【開催終了】第四回オンライン座談会【小説新人賞の受賞はホントに簡単!】

オンライン座談会 会場 Part4

エピソードの総文字数=13,415文字

Part4会場を用意しました。

引き続きの流れでお願いします!

2017/03/18 21:34

前の会議室の末尾と重複しています。このほうが読みやすいので。

>架神さん
>新木さん

直前というか並行しておこなわれたオンライン座談会、
『【3/13特別座談会】WEB小説を書籍化する方法』
にざっと目を通しておもったことを。

小説技術的な問題ではなく、小説経営的な問題ですが。

介護や育児、仕事などで、毎日の更新や執筆が難しい場合には、WEB小説でのデビューは難しいかな? という印象は受けました。
ぼく自身、老親の介護が7件ぐらい同時進行したことがありました。
『ほどよく長生き死ぬまで元気遺産そこそこ遺書はしっかり (文芸ポストBOOKS)』
『家族同時多発介護』
このときは亡父の棺桶を机がわりにしてゲラ直したりしてましたな。

小説の新人賞の応募は、締切までに規定枚数に達して投函すれば、とりあえず土俵にはあがれる、ってところが強みかな。

小説技法とはまったく別の事情で恐縮ですが。

2017/03/18 21:40

こちらへの書き込みありがとうございます。

最近急激に勃興してきたWEBデビューと、古くからの新人賞デビューの比較検討は、実はユーザーさんがたが一番興味を持つところではないかなと感じております。

業界の変化の大きさを、ひしひしと感じています。
そのようななかにあって、各先生方の見解などをさまざまお聞かせいただけると、大変勉強になります。

2017/03/18 21:43

意外と忘れられがちですが、デビュー前の新人にとって、執筆環境以上に執筆外環境というのは重要なものです。

執筆時間をどうとるか。
BBCでインタビューのオンエア中にカオスになった大学教授の動画が話題になりましたが(https://youtu.be/Mh4f9AYRCZY)ああした事態は、デビュー前の人にとってはきわめてありがちなことです──というより、定時にPCの前に座ることを確保するのが難しい場合もある。

鈴木輝一郎小説講座では、
「とりあえず1日1枚書けば350枚。乱歩賞には間に合う。トイレで自分のPC宛にスマホで2行ずつ送るとすれば、一日10回トイレ行けば1枚書ける。それでなんとかしなさい」
ということもある。

趣味でWEB小説を書くならそれでもOKでしょうが、アクセスをあげてプロを目指すとなるとWEB小説では定期的な更新は不可欠な模様なんで……

2017/03/18 21:54

なるほど……時間的な制約が弱い、というのは新人賞コースの強みですね……。


>Webデビューと新人賞デビュー
泉先生も前に書かれていましたが、新人賞デビューの方は、技術力だけでも高ければ編集者が目を留めてくれるかもしれないので(この辺、実際どうなのかは知らない)、思いの外、間口は広い??のかもしれないですね。
西尾維新先生は圧倒的な生産力が評価された、という話も聞きました。

2017/03/18 22:51

なんか、全力で静かになっちゃいましたな(汗)

2017/03/18 23:52

あ、じゃあ、この隙に「相談者との適切な距離感」を教えて下さいよ~。


前も書いたとおり、どうも俺は「言い過ぎ」ちゃって良くないみたいなので。
具体的にどのへんまでアドバイスされているのでしょうか。

2017/03/18 23:58

>架神さん

割とじっくり話せる状態? 実はぼくも架神さんにいろいろ聞きたいことがあるんだけど。

2017/03/18 23:59

ちょっと今から軽い打ち合わせがありまして……。

30分後くらいでしたら!

2017/03/19 00:03

>架神さん
>あ、じゃあ、この隙に「相談者との適切な距離感」を教えて下さいよ~。

気合いいれすぎないことが大切。
「相談者は、自分が思うほどには小説に愛を感じていない」ってありますから。
新木さんの話を聞いていて、「方法論は違う」けど、小説に対する愛はものすげえ感じますよね。
WEB小説を書いている人の多くが、新木さんほどの熱意をもってWEB小説を書いているのか、ということは思いますわな。

2017/03/19 00:03

>架神さん

>ちょっと今から軽い打ち合わせがありまして……。
>30分後くらいでしたら!

