テキスト作品詳細

パナギアの童女は茶室で微笑む ――その女は死を知らず、ただ眠るのみ――

52|現代ドラマ|連載中|12話|57,130文字

聖書ラノベ新人賞, フス, 濃茶, キリスト教, カトリック, プロテスタント, ザビエル, サンタクロース, ヨハネの黙示録, 茶室, マリア, 母国語で主を讃えよ

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カトリックJK vs プロテスタントJD vs 仏教徒(字義通りの肉食系男子)、ミツドモエの骨肉の争いは今、始まら「ない」。茶菓子ウマけりゃ全てよし。西国への楽しい旅が絆を深める。読むだけで、聖書雑学もガツガツ学べるお話です。『神の御名にてこれを練る。汝ら不死なり』

←↑キャッチ・あらすじ↓→

地図と数字がやや苦手なカソリック女子高生、瓶白(みかしろ)は悩んでいた。今や昏睡状態となった祖母が、まだ元気だった頃に残した「暗号文」が解けずにいたからである。彼女が管理する「楽園の茶室」に、偶然誘われた、宮大工の息子にして同学年の仏教男子、金剛寺が茶菓子に釣られてその謎を解き明かす。その文には、サンタクロースでおなじみの聖ニコラウスに縁深き≪廃墟の街カヤキョイ≫、また聖書でも有名なエペソにある《聖母マリアの終の住処》、そこに家族の思い出の品が残されている、とあった。だがかの地、トルコ共和国は一介の高校生には遠すぎた。バイト先の女性(ルーテル)、考古学研究室の女性(教団)、聖書解釈を愛する兄……彼らの助力と共に、ついに「謎解き巡礼バラエティー、ヨハネの墓まで行って急!」の旅が始まる。(エペソには、福音書記者ヨハネの墓もあります)

Knead in the name of God, Ye shall not surely die.

もくじ

登場人物紹介

✝執筆者コメント✝
★公式以外の人物図は、 あままつ さんのアイコンをお借りしています。感謝。
★この物語は、フィクションにて候。また、実在の人物・聖人・天使・堕天使・その名をみだりに呼んではいけない神いわゆるゴッド・教会・寺院・地下鉄路線・駅名・団体名・学校名とは、無関係にて候。
★キャラの年齢は、ストーリーが四月開始なので、四月一日現在です。鈴木輝一郎先生の仰る通りに、各キャラの履歴書を作り、一部抜粋して以下に紹介しています。(参考:小説家になるな!: 小説新人賞の受賞はホントに簡単 (トークメーカー新書) Kindle版, 著者: 鈴木輝一郎, 至道流星, 架神恭介 敬称略)

金剛寺常悦(こんごうじ じょうき) Joki KONGOJI 15歳 3月19日生まれ
・仏教徒――十三宗 五十六派 超宗派寺院「天衝山 金剛寺」門徒
 金剛寺そのものは、地下鉄東征線「天衝山」駅近くにあるが、金剛寺兄弟の住居はその寺から自転車で10分程度離れたところにある。
・十字大学教育学部付属中学校→同・高等学校1年
★天衝山金剛寺直系の宮大工の息子。兄と同じくパズルや謎解きが得意。幼少期、寺の食堂(じきどう)での精進料理に懲りたのか、今では肉好き、脂好き。夕食は家の隣にある「福音商会」エヴァンジェルで摂る。
★後天的な訓練で直感像記憶を獲得し、自らの眼で見た内容を、動画や静止画として記憶できる。また、幼少期の激痛経験により旧皮質のペインマトリックスが消失、肉体の痛みを〝感じるが無視できる〟体質である。
★金剛寺家のゴミ出しを担当。
鉄川与助――仏教徒でありながら多くの教会を建築――を目標とし、将来は建築科への進学を考えている。

瓶白(みかしろ)いのり Maria Inori MIKASHIRO 15歳 8月15日生まれ
・カトリック――カトリック楽園教会 教会員
・ステラマリア女学院中等部
 →楽園高等学校女子部(らくじょ)1年
 →???
★とある大企業創業家の一粒種息女。祖母譲りの茶室とその露地の管理をしている。またその茶室は、楽園町の巨大マンションに併設されているため、〝楽園の茶室〟と呼ばれている。
★多忙な父母とはあまり接触が無く、祖母を慕っている。成績は優秀だが地図や数字がやや苦手であり、そのことを祖母から心配されていた。
★口癖は「企業秘密です」

