チートなガチャ運でVRMMOで無双する!?~没入型MMO「ラスト・オンライン」

第十七話『ファンファーレ』

エピソードの総文字数=1,188文字

「た、倒した。」
2017/05/28 13:17
なんと、Lv.1の僕らが、本来最初のクエストでは倒すことが出来ないほど、強力な力を持つ、超巨大竜「ドラゴノス」を倒したのだった。
2017/05/28 13:17
「やっ、やったんですね」
2017/05/28 13:17
魔法使いの少女奈緒子が呟く。
まさに、超巨大竜「ドラゴノス」に食べられるの寸前だった。サラが、大粒のナミダをポロポロとこぼし、奈緒子に抱きついた。
2017/05/28 13:17
「こ、こわかったぁー。」
2017/05/28 13:17
サラは、奈緒子に抱きついたまま、涙を流し続ける。
いきなり、最強に近いモンスターに襲われたのだから、その恐怖も当然のものだろう。本来このクエストは、スライムを何体か倒して、「ふつうのきのこ」を手に入れるという、クエストのチュートリアルのようなものであるはずだからだ。
2017/05/28 13:18
「よっ、良かった!!」
2017/05/28 13:18
僕も、心からそう思った。SSSランクの武器「 神の剣 -デュランダル 」と、そのスキル「疾風」によって、本来Lv.1では倒せるはずのない、最強クラスのモンスター「ドラゴノス」を倒したのだった。

少し泣きやんだ、サラが、こちらにトコトコと歩いてきて、僕の袖をぎゅっと掴んだ。
2017/05/28 13:18
「ありがと」
2017/05/28 13:18
なんとか絞り出したであろう、小さな声を聞いて、「うん」と返すのが精一杯だった。いつもの活発な様子のサラと違い、とても可愛かったので、心臓がドキドキした。

そして、そう言った、サラはまた、奈緒子のところに向かい、抱きついて、わんわん泣いた。
「よしよし」と、奈緒子は、強く抱きしめ返した。

そうすると
「パララパッパッパー」というファンファーレの効果音が鳴り響いた。
2017/05/28 13:19
「お、レベルがあがったよ!サラが楽しみにしていたLv.2だよ!!」
2017/05/28 13:19
と、効果音を聞いた僕が、サラに説明する。
2017/05/28 13:19
「お、やった!」
2017/05/28 13:19
と、さっきまで泣いていた事をすっかり忘れたかのように、サラはぴょんぴょんと飛び跳ねていた。彼女は切り替えが速いらしい。うらやましい。ぼくは心臓がまだドキドキしていた。ドラゴノスのせいなのか、サラのせいなのか理解らないほど。
2017/05/28 13:19
「Lv.2で魔法覚えるかな〜!」
2017/05/28 13:20
とワクワクしていた。
僕の次に、サラのレベルも上がった。さらに奈緒子もLv.2になった。
2017/05/28 13:20
「さっそく、ステータス確認してみよ!!」
2017/05/28 13:20
と、サラがコンフィグボタンに手をかけようとすると、その時。

「パララパッパッパー」というファンファーレの効果音がまた、鳴り響いた。
2017/05/28 13:20
「え?」
2017/05/28 13:20
「え!?」
2017/05/28 13:20
僕と奈緒子が驚いた。
2017/05/28 13:21
「なんでしょう、またファンファーレがなりましたね」
2017/05/28 13:21
と奈緒子が言う。
2017/05/28 13:21
「うん、なんだろう。」
2017/05/28 13:21
と、僕が返事をすると。
2017/05/28 13:21
「パララパッパッパー」
2017/05/28 13:21
というファンファーレの効果音がまた、鳴り響いた。
2017/05/28 13:21
「パララパッパッパー」
「パララパッパッパー」
「パララパッパッパー」
「パララパッパッパー」
「パララパッパッパー」
2017/05/28 13:22
まだレベルアップの音が鳴り止まなかった。
僕のステータス画面のLvはすでに9を表示していた。
そして、あとから考えると、これは運命が変わる音だったのかもしれない。
2017/05/28 13:22

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