ブラック勤務を助長する作家だな(苦笑)

2017/03/19 00:09

>架神さん

>具体的にどのへんまでアドバイスされているのでしょうか。

ものすげえ個人差があります。

本人の蓄積(人生経験とか読書経験とか)が十分で、コンスタントに予選を通るか、何度か最終に残っていてしかも伸び盛り(最終に残ったけどジリ貧、って場合はあれこれ話す)の場合には、できるだけ何も言わないようにします。
「自信をもって書き進めてください」
といいます。
あまり何も言わなさすぎると、不安に感じるようですが。

2017/03/19 00:11

>架神さん

>具体的にどのへんまでアドバイスされているのでしょうか。

作品が存在しない場合には講評はしません。存在しない作品を講評できませんわな。
「書けないんですがどうしたらいいでしょうか」という場合には、それなりにノウハウはあるので、メールで対応します。

2017/03/19 00:20

>架神さん

>具体的にどのへんまでアドバイスされているのでしょうか。

もっとも重要なのは、著者本人の意志と目標で、講師はそれをかなえるためのお手伝いにすぎない、というのが鈴木輝一郎小説講座のスタンスです。

2017/03/19 00:27

>架神さん

>具体的にどのへんまでアドバイスされているのでしょうか。

「どうなりたいのか」をまず確認します。
「発達障害や精神障害などで定時の就労が困難だから、就労時間がフレキシブルな小説家をめざす」
という場合、生活保護や障害者年金、障害者手帳の給付による障害者枠での就労など、当座の安定収入の確保をすすめます。
小説家は収入面ではきわめて不安定ですが、就労時間がフレキシブルなこと、ある種の精神障害が創造にはプラスに働くこと、という、職業特性があります。

2017/03/19 00:30

すいません、今終わりました!

2017/03/19 00:41

>架神さん

>具体的にどのへんまでアドバイスされているのでしょうか。

「どうなりたいのか」の確認つづき。

「自分はなんのために作家になりたいのか」を確認します。
「老親の介護に忙殺された隙間時間をつかってとりあえず一発あてて一息つきたいから小説の執筆をめざす」という場合には、映像化権料がくっついていて比較的賞金が高額な、ミステリの新人賞をすすめます。

2017/03/19 00:42

>架神さん

おつかれさま~(^^)

2017/03/19 00:50

> 「どうなりたいのか」をまず確認します。
> 「発達障害や精神障害などで定時の就労が困難だから、就労時間がフレキシブルな小説家をめざす」
> という場合、生活保護や障害者年金、障害者手帳の給付による障害者枠での就労など、当座の安定収入の確保をすすめます。

うおお……。
小説相談というか、人生設計相談のレベルですね、これは……。

2017/03/19 00:51

>架神さん

>具体的にどのへんまでアドバイスされているのでしょうか。

「どうなりたいのか」の確認つづき。

上記のような切迫した事情がなければ、もうすこし選択肢の幅はひろがりますが、いずれにせよ、「どうなりたいか」の目標設定は大切です。
「どんな作家になりたいか」
「どんな作品を書きたいか」
のイメージを確認します。

2017/03/19 00:51

>架神さん

>うおお……。
>小説相談というか、人生設計相談のレベルですね、これは……。

ってか、「小説を書く」って、本来、そういうものだから(^_^;)

2017/03/19 00:54

>架神さん

「どうなりたいか」がわからない場合は、「とりあえず応募先の新人賞を決めて応募しましょう」と。どういうふうでもいいのなら、どこに出しても構わない。書いているうちに方向も決まってくるから。

2017/03/19 01:01

>架神さん

架神さんは、なんで講談社BOXに応募したんです? それまで活字になった実績があったのに。

2017/03/19 01:05

内容面に関してはアドバイスはされない方向でしょうか。

担当と話しながら次に書く内容とかストーリーとか決めることもあると思うのですが、その担当みたいなポジションを意識してやってると、ウッカリやりすぎる……ということが多いので……。

そういうのはそもそもしない方がいい?