牛王礼子(ごおう れいこ) Reiko GOOH 19歳
・ルーテル派プロテスタント――日本福音ルーテル楽園教会 教会員
・九州F県ほとめき市出身。英語とスペイン語の会話には不自由しない。現在一人暮らし。
 十字大学 医学部 医療サイエンス科 2年(学部生)
「福音商会」エヴァンジェルで日々大量に消費される、全ての食材買出しと調理を担当。昼は大学、夕方から夜中にかけて福音商会のキッチンでバイトするのが日課となっている。その後、ルーテル楽園教会のそばにある、野菜テンコモリ・スリオロシニンニクは自分で入れる超大盛系のラーメン屋での食事が御褒美。どれだけ食べても太らない体質。その体は華奢で低血圧、低身長。
★金剛寺常悦から「姐さん」と敬愛をこめて呼ばれている。
★クリスチャンであることは大学内では隠しており、十字大学聖書S研究KサークルCには未だ加入せず。
★将来は、漠然とだが臨床検査技師を目指している。

獅子吼成恵(ししく なるえ) Narue SHISHIKU 22歳
・プロテスタント日本基督教団――日本基督教団楽園教会 教会員
・近畿O府高月市出身。同人社女子高等学校→十字大学
 →同 大学院 文学研究科 考古学研究室 M1
★昨年まで、十字大学聖書(S)研究(K)サークル(C)のサークル長を務めていた。教会員の多い教会に通うため交友関係が広く、「キリスト者学生会」とのパイプもあり、時々大学のサークル活動に招いている。
★高校まではバレボール部だったが、大学ではとある二次元コンテンツの影響で刀剣に目覚め、居合部にも入っている(SKCとの掛け持ち)。体育会系であり、水泳、柔道、弓道もこなす鋼鉄の女。
★男の人と男の人が掛け算の状態で出てくる漫画が好き。「リバーシブル」「総受け」など、意味不明な単語を稀に口にする。
★関西出身というのもあり、将来は奈文研、または歴博の学芸員になることを希望している。

金剛寺(兄) Bros. KONGOJI 22歳
・金剛寺常悦の兄。集団に属することを嫌う有神論者。宗派不明。
・十字大学大学院 理工学研究科 人工知能研究室 M2
 (大学3年の時に修士合格。大学を卒業せずに修士に進学)
主を畏れる存在(ゴッドフェアラーズ)の一人。聖書解釈(ミドラーシュ)を趣味としている。人生の目標は、「全ての生を受けた者たちに、普遍的かつ最終的な救済を与えること」(本人談。)
★野菜、果物だけを食べているベジタリアンであり、イジチクが好物。
★知力は常人の理解を遥かに超え、特に機械学習の世界では全人類の四半世紀先の技術を、個人レベルで所有していると噂されている。
★世界中の携帯電話とルーターはおろかWiFiやBluetoothにまで裏口バックドアを仕込み、世界中の要人の恥部を握ってはてのひらの上で自在に転がし、遠隔操作のために携帯電話からリポ電池を取り外せなくした張本人。すべての暗号を解く事ができる異能数学者キチガイにして、全人類の敵アーチエネミー、教科書に載せられないレベルの史上最悪、世界的にも有名なクラッカー・・・・・である。
★十字大学ではKGC(キリスト者学生サークル)に入るが、その名称を聖書(S)研究(K)サークル(C)に変更させた張本人。
★金剛寺家では、掃除と、地下巨大サーバの運営を担当。

馬場教授 BABA, Dr., Professor
・十字大学 理工学部 人工知能研究室 教授
・AIが専門。昔、米国留学時代にクリスチャン(プロテスタント)に改宗。十字大学が誇る名物教授であり、十字大学聖書(S)研究(K)サークル(C)の顧問を長年務める。金剛寺(兄)の指導教官であり、彼の数少ない良き理解者である。

海石榴市教授 TSUBAICHI, Ph.D., Professor
・十字大学 文学部 考古学研究室 教授
・遺構・遺跡の発掘が専門。国内では平安時代、海外ではビザンチン帝国時代を得意とする。獅子吼成恵の指導教官。宗派は多分、ファッション仏教徒だと推測される。ギターマンドリン部顧問。

多鹿部長  Boss TAJIKA
「福音商会」(エヴァンジェル)不動産部門(リアルエステート)責任者(ボス)。60歳を超えており、好々爺である。無類の猫好き。プロテスタントだが、日曜日は居室でゴロゴロするだけの不良クリスチャン。

靈鷲たまわしハハヤ Hahaya TAMAWASHI 年齢不詳(アラサー?)
★金剛寺(兄)の私設第一秘書兼ボディーガード。事実上の武装私兵。国内ではどうやっても逮捕されない特権的存在。金剛寺家に住み込んでいる。
★バイクと刀剣(文化財扱い)の手入れ、小銃の分解結合が趣味。彼女が歩いた後は、オイルと硝煙の香りがする。
★金剛寺家では自宅の設備維持と警備を担当。兄の家族カードを渡されており、事実上、金銭は無制限に使える様子。
★残りの人生を金剛寺(兄)に惜しみなく捧げ、閣下(マイ ワーシップ)と呼び讃えている。
☆作者ネタバレ:ップと、タマワシ、オヤジギャグレベルです。崇拝と崇敬、特別崇敬の違いとその概念を、ストーリーに入れたかったのでつい……。

