マジカルミュージック

ようこそ、予言書の間へ

エピソードの総文字数=1,873文字

    高い高い本棚が天高くそびえている……。どうやら歌音は、予言書の間に入ることができたみたいだ。みぃに引っ掛かれた傷が痛む……。今度からは、猫の扱い方の勉強をしておこう……。

    目の前には、先に行った三人が待っていた。

2017/06/17 12:15
やはり、問題が簡単すぎましたか?    けっこうわかりづらい問題にしたんですけどね……
2017/06/17 12:18
簡単だったよ。みぃちゃんの感情を読み取ったら答えなんかすぐに分かっちゃった
2017/06/17 12:19
さすがです。共感覚は、めんどくさい能力です。相手の中身まで見える力なんてしんどいだけですから……
2017/06/17 12:20
でも、俺はそれで助かったけどな♪
2017/06/17 12:21
圭お兄様は、黙ってくださいな!!    ワタクシは、鈴鹿さんが気にくわない!!    みぃの問題さえ読めるなんて……
2017/06/17 12:21
俺は、お気に入りだぜ。人の命を助けられる能力だぜ、共感覚は!!    兄貴は、現実を見すぎ……
2017/06/17 12:23
うるさいです、圭。少し黙ってなさい
2017/06/17 12:24
俺の扱い……雑じゃない?
2017/06/17 12:24
そんなことありませんわ!!    圭お兄様のことは、大好きですから♥️
2017/06/17 12:25
ハートをつけるな!!    気持ち悪いぞ!!
2017/06/17 12:25
とにかく、来客者の歌音さんにもこの場所の説明をしましょうか。圭と結愛は、黙ってなさい
2017/06/17 12:26
はーい(-o-)/(二人)
2017/06/17 12:27
ようこそ、予言書の間へ……。ここは、今までの繰り返された世界の記憶と世界の終わりがしるされた書物を、全て保管しているところです。中は厳重に完備されており、外部の者には侵入される事もありません。ただし、その腕輪をしていないと、現実と予言書の間の間にある検問所で電気ショックにより、消し炭にされるので腕輪はつけておいてください。再びループされると困りますから……。 説明はこれぐらいですが、質問はありますか?
2017/06/17 12:27
今まで何回ループしているの?
2017/06/17 12:32
今までのループ回数は、僕が知る限りでは一〇〇〇回を超えています。僕も最近知ったことです。ループの原因は、明里だと思ってます。明里は、小さい頃にお姉さんを失っています。明里の行動・クラス全体の行動が、ループの要因となっているでしょう。だから、僕たちは欠けてはいけないです。欠けるとループしてしまうから……
2017/06/17 12:32
お兄ちゃんにも同じ事を言われました。ループは、私たちの死が原因だって……
2017/06/17 12:36
お兄ちゃんっていうのは、柏原先生のことですか?
2017/06/17 12:39
……って、何故知ってるの?
2017/06/17 12:40
よく一緒にいるところ見てますから……
2017/06/17 12:41
……
2017/06/17 12:41
とにかく、過去の記憶を辿ってみましょうか……。「五回目の記憶」と言ってください。すると、その本が手元に降りてきます
2017/06/17 12:42
じゃあ、「五回目の記憶」
2017/06/17 12:43
    すると、本棚の上段から本が降りてき、歌音の手の中におさまった。本を開くとびっしりと埋められた文字……。中には、何をしたからループをしてしまったと書かれていた。

    明里の暴走を止められず、全員が死んだ回のやつだった。明里は、何故暴走したのだろう?

2017/06/17 12:43
    本を閉じると、本はまた手元を離れ、元の本棚の上段の空きスペースにおさまった。
2017/06/17 12:46
この部屋には、未来の事もありますが、それは僕しかみれません。口外もしませんし、禁止事項です。クラスに言ったらダメです。知っているのは、たったの六人です。これ以上の人数には教えることは出来ません
2017/06/17 12:47
何故?
2017/06/17 12:49
僕が言うことで全員が死ぬことになるからです。そんな周回も一〇回ほど存在します。これ以上は、言えないです。ここでのことは、誰にも言わないでくださいね!!
2017/06/17 12:49
はい……
2017/06/17 12:50
    くっそー!!    こんだけ冷静沈着に言われたら、yes、しか言えないだろうが!!

酷いよ……。このクラス……癖の強いやつが多すぎだ……。

2017/06/17 12:51
今後も精々頑張って下さい。僕は、しばらく認めるつもりはありませんが……
2017/06/17 12:52
それも予言書?
2017/06/17 12:53
内緒です。
2017/06/17 12:53
ケチ!!
2017/06/17 12:53
悠お兄様は、ワタクシたちの事を考えているのにケチって……。身分を弁えなさい!!
2017/06/17 12:54
結愛は、黙っててください
2017/06/17 12:54
はーい(-o-)/
2017/06/17 12:55
そろそろ夕食の時間です。元の世界に戻りましょうか。今回だけは一緒に戻ってあげます、歌音さん。ただ単に、腕輪のスイッチを切るだけで元に戻ります。みぃはここの番人で飼い主は、僕です。これだけは覚えておいてくださいね
2017/06/17 15:10
    歌音は、悠の言うとおり、腕輪のスイッチを切った。

    すると、辺りは夕暮れ時。赤く染まった旧校舎の空き教室前に私はいたのだ。

もちろんの事、三人は別のところから入っていたらしく、歌音の近くにはいなかった。

    物悲しい世界に歌音一人取り残された気分に陥ったのであった。

    みぃ……白川悠の飼い猫で予言書の間の番人……。覚えておこう。

2017/06/17 15:13
    歌音は、夕食に間に合うように急ぎ足で、寮に戻るのであった。
2017/06/17 15:16

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