チートなガチャ運でVRMMOで無双する!?~没入型MMO「ラスト・オンライン」

第五十八話『D級英雄1位チーム ジェムボックスの実力 前編』

エピソードの総文字数=1,203文字

「行くで!」
2017/06/03 08:17
珊瑚はそう言って、スキル『二刀流 - デュアルソード』を発動させた。両腕を振り、2つの刀を構えて、『仔竜 ミニドラゴン』に向かって、笑顔で走り出す珊瑚。
2017/06/03 08:17
「え?!『二刀流 - デュアルソード』だって!?」
2017/06/03 08:18
僕は驚いた。
2017/06/03 08:18
「え、なに??すごいの??」
2017/06/03 08:18
RPG初心者の格闘少女サラが僕に聞いた。
2017/06/03 08:18
「『二刀流 - デュアルソード』、それもA+ランクのスキルだ。」
2017/06/03 08:18
奈緒子の「天秤 - ライブラ」と同じく、と僕が伝える。

珊瑚は、いきなり『仔竜 - ミニドラゴン』に向かって二刀流の剣で斬りかかる、右で一撃目、左で二撃目、右で三撃目、左で四撃目と、目にも留まらぬ速さで、体を回転させながら、連続攻撃を繰り返す、両腕がまるで別の生物のように自由に動く。『仔竜 - ミニドラゴン』にドンドンとダメージが蓄積されている。

スタッと着地して、「あとは、瑠璃よろしく」と頭を伏せながら、瑠璃に合図を送る。
2017/06/03 08:18
「ほいほい」
2017/06/03 08:19
そう言いながら、杖を振り上げる魔法使いの瑠璃。

『魔法連射 - ラピッドファイヤ』が発動された。

瑠璃の杖に光が集まる。
2017/06/03 08:19
「ファイヤ、ファイヤ。ファイヤ、ファイヤ」
2017/06/03 08:19
瑠璃はそう言いながら、ファイヤを四回連続で放っている。よく見ると、直線に放たれたファイヤと、放物線に放たれたファイヤが混ざっている。
2017/06/03 08:19
「すごい!!」
2017/06/03 08:19
同じ所に気がついたのか奈緒子がつぶやいた。
2017/06/03 08:19
「魔法が当たる時間に、差をつけて、ダメージ後の無敵時間が終わった直後に、次の攻撃が当たるようにしているんだわ」
2017/06/03 08:19
信じられない、という様子で口元を手で隠す奈緒子。
2017/06/03 08:19
「すごいな、神業だ。」
2017/06/03 08:20
大体のゲームは連続で攻撃が入らないように、一回ダメージを受けたら、しばらく次の攻撃を受け付けないようになっている。それがないと、一度ダメージをうけると、永遠にダメージを受け続けてしまうからだ。

瑠璃はその、敵によって違う、無敵時間を見切って、無敵時間直後に魔法が当たるように軌道を変えていた。
2017/06/03 08:20
「すごすぎますね、これはサラちゃんと同じく「マニュアル操作」じゃないと出来ませんね。魔法使いでも「マニュアル操作」の人がいるなんて・・・。マニュアル操作で魔法を当てるのはかなり難しいのに・・・」
2017/06/03 08:20
と試したことがあるのだろう、『オート操作』と『マニュアル操作』を切り替えて使っている、奈緒子には衝撃的な攻撃だった。
2017/06/03 08:20
「リフレクション!」
2017/06/03 08:20
突如、水晶さんが珊瑚にリフレクションの魔法をかけた。
2017/06/03 08:20
「え??」
2017/06/03 08:20
僕らは、なぜその行動を水晶さんが取ったのかわからなかった。

だが、数秒後わかった。

珊瑚と瑠璃が攻撃していない方の『仔竜 - ミニドラゴン』が珊瑚に向いて、炎を吐いていた。
2017/06/03 08:21
「へっへっへ」
2017/06/03 08:21
と珊瑚が笑う。バリアの呪文で珊瑚に炎が当たらない。

ドラゴンが吐いた炎が、水晶が唱えた魔法『リフレクション』で跳ね返り、『仔竜 - ミニドラゴン』が大ダメージを受けた。
2017/06/03 08:21
「さ、一気に行くで」
2017/06/03 08:21
珊瑚が、畳み掛けるように飛び出した。
2017/06/03 08:21

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