2017/03/19 01:04

>架神さん

>前も書いたとおり、どうも俺は「言い過ぎ」ちゃって良くないみたいなので。
>具体的にどのへんまでアドバイスされているのでしょうか。

ことほどさように、基本的にぼくは作品の中身にはタッチしないようにしてます。

2017/03/19 01:06

> なんで講談社BOXに応募したんです? それまで活字になった実績があったのに。


いや……。おれも新人賞とかよく分からなくて怖かったです。
で、当時、講談社の雑誌で仕事してたから、「小説書いたので見てくださいよ」って担当に行ったんですよ。
そしたら、「新人賞に出してね」と冷たく突き放されたので、「あー、小説ってそういうもんなんだ」って思って諦めて出しました。いま思えば面倒くさかっただけかもしれませんね……!

講談社BOXを選んだ理由は、清涼院流水先生のことをずっとスゲーなって思ってて。BOX新人賞は当時、流水大賞という名前だったんです(おれが送った時にはPOWERSって変わっててガッカリした)。
内容がはちゃめちゃなことは自覚してたんで、「でも流水先生が出せるレーベルなんだから行けるだろう」という判断でした。

2017/03/19 01:07

>架神さん

>内容面に関してはアドバイスはされない方向でしょうか。

「道具立てをそのジャンル内で納めないように」という話はします。
ラノベを志向する人に多いかな?

2017/03/19 01:09

>架神さん

>内容面に関してはアドバイスはされない方向でしょうか。

ラノベを書く人はラノベが好きで、ラノベばかり読んでいるので、人物設定や背景などが、ラノベの王道ばかりだったりします。それだと斬新さが出ないので、
「ラノベ以外から素材を持ってこようね」
という話はします。

2017/03/19 01:12

だんだん分かってきました。

自分のセンスで人の作品に口を出すのではなく、もっと客観的というか、一般妥当性のあることで、しかし、プロ作家にしか分からない事柄を伝える感じですかね。

……うわー、言葉にするとすげえ当たり前のことだ……。

2017/03/19 01:16

すいません。

今日はそろそろ失礼致します。
夜分遅くまでお教え頂き、ありがとうございました。
また明日からもよろしくお願いします!

2017/03/19 01:19

>架神さん

>で、当時、講談社の雑誌で仕事してたから、「小説書いたので見てくださいよ」って担当に行ったんですよ。
>そしたら、「新人賞に出してね」と冷たく突き放された

架神さんの小説デビューは……2011年か。
それは「冷たく突き放された」んじゃなくて、妥当な対応だと思うよ。

2017/03/19 01:15

>架神さん


はい、おやすみなさい(^^)

2017/03/19 01:20

>架神さん

>で、当時、講談社の雑誌で仕事してたから、「小説書いたので見てくださいよ」って担当に行ったんですよ。
>そしたら、「新人賞に出してね」と冷たく突き放された

おおむね2006年ごろから、小説の新人賞の受賞者数は爆発的にふえた。「新人賞を受賞しなくても作品がよければデビューできた」というのはだいたいそこらへんが境目ぐらい。

『文学新人賞の偏差値』

架神さんがデビューしたころは、すでに「新人賞を受賞していないとプロデビューが難しい時代」になってましたね。

2017/03/19 01:21

三連休の中日か、ぼくも寝るでござる。

2017/03/19 01:26

おはようございます。


今日は日曜日。いちおう、プロテスタント(「ルーテル教会」ってところです)のクリスチャンなんで、日曜礼拝に出かけます。


それにしても「座談会」といいながら、ぼくが一方的に話してるよね(汗)


