Web小説家に”なった”! ~ゼロから始めて三週間で小説家になる方法~

オンライン会場パート7

エピソードの総文字数=7,672文字

パート6より引き続き、よろしくお願いします。
2017/11/11 18:59
本日は22時までとさせて頂いております。
質問がありましたらお早めにどうぞ!
2017/11/11 19:01

>aji_furaiさん
>タイトルのポカミス


>>タイトルか、あらすじか、そのどちらかに入ってればいいのではないかと
>>勘違いしておりました。


 いや。
 タイトルでフックできなかった人は、決して「絶対」に、あらすじを見ませんから……。


 ようするに、敗因は、あらすじまで「確実」に読んでもらえると、甘えていたことにあるわけですね。


 「はじめ」の合図がかかるまで相手が攻撃してこないと思いこんで斬り殺される、武芸者みたいな感じっすね。

2017/11/11 19:07
>「確実」に読んでもらえると、甘えていた
ここもタイトルのシーケンシャル性に通ずる物があります。
物語は順番に読むし、タイトルあらすじ本文と読んでいく!
なので早いところでガッチリ心を掴まなければ、すぐに読むのをやめてしまう!
2017/11/11 20:27
残り1時間となりました!
もしよろしければ最後に、新木先生からこれから目指す人に何かエールなど頂けたら幸いです!
2017/11/11 21:02

>新木はなぜWEB小説に飛びこんだか


 一個、書き忘れていることがありました。


 はじめ、なろうを見下していて(見たこともないのに)。
 そして実際に見てみて、これはラノベの先を行ってる、と思うようになって、
 そして踏みこむタイミングを探していて、そして飛びこんだ。


 ――という流れであります。


 飛びこむタイミングを見計らっていた、ということは、もう、飛びこむことは確定事項だったわけです。
 ちなみに、実際の踏切のタイミングとしては、「異世界Cマート繁盛記」を連載開始する1週間ぐらいまえ、ゴールデンウィーク直前に、三木君と旅行に行きましてそのときに、露天風呂のなかで、「ゴールデンウィークは狙い目ですよ。休日で読者が暇なので、いつもよりたくさんきて、ポイントも大盤振る舞いになります」という話を聞いたからでして。


 それを聞いて、旅行から帰ったらすぐ書きはじめれば、5月1日のゴールデンウィーク初日から連載開始できるな、と思って、「よし、やろう」とスイッチが入りました。


 実際のきっかけは、そんなたわいもないものですが、それ以前のところで、もう飛びこむこと自体は、決めていたわけです。
 なぜ、「必ず」飛びこまなくてはならないのかと、いうと――。


 なろう小説が、「ブーム」ではなくて「移行」だからです。


 いま、なろうに来ていない人は、これは一過性の流行であり、待っていればそのうち過ぎ去るものだと考えているはず。


 しかし、これはパラダイムシフトであり、不可逆変化なわけです。


 僕がそう感じたのは、かつての大変化を経験している生き証人だったということもあるのかも。
 およそ30年ぐらい昔、ジュブナイル→ライトノベル、への大転換が起こりました。


 そのときの僕は、ラノベの先鋒に立って、ジュブナイルを滅ぼした側だったわけですけど。
 ちょうどそのときにも、ジュブナイル側の住人たちは、ライトノベルなんて一過性のブームで、すこし待っていれば勝手に廃れて、古き良きジュブナイルが戻ってくるさ。――とか言ってました。んで、そのまま滅びました。


 それを見てきた側なので、「ああ、あれがまた起きた」と、すぐにわかったわけですね。
 古い勢力のほうが、新しいものを小馬鹿にしているところも、当時とまったく一緒です。


 WEB小説が出てきたことで、小説はずいぶん進化しました。
 ごっそりと数時間もまとめてぶんどる重たく格調の高いヘビーコンテンツから、スマホでちょい読みできるライトなコンテンツに――。
 試練と苦難を追い求める古いスタイルから、幸せ(自己承認)をダイレクトに追い求める新しいコンテンツに――。


 ライトでカジュアルな方向に「進化」したわけです。
 より軽いものが出てきたときに、「軽い」と言って小馬鹿にするとか、ライトノベルの名が泣こうというもの。


 WEB小説がラノベの進化形であり、ブームではなく移行で、不可逆変化だとわかったからには、残る問題は、「いつ乗り換えるか」ということになっていたわけです。


 どうせ乗り換えなければならないのであれば、早ければ早いほうがいいですよね。
 また、自分の体力――金銭的なことだったり、作家としての実績だったり、そういうものが満ちているときにやるのが、最高の戦略ですよね。


 ということで、僕の中では「やる」ことは確定事項で、問題は「いつ」やるかということだけになっていまして――。
 だから実際に「やる」ことになったきっかけは、些細な問題です。


 WEB小説というものを見て、「ああ、ラノベより軽いんだ」と気づき、ライトノベルの本質と照らし合わせて、より軽いほうが「本物だ」と結論できた時点。
 ――そこが、新木がWEB小説に飛びこむのが確定した時点ですね。

2017/11/11 21:13

 えー? エールですかー?


