三題噺のお部屋

藪亜季

エピソードの総文字数=597文字

 雪がまだ少し残る冬の日にしては今日は暖かい方だ。日課の散歩をするため外へ出る。


 町には朝早くからたくさん人が歩いているが、今日は少しだけ装いが派手な人が多い。それも皆女の人ばかり、髪の毛に鮮やかな花を着けて色とりどりの着物をきている。


 お正月はもう終わったはずだけどと頭を悩ませていると女の人たちが声を上げた。

2018/01/11 12:43

CHIHIRO_F

わー、かわいい
2018/01/11 12:48

CHIHIRO_F

 数人に囲まれ撮影会がはじまる。カメラのシャッター音が色々な所から聞こえてきて、頭がおかしくなりそうだ。


 怒涛のような音が止むと、満足したのか人だかりは消えていった。

2018/01/11 12:48

CHIHIRO_F

朝から酷い目に遭った……
2018/01/11 12:50

CHIHIRO_F

 まだ途中の散歩を再開する。すれ違う人の半分くらいは先程見た人たちと同じような格好をしている。
2018/01/11 12:50

CHIHIRO_F

ぬ!?
2018/01/11 12:51

CHIHIRO_F

 前から来るおねぇさんの髪の奇抜さに思わず立ち止まってしまう。

 

 大、小さまざまな歯車が束ねられた髪に散りばめられている。

2018/01/11 12:51

CHIHIRO_F

個性的だ
2018/01/11 12:52

CHIHIRO_F

 その人自身も目が切れ長でクールそうだ。

 

 彼女が通り過ぎたあともずっとながめていたが、はっと散歩の途中であったことを思い出す。

2018/01/11 12:53

CHIHIRO_F

今日は成人式だからね、いやぁかわいらしいね
2018/01/11 12:54

CHIHIRO_F

 家の前で日向ぼっこをしている老人が微笑ましそうに話している。


 なるほど成人式か、納得。

2018/01/11 12:54

CHIHIRO_F

おぉ、トラおはよう。今日も散歩か。魚屋でエサでも買ってやろう
2018/01/11 12:55

CHIHIRO_F

 老人は毎日、エサをくれる。横に寄り添って一緒に歩く。
2018/01/11 12:55

CHIHIRO_F

個人的には皆、肩にはおってた白いふわふわしたやつで思う存分遊びたかったニャー
2018/01/11 12:56

CHIHIRO_F

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