この業界にそれなりにいて、同じ著述業でも、小説家とライターとの間に決定的な資質の差があるのがわかってきました。

「小説家は自分語りが大好きで、ライターは他人の語りを聞くのが大好き」

もちろん大雑把な物言いですが。

作家どうしが飲んで雑談しているのを横で観察していると、

「お互いに自分のいいたいことしか言わなくて、相手の話をまるで聞いていないけど、どのみち話を聞いていないから、なんとなく会話しているようにみえる」

なんて現象がけっこうあります。


2017/03/19 08:08

「鈴木輝一郎小説講座でみたこういう人がデビューする」

という話。


1)放置しても書き続ける人

2)変化をいとわない人

3)他人の話に耳を傾ける人


厳密には「こういう人がプロになる」だけどね。

この業界、ちょいちょい天才を見かけるんだが、天才は上記にあてはまらないことが多いんで。


2017/03/19 08:33

鈴木輝一郎小説講座でみた「こういう人がデビューする」


1)放置しても書き続ける人


例外はあるんですが、作品の質は執筆量に比例します。ただし「最後まで完結させた執筆量」です。

新人賞の応募作品の場合、「未発表の作品に限る」とあります。小説投稿サイトに作品を投稿して「誰でも読める状態」は「発表」の扱いになる場合があります。


あなたがミリオンセラーを連発して、あなたの作品が刊行されるかどうかで出版社の部署の存続が左右されるような存在になれば、編集者が「先生、お原稿を」と小刻みなケアをしてくれます。


だけど、デビュー前のあなたの原稿は、書かれていなくても誰も困らない。

「私が原稿を書かなければ私が困るので書く」

という人がデビューします。

この「困る」理由が、生活がかかっているのか、人生がかかっているのか、それはどちらでもかまいません。


2017/03/19 08:56

「書けないスパイラル」


よくあるのは「書けないんですがどうしたらいいでしょうか」という相談。

これは原因がいろいろ考えられるんだけど、とにかく書き上げられたものをみないと原因をつきとめられない。

「書き上げないと、書き上げられない原因がわからない」という「書けないスパイラル」を断つ方法は、「とりあえず書き上げる」しかないのが現状です。


あと「『書けない』というと誰かが構ってくれるから『書けない』と言い続けたい」という事例もよくみかけます。

ぼくの仕事は「新人賞を受賞してプロデビューしたいんだがどうしたらいいか」という人をデビューさせることです。

構って君をなでてさすってよしよしするのはぼくの仕事ではないので、そういう場合は自覚するまで放置することにしています。


2017/03/19 09:13

> 架神さんがデビューしたころは、すでに「新人賞を受賞していないとプロデビューが難しい時代」になってましたね。


あーーーー…………。

あの時の担当さん、ごめんなさい!!!!
おれ、かんちがいしてたよお!!

2017/03/19 01:21

>鈴木先生
>というか、受講生との共通の話題は基本的に小説の話になります。
>プロの作家は「ぜんぜん読んでない」という人でもアマチュアとは読書量の桁が違う。

>自分が感動した経験がないと、他人を感動させられない、ということです。

 なるほど!
 デビュー者に雑談が成立する人が多いというのは、話ができるくらい本を沢山読んでいたり、あるいは実体験などがあり、そこから自分が感動した経験があって、そしてそれらの経験があってこそ、他人に感動を与える作品が書ける……、ということだったんですね。

 確か、鈴木先生の動画の中でも、本を読んで自分が感動した経験がないのに、他人に小説で感動を伝えるのは難しい、というようなことをおっしゃっていた回があったように思います。

 やはり本や実体験による、インプットが重要なんですね。

2017/03/19 10:36

>デビューして間がないころ、銀座の文壇バーで飲んでいるときに先輩作家のあんな巨匠こんな文豪と同席することがあったんですが、雑談しようにも、飛び交っている作家や作品の名前がまるでわからなくて呆然としました。

 鈴木先生でもそういう時があったんですね。
 不勉強な私には、似たようなことがしょっちゅうでした。今でもあります汗。

 昔、先輩作家方との食事の席で、ミステリーの話になった時、作家の北山猛邦さんがその場の作家一人一人に対して、誰の本のどんなシーンが好きですか? みたいな質問を振り出したことがあったのですが、私はミステリーなんてほとんど読んだことがなかったので、皆さんが語る話がチンプンカンプンで、そしていよいよ私にも質問が回ってきた時、本当に何も出てこなかったので、冷や汗を垂らしながらも、「僕はこの世の中の全てのミステリー小説を読んでいますので、強いていうなら、全てのミステリー小説の全てのシーンが好きですね」などとドヤ顔で言って、その場をシーンとさせた憶えが……。