 んなもん、


「書け。四の五の言わずに、作家なら手を動かせ」
「書かない作家は、ただの豚」


 こんなもんしか、ないっスけどー。

2017/11/11 21:16
>僕がそう感じたのは、かつての大変化を経験している生き証人だった
なるほど!
その経験から、今回のWeb小説隆盛が「移行」だと感じられたわけですね。
以前いわゆるケータイ小説が流行ったときがあって、それは徐々に立ち消えた気もしましたが、そのときは環境が整ってなかったんでしょうね。
そしてWeb環境やスマホ普及、なろうというシステムが構築された結果、現在のような書籍化に繋がる環境が形成されきったのかもしれません。

>「ああ、ラノベより軽いんだ」と気づき、ライトノベルの本質と照らし合わせて、より軽いほうが「本物だ」と結論できた時点。 

Web小説が「軽い」という捉え方をしていませんでしたが、たしかに作家側にとっても読者側にとっても、どちらも軽い感覚で関わることができるのかなと思います。
どちらも敷居は昔に比べて大きく減っているように思えますね。
ライトノベルのときよりも更に軽く!
それがWebに求められ、そしてWebで実現されてきたことなのかもしれません。
となればやはり、Webはライトノベルの進化先……ということなのでしょう。

>書け
ありがとうございます!
これに尽きますね!
2017/11/11 21:20

 もすこしまともなエールを書きます。


 連載を続けて、ポイント伸びなくても、また別の話を始めて連載して――。
 と、繰り返していきましょう。たまにはちょっとだけ頭を使って考えつつも、基本は、手を止めずに書き続けていれば、そのうち実力も伴ってきて、いつかはポイントフィーバーを経験します。
 そしたら3週間で書籍化が決まって、プロデビューです。


 ひとつのシリーズに見切りをつけるのは、6万字あるいは10万字ほどがオススメです。
 伸びないものを延々書いていても、くじ引きのチャンスを失うだけです。


 まわりを見て、オマージュと模倣を繰り返しましょう。まず模倣から入るというのは、あらゆる芸術において、正しい入口のくぐり方です。


 ポイントが伸びないうちは、タイトルとあらすじは、ガンガン変えてゆきましょう。
 1回ごとのチャレンジが、「コンセプトワーク」「パッケージ力」を磨く実戦の場となります。
 知恵を絞って変えた回数だけ、経験値を得てレベルがあがります。

2017/11/11 21:30
>6万字あるいは10万字
そ、そういえばここらへんのタイミングはこれまで明確には誰も言ってなかったかもしれません……!
「どのぐらいで諦めるべきか?」とか「どのぐらいの感覚でタイトルやあらすじを変化させてみるか?」などですね。
個人的にも、15万字とか20万字以上書き続けるのはオススメしません。
「諦める勇気」も大事!

ただ開拓ごはんは10万字でブーストしたので、その辺ぐらいは頑張ってみるのもありかも……?
2017/11/11 21:33
>「コンセプトワーク」「パッケージ力」
現代の小説家に求められるのはここがやはり一番大きいのかなと思います。
私と一緒に是非みなさんも挑戦していきましょう!
ローグライクのゲームのように、クリアするまで何度でも挑戦です!

……まあクリアがゴールではなくて、その先に道が続いているんですけれども……。
2017/11/11 21:36
>まわりを見て、オマージュと模倣を繰り返しましょう。まず模倣から入るというのは、あらゆる芸術において、正しい入口のくぐり方です。
守破離という概念があります。
何かを打ち破るためには、まずは型にはまってみなければいけないということです。

文学の世界でも美術の世界でも「素人に自由に書かせるとみんな同じようなものを描いてくる」という話があるようです。
つまりセンスとはほぼイコールで、知識のことでもあります。
是非みなさんも既存のものを模倣して、その知識を多く収めてください。
歴史を紐解いてみれば、新たな文化とは既存の文化を積み重ねた先に誕生しています。
2017/11/11 21:41
といっても私の話はほとんど何かの受け売りなので、実績のある架神先生や新木先生の話を信じよう!
2017/11/11 21:46
さて残り時間が少なくなって参りました。
本座談会はかなり内容の濃いものになったかとは思います。
是非みなさんもこの先、Web小説に挑戦してみてください。

今回は新木先生、架神先生、そして座談会立ち上げの相談に乗って頂いた至道先生、並びに書き込み・閲覧していた参加者のみなさま、どうもありがとうございました。
本座談会は今後もこの場に公開し続けますので、是非みなさんの創作の手がかりにしてください。
2017/11/11 21:48

