじゃねえか?」っていう山っ気というか、博打打ちマインドで作品を作るわけですが、編集者の方にも多分あると思うんですよね。

「この企画をあの作家に書かせたらドカンと売れて評判になって、社内でのおれの評判がうなぎのぼりになって、うぇーい」みたいな。

「Webで人気の作品を書籍にすれば売れる」みたいのが共通認識になってしまっているなら、山っ気があんまり刺激されないのかもしれません。
おれの某社の担当編集も、「売れている書籍の二番煎じの本を徹底して出し続ける」出版社に前勤めてて、それがつまんなくなって勤め先を変えたと言ってましたし。

2017/03/13 20:31

もし当然のことでお聞きしてしまっていたら申し訳ないのですが、それらの時流の把握は自身が執筆する横目で常にランキングなどの作品に目を通して確認しているのでしょうか? 他にも紙媒体やなろう以外の場所などの作品は自身の目で読み確認しているのでしょうか?

2017/03/13 20:36

takigutir

>いま、現実があまりにブラックでアレすぎるので……。失敗しないリスタートさせるには、まず現実から離れて異世界に行って、さらにチートの一つ二つも持たない限り、無理! ……っていうのが、

これをちゃんと言葉にするのは、さすが新木さん、業界歴が長い老兵の貫禄を感じます。理解はしていても、なかなか口には出せない本質に近いところかもですよ、ここは。
いま本当に色んな人が辛い時代です。

2017/03/13 20:39

作家によりますよ

人気作を作りたい計算型の作家であれば月間ランキングぐらいまでは目を通して今の時流を確認します
好きなものを書く天才タイプの作家であれば何も見ないで書いて当てちゃう

流行に合った作品はある程度まで人気がでるけど爆発しない
流行が廃れてきて、その次を偶然掘り当てた人のは爆発して、ものすごい人気作になって次の流行を作り出す立場になる

前者のほうが勝率は高いですが、当たった時に美味しいのは後者です
次の流行を予測する人たちは居ますが、それはかなりのセンスと才能と運がいります

2017/03/13 20:37

>なろう作家Kさん
回答ありがとうございます。

>webのほうが圧倒的に多い
これは母数がさらにWEBの方が多い気がするんですが、どうなんですかね?
>ファンタジーな世界で書いとけばなんでもいい
これを緩いと考えるかは結構微妙な気がします。
個人的には新人賞の高校生縛りもきついですが。
>無条件に次が出せると考えているのならそれは甘え
少なくとも受賞者は企画提出からスタートできるから出しやすいのかなと。
WEB出身だと完全に0から再スタートなんじゃないかと怯えているんですが。

2017/03/13 20:25

pakupaku

> でも高学歴の編集が編集として振る舞えるような側面が、本当は無くなりかけてしまっているのかもしれない。


うーん、実用書に関してはやっぱり違うと思いますよ。
色んな会社で実用書書いてきましたけど、担当がそのジャンルに一定以上の知識があると、やっぱり書いてて安心感が違いました。

フィクションの内容に関しても、やっぱり基本を抑えている担当は、ある程度までクオリティを引き上げてくれるとは思います。ただ、なろうなどでの巨大なマーケティング調査と、個人の積み重ねてきたノウハウのどちらが有効かは難しいところだと思います。

2017/03/13 20:37

別件入ってまして、おれはここで失礼します!

至道先生、なろう作家の先生方からギリギリラインの面白い話を頑張って引き出して!!(笑)

2017/03/13 20:44

ここから具体論に入らせてもらいたいのですが、
投稿者が、「よし、WEB小説で書籍化するぞ!」と考えたときに、まず何を注意すればいいでしょうか?
箇条書きとか、そのようなものでも結構ですので、教えてもらえますと助かります。

2017/03/13 20:46

>pakupakuさん
新人賞のデメリット。WEB小説のメリット。
・一人のジャッジで終わってしまうおそれ。/数万人がクロスチェック
・デビューした作家の、その後の生存率。(追跡調査すればわかります)
・投稿して判定結果が出るまで1年かかる。
・長編1本、10万文字書かないと、ジャッジしてもらえない。/WEB小説だとその4分の1くらいで判定結果がでます。早ければ1~2週間。

>>・新人賞よりWEB小説の方が狭き門なのではないか?
>>・WEB小説は極端にジャンルが制限されるのではないか?
>>・WEB小説は当たっても次を出させてもらえないのではないか?
>>・WEB小説は新人賞よりも時間と労力がかかるのではないか?

 こちらすべて、Kさんが論破しているので、だいたい杞憂なわけですが。
 ひとつだけ杞憂じゃないかもしれないデメリットが、「ジャンルが制限」なわけです。
 僕自身も、WEB小説向けでない話を思いついたときには、企画書を出します。どうしても書き下ろしでなければできないジャンルというものもありますので。
 おおざっぱに「ファンタジー」がWEB小説の縛りだと仮定して、ファンタジーはWEBに投稿。そのほかの現代ものや青春ものや、SF系やらは、投稿に回せばいいんじゃないでしょうか。
 どっちで作家デビューしたって、デビューはスタートラインでしかないのですから。
 新人賞でデビューしたときに、WEB小説のストックがたくさんあったら、そちらも連鎖的に刊行されるかもしれませんし。ソードアートオンラインの川原礫氏などは、アクセルワールドは投稿作ですが、SAOはWEB小説の受賞連鎖の出版です。

2017/03/13 20:37

>>pakupaku

>>企画書
企画書を通す難しさは、なろうで人気作をとるよりしんどいですよ。一年で企画通って次の本が出ればラッキーって言われるような業界なので
そのあたりは、なろう作家である自分以外に説明していただきたいですね

>>母数
そこを踏まえて自分で考えてみてくださいな。そこまで見るなら本気で書いている人たちの数まで見ないといけないのですよ。いろいろと調べて自分が納得できる決断を


2017/03/13 20:45

まったくこのままの流れでOKですので、Part2会場を用意しました。

そろそろこちら〆て、Part2のほうへの書き込み移行をお願いいたします。
スマホユーザーのためです。

2017/03/13 20:49

>新木さん
確かにWEB小説のメリット大きいですね。
一番のネックが、長く書き続けて無駄でした~のパターンを恐れていたのですが、
そもそも人気がないものを早期に切ってしまうという手があるんですね。
WEBデビュー目指すのアリな気がしてきました。

>なろう作家Kさん
企画通すのがそんなに大変とは、想像以上でした。
そういうハードルがあるから新木さんみたいなアプローチも登場するのですね。
WEB小説の母数を考えると人気取るなんて夢見たいな話だと思っていましたが、
結構ありなのかもと思えてきました。
そもそも新人賞も夢みたいな確率ですからね・・・。

2017/03/13 20:49

pakupaku

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