2017/03/19 10:48

>鈴木先生
>「自分で応募先を決めて報告しなさい」と言っています。

>カテゴリーエラーを気にせず投稿をすすめます。

>まず、「自分の偏差値を知る」ことが重要です。

 そうなんですね!
 ありがとうございます。
 自分でやってみて、そこから学ぶことが重要ということなんですね。

2017/03/19 10:48

>普通はわからないものです。
それよりも、どこにも出す宛のない原稿を書くことができた、というのが凄いなあ。

 私の時は、作家の滝本竜彦さんに小説を書いてみませんか? と言われたのが書き始めたきっかけだったので、新人賞に応募するつもりではいましたが、実際にはそれは二の次で、滝本竜彦さんに書いたものを喜んでもらうのが第一の目的だったのです。
 というわけで、新人賞のあてはありませんでしたが、ありがたいことに、読んで喜んでもらおうという相手がいたおかげで、きっと書けたんだと思います。もし相手も送る先もなければ、私も書く気力は続かなかったと思います。

2017/03/19 10:48

>BBCでインタビューのオンエア中にカオスになった大学教授の動画

初めて観ました。UFOみたいな赤ちゃんキター!w

2017/03/19 10:48

> 架神さん

>あの時の担当さん、ごめんなさい!!!!

>おれ、かんちがいしてたよお!!


こういう具合に、

「編集者は善意または常識的な対応をしたのに、作家側がそのことを知らなかったがために悪意にとって感情の行き違いが生じて」

というのを未然に防ぐ、ってことが鈴木輝一郎小説講座を受講する、いちばんのメリットかな?


2017/03/19 15:51

自分が勝手に思っている鈴木先生のような講座のメリットは、プロになった直後に右往左往する事柄を、長年のプロから聞けるという部分にもあろうかと思っています。


プロになっても業界のことを知らない状態だと「自分の入魂の一作は売れて当然」だと思い込んでしまったり、「編集から何週間も返事がこないのはけしからん」などと怒りをぶつけたりしがちです。
そんなときにプロから話を聞けるというのは、状況を見誤らないための有用な武器になるのだと思います。

デビュー後のことになってしまって恐縮ですが。

2017/03/19 16:09

そういった知見を、プロデビュー直後の方々にも、この座談会が少しでも伝えて共有していける場になるといいなと思っております。

これから創作のプロを目指す方々だけでなく、駆け出しのプロの方々にも、少しだけ前を走ってきた者として、適切な情報を伝えていければと考えています。

できるだけ厳しい現実を伝えるのが本当の親切だと思いつつ、言葉の強さを抑えるというラインが、せっかちな自分にはなかなか難しいところですけれども……。

2017/03/19 16:13

創作相談を受けるなかで悩むところとして

>本人の蓄積(人生経験とか読書経験とか)が十分で、

鈴木先生はこう書いておられますが、逆に本人の蓄積が十分ではない方に対してはどのようなアドバイスをされています?
自分の範囲内では、蓄積が十分とはとても言えない人のほうが多かったです。そういう方々には、どのように話を向けていけばいいのか興味があります。

2017/03/19 16:17

>泉さん

>昔、先輩作家方との食事の席で、ミステリーの話になった時、作家の北山猛邦さんがその場の作家一人一人に対して(中略)

>全てのミステリー小説の全てのシーンが好きですね」などとドヤ顔で言って、その場をシーンとさせた憶えが……。


どうしたんだろう。なんか、寒くなってきたぞ……


2017/03/19 22:45

>泉さん

>実際にはそれは二の次で、滝本竜彦さんに書いたものを喜んでもらうのが第一の目的だったのです。


「誰に楽しんでもらいたいか」が明確だったことがプラスに働きましたね。


それはそれとして、北山猛邦さん、滝本竜彦さん、の御二方とも、不勉強で未読でした。さっそく拝読します。ご紹介、ありがとうございます。


2017/03/19 23:04

>至道さん


>鈴木先生はこう書いておられますが、逆に本人の蓄積が十分ではない方に対してはどのようなアドバイスをされています?