>継続文字数の区切り位置


 6万字っていうのは、毎日更新3000字ずつとして、3週間分。
 見切ってしまうための最短文字数から出た計算。
 投げっぱなしで放り出すときの文字数。


 10万字っていうのは、だいたい1冊分の長編尺で、はじまった物語に、なんらかの一つ目の軽い決着が与えられる文字数。


 6万字以内で捨てるのは諦めが早すぎるし、10万字で一区切りつけると、そこでまた得られる「長編経験値」というものがあるので――。
 そのどちらかまでは、だめでも書いたほうがいいってことですね。


 それより多い文字数だと、3冊分30万字あたりと、5冊分50万字ぐらいのあたりに、「シリーズ経験値」が得られる境目がありますが。
 1年近くかけないと得られないので、そこまでやってしまうのはオススメしません。

 「1日1万字なんて楽勝だぜ! ヒャッハー!」っていう人なら、どんどんやれ! ですけど。


 ポイントフィーバーして書籍化すれば、自動的に3冊か5冊ぐらいの経験値は積むことになるわけですし。

2017/11/11 21:45
>「1日1万字なんて楽勝だぜ! ヒャッハー!」
前回のなろう攻略内容を満たしつつ、1日1万文字かければ書籍化は目の前!
心当たりのある方は是非挑戦してみてください! ヒャッハー!

あと10万字で長編経験値つくっていうのは本当ですね。
今まで全然書けなくて、最長でも5万文字で投げ出すとかでしたけど、一度書いたら「あ、こんなもんか」って感じでした。
マラソンのペースバランスがわかったような感覚です。
2017/11/11 21:54

 滝口さんには、お声かけいただいて、感謝です。


 いろいろと、引き出しのなかに抱えこんでいたノウハウをぶちまける場所を提供していただいて、有り難かったです。

 うん。たのしかったー。


 まえはネット上に小説道場開いていましたけど、最近は開店休業なもんで。

2017/11/11 21:52
こちらこそ大変、大変ありがとうございました。
というかもっというと前回の座談会からして本当にありがとうございました!

前回に引き続き、また勉強させて頂き、成長したように感じます。
これからも頑張って書いていきます!
2017/11/11 21:57
また何かの機会があれば是非!
是非ノウハウをぶちまけてください!
期待しています! というか、わたしも出せるぐらいに頑張って勉強していきたいと思います!
2017/11/11 21:59
というわけで時間となりましたので、以上でWeb小説家になった座談会を終了とさせていただきます!
おつかれさまでした! そしてありがとうございました!
それではみなさんまたどこかでー!
2017/11/11 22:00
昨夜所用で来れなかったので、遅くなりました。

>架神先生

回答ありがとうございます!

>新木先生

期待を遥かに超えるほど丁寧に詳しく語っていただきありがとうございます。

全てが参考になり、そこからの気づきもまた沢山ありました。

>ポルノ小説がご本業のようですけど。
>あちらの業界は、ノクターンからの引きあげとかはないんですか?

ノクターンからジュブナイル・ポルノ(エロラノベ)既存レーベルへの引き上げは沢山ありますよ。ここ数年のトレンドのひとつだと思います。

美少女文庫を始めとして、二次元ドリーム文庫、二次元ドリームノベルスなど、既存レーベルでもノクターンからの書籍化はあります。

また、Webからの書籍化という観点で言うと、女性向けの場合は、ケータイ小説の書籍化の流れからなので、もしかすると男性向けポルノより歴史は古いかもしれません。女性向けは熟年層、若年層ともにWebからの書籍化はどちらも元気が良い印象。

唯一「熟年男性層」向けポルノだけはWebからの書籍化が盛んではないように見えます。

また、ノクターンからの引き上げをメインコンセプトにして創設されているレーベルも既存レーベルとは別にあります。

これはどうも、ノクターン作品と、既存レーベルとではコンセプトが違うからではないかと思われます。

分量については、ノクからの長編作品はちゃんと分けたり、ブ厚い一冊になって出されていますから、敬遠されることはないと思います。数百万文字ドバッと遠慮なく連載放流しちゃっていいのではないでしょうか。むしろ喜ばれるような気もします(笑)

>編集者との共同作業でネタを作るから、いきなり完成品を持ちこむのは嫌われる。とか?