靈鷲(たまわし)ユキ Yuki TAMAWASHI 14歳
・聖プネウマ中学校 3年(聖中まで金剛寺家から55分)
※聖プネウマ中学校・高校は、宗派不問。
★金剛寺(兄)の真・私設第一秘書(自称)。金剛寺家に住み込んでいる。家事の苦手なハハヤが呼び寄せた。ハハヤの親類縁者。
★金剛寺家では、カナリアとオカメインコの飼育、住人の洗濯を担当。
★金剛寺家では肉の調理が禁じられているため、アラサー女はともかく、成長期の金剛寺常悦(毎日)と靈鷲ユキ(土曜日以外)は、隣の家で食事を摂るのが日課となっている。

瓶白(みかしろ)メルクーリ禱子(とうこ) Maria Xaviera(マリア エクサヴィエラ)  Toko Mikashiro Μερκούρη(メルクーリ)
・カトリック――カトリック楽園教会 教会員
瓶白いのり父方の祖母。現在、第八日赤病院に入院中。本編開始時では、既にかなり危篤、昏睡状態。〝楽園の茶室〟の発案・設計・施工者であり、そこには何らかの願掛けが施してあるという。晩年、足腰が弱ってからは、〝楽園の茶室〟で祈る事が多くなった。カトリックで受洗したため、カトリックとしての人生を満喫しているが、朝方の祈りをλειτουργιαリトルギアと呼ぶなど、実生活では、正教会オーソドクスと混濁しているようである。健常な時は二相睡眠者で、深夜と朝方に祈るスタイルだった。

小説情報

パナギアの童女は茶室で微笑む ――その女は死を知らず、ただ眠るのみ――

谷川求鹿(タニガワグロク)  @glock17

執筆状況
連載中
エピソード
12話
種類
テキスト作品
ジャンル
現代ドラマ
タグ
聖書ラノベ新人賞, フス, 濃茶, キリスト教, カトリック, プロテスタント, ザビエル, サンタクロース, ヨハネの黙示録, 茶室, マリア, 母国語で主を讃えよ
総文字数
57,130文字
公開日
2017年10月22日 08:15
最終更新日
2017年12月12日 02:15
レビュー数
0

レビュー一覧

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作者プロフ

谷川求鹿(タニガワグロク)  @glock17

それではシリトリをしましょう。では私から。みかん。嗚呼、皆さん、お強いですね......


 まずは私の昔話から。大学時代は聖書関連のサークルに入っていました。サークル員の多くはプロテスタントですが、僅かながらにカトリックの方も在籍しておりました。「イエス様」「イエズス様」と呼称は違えども心は一つ、――今思えば、いいサークルでした。

 さて、そういうわけで、主の平和、とか書かれた年賀状(クリスマスカード)をもらうことも少くないこの人生、今まで受けた恩に報いる為に、過去の経験をベースにして1つ小説を書いてみました。折角書いたからには、人の目に留まれば、私は幸せです。

ペンネームは↓から取りました。申し訳ありません。

涸れた谷に鹿が水を求めるように
神よ、わたしの魂はあなたを求める。
神に、命の神に、わたしの魂は渇く。
いつ御前に出て神の御顔を仰ぐことができるのか。
昼も夜も、わたしの糧は涙ばかり。
人は絶え間なく言う「お前の神はどこにいる」と。
わたしは魂を注ぎ出し、思い起こす
喜び歌い感謝をささげる声の中を
祭りに集う人の群れと共に進み
神の家に入り、ひれ伏したことを。
なぜうなだれるのか、わたしの魂よ
なぜ呻くのか。神を待ち望め。
わたしはなお、告白しよう
「御顔こそ、わたしの救い」と。
わたしの神よ。(詩編42)

♪谷川の 水を 求めて あえぎさまよう 鹿のように~
よく、バイト先で、自分で伴奏しながら唄わされました(泣)

アイコンはあままつさんのを使ってます。感謝。
https://mobile.twitter.com/ama_mt_
https://www.pixiv.net/member.php?id=16946491

しゃべログ
http://shabelog.com/blog/glock17/
小説用の、文字以外の資料を置いています。

それでは最後にもう一度、シリトリをしましょう。次は負けません!では私から。メロン......

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2017年12月12日 02:15 更新

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