これは年齢にもよります。

50代以上の場合、蓄積がないほうが珍しいので、自分の人生の棚卸表をつくって、自分の蓄積を確認してもらうようにしています。


20代や30代は、蓄積がなくて当然なので、「とりあえず本を読め」とはこたえます。

同業者知人にこの種の相談をしたとき、「10年ぐらい小説を書かずにいなさい」って答えがかえってきましたな。


入力より出力が多い場合、人生の蓄積の残高がゼロやマイナスなるのはあたりまえです。

書くのを止めて蓄積を増やすか、読書量を増やして蓄積を増やすことが重要です。


大量の読書は不可欠なのですが、そのための読書術の実践書として、

佐藤優『読書の技法』

http://amzn.to/2mh5D0Q

を強くお勧めします。超速読・速読・熟読の区別をつけて目を通す大切さが示されている良書ですよ。


2017/03/19 23:07

おれも残高がゼロ付近まで落ち込んでるのでインプットしないと…。


〉「10年ぐらい小説を書かずにいなさい」って答えがかえってきましたな。

ちょうど今読んでる『ラッセル幸福論』にも、

「「ものを書こうとするのをやめて、それよりも、書かないように努めてみたまえ。世の中へ出ていき、海賊なり、ボルネオの王様なり、ソビエト・ロシアの労働者なりになってみることだ。基本的な身体の要求を満足させることで君のエネルギーの全部が費やされるといった、そういう生活に飛び込んでみることだ。」(中略)このような生活を何年か送れば、元インテリ青年は、いくら書くまいとしても、もはや、ものを書かずにはいられなくなっているのに気づくだろう」

と出てきました。これ、至道先生が言ってたことに通ずるかも。溜め込めば自ずと書けるものかもしれませんね。

2017/03/19 23:54

>20代や30代は、蓄積がなくて当然なので、「とりあえず本を読め」とはこたえます。

同業者知人にこの種の相談をしたとき、「10年ぐらい小説を書かずにいなさい」って答えがかえってきましたな。


自分もPart3のほうに、似たようなことを書いています。下にコピペします。同業者のアドバイスは結構同じようなものなのかもしれないと気づきました。


>すっかり忘れましょう。書きたいことがなければ小説家を目指さなくて済みます。

ぼくも当てずっぽうで言っているつもりはないのですが、あんまり通じないのですよね。だから次に、「どうして小説家を目指しているのか」を追求するのですが、これも皆さん漠としていているのが実像なんです。

鈴木先生も仰っていたことですし、以前は泉さんも似たようなことを言っていたのですが、書かなくてはならない逼迫した事情があると、ちゃんと書いて、死に物狂いで作家になろうとするのですよね。泉さんはそれを「貧乏」だと表現していました。

みんながみんな貧乏ではないとすると、次には自分の経験上ですが、溜め込むと、爆発力があるんですよ。だから溜め込んで溜め込んで、それを爆発させようとするエネルギーが自分の執筆に繋がっていたかもしれないと思います。

貧乏でハングリー精神があると、書くしかないし、書かなければならないから、書き続ければデビューの可能性はかなり広がります。
あとは溜め込んで溜め込んで、伝えなくてはならないとか、これを伝えたらもう自分は死んでいいとかいう気持ちが、執筆につながることもあります。

でも、いずれでもないとすると、どういう風に相手を導けばいいのか。自分が相談を受けた相手の大半はいずれでもなくて、こんなとき、どのように導けばいいのかなぁと悩んでいるところでもあります。
暇人じゃないので昔のぼくなら突っぱねて相手にしなかったかもしれませんけど、少しは丸くなって、そういう人ももし導けるなら導くことができたらなとも思うところなので、そういうときはどんな風にすればいいのか、もしアイデアがありましたら教えてほしく思います。

2017/03/20 00:08

あと、鈴木先生とメールなどでやりとりさせていただいていて思ったのは、自分のところに「ちょっと聞いてみっか」みたいに、はなっからお金を負担する意思もなくふらふら来る人と、

月謝を払う覚悟をちゃんと決めて鈴木先生の門を叩く人というのは、かなり違うタイプなのかもしれないとも感じていました。

自分のほうも、今のまま相談を受けるだけでは、無意味な創作相談になってしまうんだろうなと思っていたところです。
だから先に、小説執筆講座は事業として成り立つかというお話を聞きました。大規模な事業として成り立つ必要は一切ないし、まったく儲からなくても構わないので、適度なハードルだけ設けておいて、それで相談に来る人の面倒を見るほうがいいのではないかとも漠然と考えています。
でも、それを自分がやるのではなくて、鈴木先生とか新木さんとか架神さんとか、そういう活動をしていて創作業界のことを色々考えている人に紹介する形でお任せしてしまったほうがいいのかなとも思うところで、投げっぱなしみたいになってしまいますが、このあたり自分も考えを整理できておらず、創作相談を持ち掛けてくる人との距離感を図りかねているところです。

