無名地帯

無名地帯:次に向けて

エピソードの総文字数=3,485文字

実験にあたって、5つの出来事を提示した訳ですが、その内の2つを消化しました。

降って来たイカ突然のオアシスです。
私の目論みは反省会デモプレイの方で触れられているので、改めて書く事はしないでおきます。

して、今回は、残る3つについてのネタバレ染みたものを、次に向けてという事で公開しておきます。
何故そんな事をしたのか? 暇だったからであり、そして、是非を問う為でもあります。
まぁぶっちゃけ特に意味はないです。沈黙し続けるのもアレだったので、暇つぶしがてら明かしておきます。

rivevevever

1つ目、新しい住民。コンセプトは"倫理観"


混沌の体現地たる無名地帯において、無力なものに明日はない。誰もがそうだと知っているが、それでも時には無力な者が、己の意思に関係なく流れ着く。

箱入り娘の少女・アリスは、人間の常識にすら乏しいです。無垢な彼女は、参加者の言動によってどんな常識を身に付けていくのか。それを結末に絡めていければと考えていました。
殺すにも、見捨てるにも容易い。だがそれよりも、ある事ない事教え込む方が余程面白い。そんな外道畜生を参加者が行うのか、その倫理観を試すのが目的ですね。種族毎に文化も常識も違いますし、その衝突も見どころになり得たでしょう。

ちなみに、アリスの言動は私によって行われる予定でした。イカでは全く入り込む余地がありませんでしたから、この出来事だったならば軌道修正を行う事が出来たかもしれない。まぁどういった結末に至るのか、例によって不透明だった訳ですが。

rivevevever

2つ目、埋蔵金の噂。コンセプトは"形なき漂流物"


無名地帯には何でも流れ着く。それは形なき情報でも例外ではない。そんな思い付きから生まれた出来事です。

埋蔵金が存在するという噂が流れ着き、その噂に浮かれる参加者たちを見どころに設定していました。
あらゆる世界のあらゆる時代の建造物で溢れ返る無名地帯ですから、思い思いのロケーションを勝手に設定して探索出来るところが魅力になり得たかもしれません。
また、参加者同士に限らず、同じ目的を持つ多数のモブを出現させる事も出来ました。その場合、全て私のコントロールで行われる事でしょう。

ですが、そもそもの問題として。私自身が埋蔵金の存在を確定させていません。
流れ着いたのは噂であり、場所は明記されておらず、つまり無名地帯に存在するかもわかっていないんです。そこから流れで埋蔵金を急造するか、それか噂の不確かさに気付いた参加者が幕引きにかかるか。中々にいい加減な構想です。
もし埋蔵金を誰かが見つけたとして、それをどうするかが新たな目的に変わるかも。衝突は避けられないでしょうから、泥沼化は確実でしたね。

rivevevever

最後、聳え立つ影。コンセプトは"巨大な存在"


突如として出現した巨人を巡る、無名地帯の選択を見どころとしていました。

さて、巨人と称しましたが、それは巨大な人型存在であったからです。
つまり、私の中では、非常に曖昧ではありましたが、巨大人型兵器として設定していました。
イメージするのならば巨神兵です。

ただ、彼自身は特に何をするわけでもなく、突っ立っているだけです。その足元に集った住民達によって物語が紡がれる予定でした。
排除にかかる原因として、脅威よりも、単純に日光を遮って邪魔という高層ビルに日照権を侵害される物件みたいな理由を想定していました。

どう転ぶか予想不能としたのは、巨人のスペックが白紙だったからです。単純な種族力で排除されないような頑丈さを想定してはいましたが、そこも参加者によってまちまちですし。

適当の極致たるスカスカ設定であるが故に、まったく結末が想定出来ませんでした。


追加情報開示の際に、「瞬殺して終わり」と言われましたので、そうならないようにと設定を考えてみました。

巨人(仮称) 正式名称:OTE-0 ネィト
全長 119m 体重 20t
種別 兵器
他者を見下ろす圧倒的な巨体。体重は見かけよりも遥かに軽く、その動きは驚く程にしなやか。
部分的に厚みの差はあれど、全身をくまなく高弾性の装甲で覆われており、衝撃に対しては瞬時に硬化。あらゆる環境でも十全に機能し、いかなる攻撃も寄せ付けない。
自己修復機能も備えており、軽度の損傷など瞬く間に結合、修復してしまう。
頭部に備わる6つの器官は、それぞれが砲として機能し、文字通りの光速でレーザーを射出。攻撃を行う。射程は直線距離で40km。