「それは心配要らないんじゃないかなあ」という感触(むしろウェルカムな気もします)ですが、私もまだ経験が浅いので全てのレーベルでそうなのかは、なんとも言えません。

>こういうやりかたなら、ノクターンでの連載からの、ポルノ書籍の道もあるよ――なんて情報がありましたら、お願いします。

私個人がお仕事を通して得た感触としては「ノクターンで連載して人気作になること」それでいいと思います。つまり、新木先生がこの座談会や前の座談会で仰られているメソッドはそのままポルノ作品でも通用するのではないかと。

企画書を提出しても、それが「ノクターン系レーベルに合わせたもの」ならば、「まずノクターンで連載してみて様子を見ましょう」という反応が返って来そうな。(新人ではなくネームバリューがある方だとまた違うとは思いますが)

Webとは関係なく、書き下ろし作品の場合「編集者との共同作業でネタを作る」という部分、これは私に一般作品の方のお仕事経験がないので比較するのは難しいですね。

新人である自分の場合、ネタそのものは作家が提案して、企画の段階でレーベルコンセプトやターゲットとする性的嗜好に合うように編集者さんがアドバイスして下さる感じの共同作業になっており、執筆後はそれほど改稿が発生したりはしない(趣味に走りすぎたときに正気に戻るよう言われるぐらい・笑)印象ですが……これは作家や編集者さんそれぞれで違うのかもしれません。

例えば、トークメーカー様でも公開させて頂いている拙著『俺とエッチする権利書が出回ってラッキースケベが無双すぎる』は、アイデアからプロット、キャラ、プレイ内容までほとんど全て私の提案通りの形で執筆しています。タイトルも、巷で言われているように編集部の独断で決めるということもありません。最終決定は当然、クライアントである編集部様ですが、まずは合議をしてその上で決定しました。

もしかすると一般に思われているほど、ポルノは作家が自由に書けないジャンルではないのかもしれません。(近年のエロラノベを見ても、どちらかと言えばフリーダムすぎる作家さんがいっぱいいますし^^;)

ええと、どこまで言っていいか私も新人で判断が難しいので、ボカして書いた部分もあり、また断言できなくてごめんなさい。

個人的に思う事としては、読者個々人の「性的嗜好」というのは男でも女でも保守的で狭量な側面が多分にあるので、「時代の流れ」+「譲れないフェチ」の両輪が大事になってくるのかもしれません。

ノクタでも、「なろう!」の流れをくむ作品と、既存の実書籍レーベルを踏襲したフェチ系の作品があって、そのどちらもが書籍化を果たしているので。

あ、そうだ。
新木先生がPart6で述べられている「読者の高齢化」現象はジュブナイル・ポルノ(エロラノベ)にも当てはめて考えることができると思いますので、目指されている方は考慮にいれるといいかもです。

大きく分けて「凌辱(ヒロンが無理やりされるH)」と「和姦(ヒロインと合意の上でのH)」がありますが「凌辱もの」の刊行点数ピークが2007年で、「和姦もの」が2013年(私の独自調査)。このタイムラグも興味深いです。

この座談会の中で新木先生が紹介されている方法である「一定間隔をおいた二つの流行を観測すると、その先の未来も予測できる」を応用して「凌辱=竿役が積極的」から「和姦=竿役とヒロインの積極性がイーブン」という変化を見ると、「じゃあ、今のエロラノベの流行って何?」というのは掴みやすいのではないかと思います。(とはいえ、ポルノは時流とは別に「こだわりのフェチ」がどの時代であっても滅びることなく一定数あるジャンルではありますが)

Webからの書籍化は先日、共幻社様の小説コンテストにて賞を頂いたトークノベル『星の王妃様』が初めてという私ですが、この作品のコンセプトは「恋人といっしょに読めるエロ小説」であり、今の流行りではなく、更に未来を見据えて……見据えすぎていて「オイオイオイ」というものなのですが――拾っていただけて良かった^^;

私自身は、「作家になろう」と考えてから商業デビューまでに費やした原稿執筆時間は240時間(60万字)であり、日数にならすと1日8時間計算で約1か月。まずは出版社への直接投稿からという考えだったため、「Webからの書籍化」というデビュー戦略を検討する前に、デビューが果たせてしまいました。(最初の書籍出版までは更に書き下ろし20万字分足して80万字、320時間ですね)

でも、結局は同じことなのだと思います。「デビューのためのメソッド」を自分なりに持って、あとはとにかくそのメソッドに沿って「間を置かずに書きまくる」ことが短時間デビューの秘訣なのではないでしょうか。(そしてWebからデビュー・書籍化を狙ったほうが確実に早い)

なので、この座談会で紹介された滝口先生の実践にはとても共感を覚えました。
また、ご友人の方のアシストも見過ごせない部分だと思います。私にも支えてくれた友達の存在がありました。

そして……「ここからが地獄」。
ホント、その通りですよね(笑)


それでは、とても有意義なお話を伺えました。

参加者の皆さま、パネリストの先生方、そして主催の滝口先生にお礼を!

またどこかで~♪
2017/11/12 11:06

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