とはいえ、今自分がこうして内実を喋ってしまっているので、今までのように気楽にぼくに「作家になりてーんだけど?」みたいな感じで来る人はいなくなるのかもしれませんが(笑

2017/03/20 00:18

>おれも残高がゼロ付近まで落ち込んでるので


架神さん、ぼくはまだ残高1兆円ありますよ(笑
今度一緒にやる本は、その残高を少しずつでも清算していく手始めになるかもしれないと思っています。自分は実用書のほうが向いているかもしれないと思っていました。小説に来たので少し面白いルートをたどらせてもらっていますが、自分もいま、残高を清算していくために爆発力を溜め込んでいる状態です。
もしかしたら創作志願者の相談を受けている場合ではなくて、まずは自分が気持ちを引き締めなおして、一兵卒として地べたに這いつくばって挑んでいかなくてはならないかもしれません。

2017/03/20 00:41

>架神さん

>おれも残高がゼロ付近まで落ち込んでるのでインプットしないと…。


Twitterを拝見していると、のべつまくなしにインプットしているような(^_^;) 「聖書をまるごと読む」ってのはけっこう根気が要ることですし。聖書って何が書いてあるかわかんないですしね。


>ちょうど今読んでる『ラッセル幸福論』にも、(略)と出てきました。


不思議なもので、「なにかないか」と思ってるときにあれこれひっくり返していると、けっこうな確率で「これ」って話に行き当たりますねえ。

ただ、そういうときの読書は紙の本でないと見つからない。なんでかよくわからないんですが。


それにしても架神さん、なんでまた『ラッセル幸福論』なんぞ読んでいるんですか──とおもってアマゾったら、「幸福論」のベストセラーでした。世の中は自分の知らないことのほうが圧倒的に多い。さっそく読んでみます。


2017/03/20 05:44

>至道さん

>どういう風に相手を導けばいいのか。自分が相談を受けた相手の大半はいずれでもなくて、こんなとき、どのように導けばいいのかなぁと悩んでいるところでもあります。


>そういうときはどんな風にすればいいのか、もしアイデアがありましたら教えてほしく思います。


そういう場合には、「鈴木輝一郎小説講座を受講してみたら」と勧めるんです。

「受講料月額2500円(税別)で受講受付随時、ネットにつながりさえすれば、全国どころか世界中どこにいても受講でき、しかも受講生間の交流を厳禁しているので、受講していることが誰にもばれない。

電話 0120-670-877 受付時間 10:00~18:30 担当 川島 講座詳細 http://goo.gl/gSnh75

受講受付は随時どころかネット対応なのでサイト経由なら24時間受け付けている。受講申込はぎふ中日文化センター>新規会員登録からどうぞ>http://www.chunichi-culture.com/center/gifu/

って具合。

ここまで一気にいうと、書く気がない人はささーっと引くので目安になります。


多くの場合、

「とりあえずなにか変化があるといいし、手っ取り早く有名になれそうで金稼げそうで、ちやほやしてもらえそうなものがなにかないか、とおもったら目の前に小説家がいたんで、とりあえず小説家」

ですね。

居酒屋で「とりあえずビール」っていうのと似たようなノリで、「とりあえず小説家」なんですな。


以前はこういう「とりあえず小説家」って扱いをうけることに憤慨したもんですが、いまは考えがかわってます。

「とりあえず小説家」でもいいかな、と。

どのみち本気で小説家を目指すためには小説を読まなきゃいけないし、とりあえず何枚か書いてみると、書店にならんでいる書籍が、いかに読まれるための工夫が凝らされているかわかるようになってきますしね。