同種同士での戦闘は想定されていない為、先述した規模のレーザー攻撃や、高質量の物理攻撃までは無効化出来ない。
レーザーの射程距離内で制空権を確保、巨体による広範囲の破壊を撒き散らしながら侵攻する。その姿を見た者は、誰もが己の無力さに打ちのめされる事だろう。

建造目的は、よりはっきりとした破壊の形を敵に見せつける事
蒸発でもなく、消滅でもない。今まで積み上げてきたものを上から下までくまなく崩壊する様を目の当たりにさせる。「どうだ、私の一撃で街がひとつ消えるのだ」ではなく、「お前たちの街が崩れ落ちていく様を、何も出来ず、ただ指を咥えて見ているがいい」という嫌がらせとも呼べるコンセプトを実現する為の存在。
よって、目的を持って綺麗に積み上げられたもの、自身を見下ろすものが許せず、それらは全て破壊対象となる。

無名地帯は荒地であるが故に、そんなものは一切存在しない。破壊こそが創造理由たるこれにおいて、ここほど無価値な場所はまずないだろう。
自発的に行動しなかったのは、命令がなかっただけではなく、自身にインプットされた破壊対象が存在しなかったから。等しく崩れたこの場所で、ネィトは途方に暮れていたのだ。
そんな新顔に対して、住民達は思い思いに接触していく。その中でネィトは、新たな目的を見出すのかもしれない。


破壊不可能かつ絶対の脅威として設定していきましたが、どうでしょうか。勝てる要素ないんじゃないですかね? そもそもとして、本当に結末が全く見えない。壊せないから無視じゃ話にならないし、手下にするじゃ絶対強者の誕生だし。考え付いた私自身が完全に持て余してる。
無名地帯以外に目的を見出して旅に出るだとか、あるいは爆発オチでなく無名地帯更地エンドだとかかな? どの道ロクなもんじゃねぇや。

rivevevever

以上、ネタバレ的な何かでした。

正直、自分でも予想外なくらいにイカの出来が良かったんだなと思い知った。
だからこそ、次もそれくらい柔軟な奴にしなければならない手前、続く一歩を出しあぐねている訳です。

故に、次に向けて
どんなのが良いかのネタ出し場も兼ねてここを設置しました。
実験参加者に限らず、何かありましたら気軽にどうぞ。無名地帯は参加者と作り上げていく未完成作品ですので。

rivevevever

やはり管理人さんも何らかの形で参加できるものがよいですよね、参加者の認識に齟齬がある場合修正するなりこじつけるなりもできますし

ただこちらの本音とすると、想定から外れた場合どうするかが楽しみのひとつのはずではないのか、とも思うんですよ
この形式である以上ある程度の破綻は免れないですし

M0dred-Mordred

アリスに常識がないから住民たちが教える、そういう展開を予想してたんですね。

アリスをどうするか?と聞かれて、嫁にするか、殺すかぐらいしか思いつかなかったから今ちょっと感心してます。

無名地帯に疫病が流れてきて、キャラクターが疫病にかかったり、かからなかったり。

疫病についてどう思って、それをどうしようとするのか?また、疫病を利用して何をしようとするのか?というネタです。疫病の内容についてはみんなで考えるということで

私の想定に乗るかどうかの問題ですかね。
イカの件では"一匹でも多くのイカを確保せよ"という方針を定めていれば、私の想定には最低限乗ったと言えるでしょう。そこから何が起きようかは完全に参加者次第ですが、そんな想定外なら、私自身の許容は容易だった筈です。
ですが、もし「イカの確保などする気はない」という方針を設定してしまえば、完全に私の想定の外に向かう事になります。
その方がいいと言うのであれば、仕方がない訳です。たとえ私がキャラクターとして参加していようとも、軌道修正は不可能となるでしょう。
ただ、他者同士、狙いはどうあれ行動が同じであれば、接触も協力も敵対もスムーズに出来るとは思うのです。まぁ、これも私の想定なんでしょうが。その辺の効率もいらないというのであれば、それこそ私の役割は出来事の設定のみとなります。

疫病、ですか。良さそうですね。
病という存在への理解度、認識なんかがキャラによって分かれそうですし。
予防や治療かの対応差も生まれそう。

rivevevever

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