2017/03/20 05:57

「鈴木輝一郎小説講座でみたこういう人がデビューする」

という話のつづき。


2)変化をいとわない人


はまたのちほど。
とりあえず自分の原稿に戻ります。

2017/03/20 06:27

>至道先生


> 架神さん、ぼくはまだ残高1兆円ありますよ(笑

くっ、羨ましい……。
となると、至道先生が言ってたみたいに、他の創作物からインプットするよりも社会経験を糧にした方が息が長く続くのかもですね。

い、いや、でもおれも、小説以外だったら色々書きたいのあるし……。書きたいっていうか、勉強したいことがあるというか……。

>鈴木先生
>御二方とも、不勉強で未読でした。さっそく拝読します。

 先生のようなご年齢やお立場になられても、なお積極的に本を読もうとする所に、ただただ感服致します。
 他にも、動画をたくさん作られていたり、ツイッターも使いこなしていたり、その上、小説以外のことの活動もされているようで、勢力的なところを尊敬します。


>架神さん
>おれも残高がゼロ付近まで落ち込んでるのでインプットしないと…。
>至道さん
>ぼくはまだ残高1兆円ありますよ(笑

これで言うと私は残高マイナス1兆円と言った所でしょうか……。
本は全く読まないし、音楽もきかない、ゲームもしない、テレビも見ない。人と出会う機会もほとんどなく、一日家にいて、その状態で日々大量のアウトプットばかりで、まるで借金地獄のような。
考えてみれば、体や心の内側にもはや何もないみたいな、ぼーっとした無の状態でいつも作品を作っています……。

そういう意味では、他の人の色んな話が聞けるこの座談会は、私にとって砂漠のオアシスじゃあー。

2017/03/20 09:51

>「とりあえず小説家」でもいいかな、と。


なるほど、受け止めるこちら側も、もっと小説家を軽く考えるということもアリかもしれませんね。
どうしても自分の場合は真面目に考えがちだったので、ちょっとしたサークルに参加してもらうようなノリでもいいのかもしれません。

2017/03/20 09:52

> Twitterを拝見していると、のべつまくなしにインプットしているような(^_^;)


いや、もう最近は全然ダメですね。
友人たちの助け(おれの目の前でララランドを観に行こうかどうか悩んでくれるなど)があって、ようやくインプットできるようになってきた感じで……。

> それにしても架神さん、なんでまた『ラッセル幸福論』なんぞ読んでいるんですか

今度、至道先生と共著する著作の準備なのです。


試みにコラボ作品も立ててみました。
ふだんこういう勉強報告的なのはツイッターでやってるんですが、至道先生から「トークメーカー、いまアクセス多いから何かやるとチャンスですよ」と囁かれたのでやってみます。

なお、アウトプットを前提にインプット(勉強)すると、ものすごく身に付くのでオススメですよ>皆さん

2017/03/20 09:54

>本は全く読まないし、音楽もきかない、ゲームもしない、テレビも見ない。


これ自分も完全に一緒ですよ。
ずっと昔は古典とか乱読した記憶もありましたが、そのくらいですかね~。

泉さんレベルの大量のアウトプットとなれば、そのなかにも、自分のなかに生み出される何かが色々あるように思います。あまりに桁違いの創作をしまくってるのが泉さんで、その数たるや日本一と誇ってもいいくらいじゃないかと思われます。それって常人の経験ではないので、それが泉さんのなかで次のものを色々生み出してくれるキッカケになるんじゃないかなと思います。

2017/03/20 09:56

>泉先生


> そういう意味では、他の人の色んな話が聞けるこの座談会は、私にとって砂漠のオアシスじゃあー。

おれも実はそう思ってます!!!

2017/03/20 10:01

>試みにコラボ作品も立ててみました。


ぼくも業務に目途ついたら、あとで入っていってみます。公開議論しながら本を仕上げていく作業って、新しくて面白いかもしれませんね。

みなさんも、コラボシステムは色んな工夫の余地があるので、ぜひ自分なりに活用してみると良いと思います。

コラボで部活動やってもいいし、なりきり作品を作ってもいいし、こんな創作場所はほかにないので、新しいものを生み出すチャンスですよ。この座談会だってその一つです。
創作志望者は、本当に色々なことにチャレンジしていきましょう。

2017/03/20 10:01

こちらの座談会も明日で終了なので、そろそろ次の会場を用意しました。

キリのいいあたりで、Part5のほうにてお願いします。

2017/03/20 10:07

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